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挑戦者・新美貴士の「弱点がたくさんある」に初防衛&リベンジマッチに臨む寺田匠「レベルが違う」【K-1】

2025.02.08 Vol.Web Original

 K-1の2025年第1弾大会となる「K-1 WORLD MAX 2025」(2月9日、東京・国立代々木競技場 第二体育館)の前日計量が2月8日、都内で開催された。

「K-1 WORLD GPフェザー級タイトルマッチ」で対戦する王者・寺田匠(team VASILEUS)は57.50kg、挑戦者の新美貴士(名古屋JKファクトリー)は57.40kgでともに規定体重をクリアした。

 寺田はプロ戦績11戦10勝(4KO)1敗。この1敗は2023年6月のKrushで新美に2つのダウンを奪われたうえでの判定負けを喫したもの。その後、昨年7月にK-1王座のトップコンテンダーと目されていた兼田将暉に判定勝ちを収め当時の王者・軍司泰斗への挑戦を実現させると、延長にもつれ込む接戦を制し王座を獲得。今回は初防衛戦にしてリベンジマッチとなる。

 新美は2020年に王座決定トーナメントを制しKrushフェザー級王座を獲得。2022年5月に久村修平に敗れるまで3度の防衛を果たした。2022年8月のK-1フェザー級世界最強決定トーナメントでは1回戦でワン・ジュングァンに敗戦、2023年3月のK-1×RISE対抗戦ではRISEフェザー級王者の門口佳佑に判定負けと大一番での敗戦が続いたが、現在2連続KO勝ちで完全復調を果たしている。

元K-1王者ゴンナパーを迎撃する古村匡平「勝って、人生を変える」。ゴンナパーは「どちらが先に倒れるか」【KNOCK OUT】

2025.02.08 Vol. Web Original

 KNOCK OUTの2025年第1弾大会となる「KNOCK OUT 2025 vol.1」(2月9日、東京・後楽園ホール)の前日計量が2月8日、都内で開催された。

 今大会では 元K-1 WORLD GPライト級、元Krushライト級王者のゴンナパー・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)がKNOCK OUTに初参戦し、古村匡平(FURUMURA-GYM)とKNOCK OUT-RED −63.0kg契約で対戦する。

 古村はヒジありルールのREDルール戦線で活躍。事あるごとにアピールしている現KNOCK OUT-REDライト級王者・重森陽太(クロスポイント吉祥寺)への挑戦実現に落とせない一戦となる。

 計量ではゴンナパーは63.0kg、古村は62.8kgでそれぞれ規定体重をクリアした。

 その後に行われた会見で古村は「人生かけてゴンナパーに勝って、人生変えます。絶対に勝ちます。(ゴンナパーは)いつも見ているように強そうだなと思った。目に力を感じたので明日はすごい試合になると思うが、絶対に僕が勝ちます」と大一番に気合十分。

 ゴンナパーは「このKNOCK OUTというリングは初めてなんですが気合十分です。全力を尽くします。明日は自分のスタイルを貫いて見応えのある試合にしようと思う。相手はいろいろな武器を持っているし、ムエタイの技にも長けていると思うが自分は自分の仕事をしたい」とこちらも淡々とした口ぶりながらも静かに闘志を燃やした。

2・24ライト級ワンデートーナメントの組み合わせ決定。弘輝が西京との対戦を回避した6人を非難。SNSで遺恨勃発の永澤と伊藤が一触即発【Krush】

2025.01.27 Vol.Web Original
「Krush.171」(2月24日、東京・後楽園ホール)で開催される、8選手参加によるワンデートーナメント「Krushライト級GP2025」の公開組み合わせ抽選が1月26日、「Krush.170」のリング上で行われた。
 
 抽選の結果、1回戦第1試合「昇也(士魂村上塾)vs 伊藤健人(K-1ジム蒲田チームアスラ)」、第2試合「西京佑馬(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)vs 弘輝(WORLD TREE GYM)」、第3試合「天野颯大(キング・ムエ)vs 児玉兼慎(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)」、第4試合「古宮晴(昇龍會)vs 永澤サムエル聖光(林商店)」の組み合わせとなった。第1と第2試合の勝者、第3と第4試合の勝者が準決勝で対戦。その勝者が決勝で対戦する。
 
 抽選はまず最初に枠を選ぶ順番を決める抽選が行われ、西京が1番、児玉が2番、永澤が3番、昇也が4番、古宮が5番、天野が6番、伊藤が7番、弘輝が8番に決定。

白幡裕星が林佑哉を破り復活。王者・黒川瑛斗への挑戦、バンタム級の活性化をアピール【Krush】

2025.01.27 Vol.Web Original
「Krush.170」(1月26日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで行われたバンタム級戦で白幡裕星(K-1ジム総本部チームペガサス)と林佑哉(K-1ジム大宮チームレオン)が対戦した。試合は激しい打撃戦となり、白幡が3-0の判定勝ちを収め、バンタム級の活性化をアピールした。
 
 今大会は当初、王者・大夢に長野翔が挑戦する「Krushフライ級タイトルマッチ」がメインで行われる予定だったのだが、長野が病気のためドクターストップがかかり欠場となりタイトル戦が中止に。白幡vs林戦が繰り上がってメインとなった。
 
 2人は昨年行われた「第9代Krushバンタム級王座決定トーナメント」に出場し、林は準決勝で、白幡は決勝でそれぞれ黒川瑛斗に敗れており、ともにここで勝って黒川への挑戦をアピールしたいところ。

“DARUMA”健太が元王者の山際和希にKO勝ち。「ウェルター級が盛り上がっていない。トーナメント開催お願いします」とアピール【Krush】

2025.01.27 Vol.Web Original
「Krush.170」(1月26日、東京・後楽園ホール)のセミファイナルでプロ戦績9戦目の“DARUMA”健太(K-1ジム蒲田チームアスラ)が元Krushウェルター級王者の山際和希(谷山ジム)に2RでKO勝ちを収め、ウェルター級の新時代をアピールした。
 
 山際は所属する谷山ジムの興行「Bigbang」が年に4~5大会あることからスケジュールが合わず、今回は2年11カ月ぶりのK-1グループの大会での試合だった。健太は2022年からK-1グループに参戦。初戦こそ敗れたものの、以降3連勝(1KO)でこの日を迎えた。
 
 1R、ともにオーソドックスの構え。山際の右ローにDARUMAがパンチを合わせる。DARUMAは右カーフ、左インロー。DARUMAは踏み込んで右ボディー。山際は右ロー。DARUMAが圧をかけて右ロー、左ボディー。山際は右ロー。DARUMAが左ハイ。DARUMAは右ロー、右カーフ。山際も右ロー。DARUMAは右カーフ。山際の右ローにDARUMAがパンチを合わせる。山際は右ミドル、右ローを返す。DARUMAは左ボディー、左インロー。山際は右ミドル。

元女子アトム級王者の高梨knuckle美穂がゼロからの再スタート。約2年7カ月ぶりとなる復帰戦でMOEに2-1の判定勝ち【Krush】

2025.01.27 Vol.Web Original
 元Krush女子アトム級王者の高梨knuckle美穂(K-1ジム五反田チームキングス)が「Krush.170」(1月26日、東京・後楽園ホール)で約2年7カ月ぶりとなる復帰戦でMOE(若獅子会館)と対戦し、2-1の判定で勝利を収めた。
 
 高梨は2018年9月の「KHAOS.6」のデビュー戦から2022年2月のK-1東京体育館大会まで破竹の10連勝。その間にKrush女子アトム級王座を獲得し。パヤーフォン・アユタヤファイトジムを相手に防衛を果たしている。前戦となった2022年6月のK-1初の女子大会「RING OF VENUS」でエリヴァン・バルトに敗れプロ初黒星。そこからリングを離れていた。
 
 高梨は所属もK-1ジム五反田チームキングスに変更。コスチュームも自身
の名前だけのノースポンサー状態で文字通りゼロからの再スタートとなった。

木村萌那がサイドキックを多用の変則スタイルで元ミネルヴァ王者を翻弄。判定勝ちでデビュー2連勝【Krush】

2025.01.27 Vol.Web Original
 2022年の女子ボクシング世界選手権に出場した木村萌那(K-1ジム目黒TEAM TIGER)が「Krush.170」(1月26日、東京・後楽園ホール)でキック転向2戦目に臨み、3-0の判定勝ちを収め2連勝を飾った。
 
 木村は昨年11月の後楽園大会で荻原愛相手にプロデビュー戦に臨み、1Rに左ストレートの右フックで2度のダウンを奪いKO勝ちを収めた。
 
 この日は元NJKFミネルヴァ ライトフライ級王者のYuka☆(SHINE沖縄)と対戦した。 
 
 1R、サウスポーの木村が左ストレートを立て続けに打ち込む。そして右のサイドキックを顔面に連打。木村は独特のステップを踏み、ガードを下げた半身の体勢からサイドキック、そして左ストレート、左ミドル。Yuka☆は右ミドル。ガードを固めて前に出るYuka☆に木村はサイドキックを連打。そして左ストレート。なおもサイドキックから左ストレート、右ボディー。

2・26「K-1 AWARDS 2024」がABEMAとK-1公式YouTubeチャンネルで完全生中継。MVPは初の海外勢の可能性も

2025.01.20 Vol.Web Original
 K-1グループが1月20日、年間表彰式である「K-1 AWARDS 2024」(2月26日)をテレビ&ビデオエンターテインメント「ABEMA」とK-1公式YouTubeチャンネルで完全生中継することを発表した。
 
「K-1 AWARDS」はK-1グループが開催したプロイベント(K-1、Krush)とK-1アマチュアのすべての大会と出場選手を対象にした年間表彰式。
 
 今年で8年目の開催となり、2017年は武居由樹、2018年は武尊、2019年は江川優生、2020年は木村“フィリップ”ミノル、2021年は野杁正明、2022年は軍司泰斗、2023年は金子晃大が最優秀選手賞(MVP)を獲得している。
 
 MVPの他には最高試合賞、技能賞、敢闘賞、殊勲賞、ベストKO賞などを制定。2020年からはKrush最優秀選手賞(MVP)、Krush最高試合賞(ベストバウト)といったKrushを対象とした賞も設けられている。

ライト級ワンデートーナメントの参戦8選手が決定。児玉兼慎と弘輝があわや乱闘。1階級下から参戦の天野颯大がV宣言【Krush.171】

2025.01.14 Vol.Web Original
 Krushが1月14日、都内で会見を開き「Krush.171」(2月24日、東京・後楽園ホール)での開催が発表されていたライト級のトップファイター8選手によるワンデートーナメント「Krushライト級グランプリ 2025」の参戦選手を発表した。
 
 本戦にエントリーされたのは伊藤健人(K-1ジム蒲田チームアスラ)、西京佑馬(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)、児玉兼慎(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)、弘輝(WORLD TREE GYM)、永澤サムエル聖光(林商店)、昇也(士魂村上塾)、古宮晴(昇龍會)、天野颯大(キング・ムエ)の8選手。この日の会見には西京を除く7選手が出席した。

前K-1王者の朝久泰央が2度のダウンを奪ってBreakingDown王者のYURAに判定勝ち。ファイトマネーは全額寄付【RIZIN DECADE】

2024.12.31 Vol.Web Original
 RIZINの10回目の大晦日大会となる「RIZIN DECADE/雷神番外地」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ ※ABEMA PPV等で配信)で前K-1 WORLD GPライト級王者の朝久泰央(朝久道場)とRISEのスーパーライト級でも7位にランクインする、BreakingDownフェザー級王者のYURA(ダイヤタイガージム)がRIZINキックボクシングルールで対戦した。
 
 朝久は2021年7月にゴンナパー・ウィラサクレックを破り、王座を獲得も昨年3月に与座優貴に敗れ陥落。その後、ケガで長期欠場となり、今年10月にKrushで龍華を相手に復帰戦に臨み、判定で勝利を収めた。
 
 YURAはBreakingDownで活躍する一方でRISEにも参戦。昨年12月の「RISE WEST.21」ではねぎ魔神、今年3月には「RISE ELDORADO 2024」というビッグマッチにも出場しKENTAに勝利し、スーパーライト級(-65kg)で7位にランクイン。10月の「FIGHT CLUB.2」では木村“ケルベロス”颯太にTKO勝ちを収めている。また12月8日に行われた「BreakingDown14」ではフェザー級1dayトーナメントで優勝しBreakingDown初代フェザー級王者となっている。

安保瑠輝也の「お前はイランの反則王」にカリミアンは安保を男性器呼ばわり。外国人なら何を言っても許されるのか…【RIZIN 雷神番外地】

2024.12.26 Vol.Web Original
 RIZINが12月26日、都内で会見を開き「RIZIN DECADE」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の第2部で行われる「雷神番外地」の安保瑠輝也(MFL team CLUB es)の対戦相手が前K-1 WORLD GPクルーザー級王者のシナ・カリミアン(イラン/SINA ARMY)となることを発表した。
 
 安保は当初、元WBC世界ライト級暫定王者のライアン・ガルシア(アメリカ/ゴールデンボーイ・プロモーションズ)と対戦の予定だったが、ガルシアのケガで試合が延期されることが18日に発表されている。
 
 2部については22日に行われた会見で、BreakingDownファイターを中心とした朝倉未来の選抜選手とBLACK ROSEを中心とした平本蓮の選抜選手との対抗戦を行うことを発表。安保は朝倉軍の一員としてメインに出場し、対戦相手については後日発表となっていた。
 
 会見には安保はリモートで、カリミアンは会場で参加。画面越しに激しい舌戦を繰り広げた。
 
 カリミアンは登場するや安保の等身大のパネルとの2ショットのフォトセッションとなったのだが、いきなりヒザ蹴りでパネルを破壊。大荒れを予感させる幕開けとなった。

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