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末松晄が紗依茄にKO勝ちし「今年中に松谷選手にリベンジして必ずK-1王者になる」【Krush】

2025.05.19 Vol.Web Original

「Krush.174 ~in OSAKA」(大阪府立体育会館・第2競技場=エディオンアリーナ大阪)で行われた女子アトム級戦で、今年2月に行われた「第3代K-1 WORLD GP女子アトム級王座決定トーナメント」で準優勝に輝いた末松晄(K.I.K team BLADE)が紗依茄(月心会チーム侍)を相手に再起戦に臨み、KO勝ちを収めた。

 末松は高校在学中にプロデビューを果たし、K-1グループには2023年4月の「Krush~RING OF VENUS~」で初参戦。そこから4戦3勝1分の星を残し、2月のトーナメントに抜擢されると準決勝でオーストラリアのWBC&MTLの3冠王者であるルシールをほぼ完封し決勝に進出。決勝では優勝した松谷綺と互角の攻防を展開し0-2で無念の判定負けとなった。

石田龍大が松本海翔から3度のダウンを奪ってKO防衛。K-1王者・寺田匠への挑戦をアピール【Krush】

2025.05.19 Vol.Web Original

 Krushの5年半ぶりとなる大阪大会が5月18日に行われた。今回は昼夜の2部制で行われ第1部の「Krush.174 ~in OSAKA」(大阪府立体育会館・第2競技場=エディオンアリーナ大阪)のメインイベントでは「Krushフェザー級タイトルマッチ」が行われ、王者・石田龍大(POWER OF DREAM)が松本海翔(TAD)を相手に初防衛戦に臨んだ。試合は石田が2RでKO勝ちを収めた。

 石田は「K-1甲子園2019」の-60kg王者で2020年2月にプロデビュー。2戦目こそ髙橋直輝に判定負けを喫するも、以降6連勝で、昨年行われた「第9代Krushフェザー級王座決定トーナメント」に参戦。準決勝で“狂拳”迅からKO勝ち。決勝は橋本雷汰と延長までもつれる試合を制して、同王座を獲得した。今年2月にはK-1代々木大会で永坂吏羅を接戦の末、判定で下しプロ戦績を11戦10勝(4KO)1敗とした。

小田尋久が初防衛に失敗。王者となったアビラルが引退を止めた周囲に感謝し「K-1王者に絶対になります」【Krush】

2025.05.19 Vol.Web Original

 Krushの5年半ぶりとなる大阪大会が5月18日に行われた。今回は昼夜の2部制で行われ第2部の「Krush.175 ~in OSAKA」(大阪府立体育会館・第2競技場=エディオンアリーナ大阪)のメインイベントでは「Krushスーパー・ウェルター級タイトルマッチ」が行われ、王者・小田尋久(TEAM3K)がアビラル・ヒマラヤン・チーター(ネパール/志村道場)を相手に初防衛戦に臨んだ。試合はアビラルが計3度のダウンを奪いタオル投入によるKO勝ちを収め、王座を獲得した。

 小田はフルコンタクト空手出身で、キックボクシングは2021年11月にプロデビュー。K-1グループには2023年2月のKrushが初参戦で夜叉猿、山崎陽一を相手に2連勝し、昨年5月から始まった「第5代Krushスーパー・ウェルター級トーナメント」への出場を勝ち取る。準決勝では優勝候補と目されていた森田奈男樹をKOで破り、8月に行われた決勝では璃久を破って同級王座を獲得した。その勢いを駆ってK-1初参戦となった10月の大阪大会では「K-1 WORLD MAX 2024 -70kg世界最強決定トーナメント」優勝者のストーヤン・コプリヴレンスキーと対戦し、ダウンを奪いあと一歩のところまで追いつめたが、延長で無念の判定負けを喫した。

王座獲得の大沢文也が自身の負けを予想したラウンドガールに「この野郎!バカ」。6月の代々木大会への出場もアピール【KNOCK OUT】

2025.05.19 Vol.Web Original

 元Krushライト級王者の大沢文也(ザウルスプロモーション)が「KNOCK OUT 2025 vol.3」(5月18日、東京・後楽園ホール)のメインで行われた「KNOCK OUT-BLACKライト級タイトルマッチ」で王者・大谷翔司(スクランブル渋谷)を破り、王座を獲得した。

 2人は2023年12月に「Krush.156」で対戦し、延長にもつれる接戦の末、2-1の判定で大谷が勝利を収めている。大沢は昨年12月の「K.O CLIMAX 2024」でKNOCK OUTに初参戦すると、初挑戦のKNOCK OUT-UNLIMITEDルールでREDスーパーライト級とBLACKライト級の元王者バズーカ巧樹に3-0の判定勝ち。試合後には大谷との再戦をアピールし、今回のタイトル挑戦につながった。

RibelLionの切り込み隊長・児玉兼慎が上野空大に試合終了間際の劇的KO勝ち。「負けたら連敗。勝てて良かった。根性勝ち」【Krush】

2025.04.30 Vol.Web Original

「Krush.173」(4月29日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで児玉兼慎(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)vs 上野空大(kickboxing gym SHINYUUKI+)のライト級戦が行われた。

 試合は3Rほぼノンストップの打ち合いを展開した上で、児玉が試合終了間際についにダウンを奪い、KO勝ちを収めた。

 児玉は昨年、瓦田脩二、伊藤健人という2人の元Krushライト級王者を破り、一気にトップ戦線に浮上。その勢いを駆って今年2月には後楽園ホールで行われたワンデイトーナメント「Krushライト級GP 2025」に参戦も1回戦で天野颯大に敗れ、今回は再起戦だった。

 上野は2023年3月にデビューし昨年7月まで4戦4勝(2KO)の戦績を残し、9月には元K-1 WORLD GPライト級王者のゴンナパー・ウィラサクレックの対戦相手に抜擢されるも3度のダウンを奪われた上でのTKO負けを喫し、こちらも再起戦だった。

フェザー級の新鋭・関口功誠が元王者・新美貴士に競り勝ち7連勝「権利はあると思う」とタイトル挑戦をアピール【Krush】

2025.04.30 Vol.(撮影・蔦野裕)

「Krush.173」(4月29日、東京・後楽園ホール)のセミファイナルで行われたフェザー級戦でプロ7戦目の関口功誠(ALONZA ABLAZE)がKrush王者の新美貴士(名古屋JKファクトリー)を激闘の末、判定で破る金星を挙げた。

 新美は今年2月のK-1でK-1 WORLD GPフェザー級王者の寺田匠に挑戦し、こちらも3R通して激しい打ち合いを展開した上での判定負けを喫している。

 関口は2023年7月にデビューし、ここまで6戦6勝(4KO)の次代を担う期待のホープと目される存在。

 1R、サウスポーの新美とオーソドックスの構えの関口。いきなり仕掛ける新美だが関口もワンツー、右ロー。関口のインローがローブローとなり注意が出る・ガードを固めて前に出る新美のボディーに連打の関口。新美は前に出てインローからワンツー。新美は圧をかけて下がらせての左ミドル、左ストレート、左ロー。関口は左ジャブから右ストレートも新美は前に出て左ストレート、右フック、左ミドル。関口は前蹴りからワンツー。新美はとにかく前に出て左インロー、左ストレート。

塚本拓真が岩﨑悠斗にKO勝ち「頑張ればいいことあるんだよということがみんなに届いてほしい」【Krush】

2025.04.30 Vol.Web Original

「Krush.173」(4月29日、東京・後楽園ホール)で行われたスーパー・ライト級戦で塚本拓真(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)と岩﨑悠斗(サイガジム)が対戦した。2人は試合決定後、SNS、前日会見と激しい舌戦を展開。遺恨ムードの漂う試合は塚本が2RでKO勝ちを収めた。

 塚本は昨年、ゴンナパー・ウィラサクレック、不可思、佐々木大蔵といった格上の選手との試合が続き、いずれも激闘を繰り広げたうえで4戦2勝2敗。さらなる飛躍を期しての2025年の初戦だった。

 岩﨑はK-1甲子園にも出場し、プロデビュー後はJ-NETWORKとS-BATTLEでタイトルを獲得。Krushには2013年に初参戦し、4戦3勝1分の戦績を残し2016年には佐々木大蔵の持つライト級王座に挑戦も判定負け。その次戦ではK-1初参戦でゴンナパー・ウィラサクレックと対戦もTKO負けを喫した。以降、勝ち負けを繰り返し、今回は昨年11月に川﨑聖亮朗に敗れて以来の再起戦だった。

スーパー・ライト級の新星・坂本優輝が左フック一発、わずか17秒でKO勝ち【Krush】

2025.04.30 Vol. Web Original

「Krush.173」(4月29日、東京・後楽園ホール)で行われたスーパー・ライト級戦で40歳のベテラン松本篤人(バンゲリングベイ・スピリット)と22歳のホープ坂本優輝(ARROWS GYM)が対戦し、坂本がわずか1R17秒で衝撃のKO勝ちを収めた。

 松本は東京大学を卒業して厚生労働省に入省した“官僚ファイター”。その職業柄、試合数は少ないものの2023年1月に行われた「第9代Krushスーパー・ライト級王座決定トーナメント」にも出場経験のある実力者。

 坂本は2022年にKrushでデビュー。この試合まで5戦4勝(4KO)1敗と高いKO率を誇るファイターだ。

シナ・カリミアンが反乱軍「RibelLion」に加入し「宮田の頭の悪さにはもう疲れたわ」と暴言。5・31横浜大会への参戦もアピール【K-1】

2025.04.30 Vol.Web Original

“令和の反則王”シナ・カリミアン(イラン/SINA ARMY)が4月29日、K-1グループ内でレオナ・ペタス(
THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO)が立ち上げた反乱グループ「RibelLion」へ加入することが発表された。

 この日、K-1グループは東京・後楽園ホールで「Krush.173」を開催。休憩時間に入ると永坂吏羅(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)を先頭にRibelLionのレオナ、松山勇汰(ALONZA ABLAZE)が現れリングをジャック。

 永坂は「俺たち、K-1反乱軍からビッグニュースがあるからリングジャックしに来たぜ」と言うや、まずは「K-1 BEYOND」(5月31日、神奈川・横浜BUNTAI)に向けての決意表明。

反乱軍のレオナ・ペタスが宮田プロデューサーの胸ぐらつかみ、あわや傷害事件。「お前のK-1、潰してやる」と捨て台詞【K-1】

2025.04.07 Vol.Web Original

 K-1が4月7日、都内で「K-1 BEYOND」(5月31日、神奈川・横浜BUNTAI)の追加対戦カード発表会見を開催した。

 会見にはすでにカードが発表されている「RibelLion(リベリオン)」のレオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO)も出席したのだが、宮田充K-1プロデューサーの発言に怒りをあらわにし、胸ぐらをつかみ関係者に引きはがされる場面もあった。レオナは「お前のK-1、潰してやる」と捨て台詞を残し会見を途中退場した。

 レオナについては3月26日に行われた会見で「第6代K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王座決定トーナメント」のリザーブマッチで天野颯大(キング・ムエ)と対戦することが発表されていた。

 会見では宮田氏が「なぜ前王者がリザーブファイトなのかとネット上でも私のXにも直接言ってくる方もいたり、ファイター本人もそういうことを言っているというのは耳にした。そもそもスーパーフェザー級は2年間くらい王者が防衛戦を行わず、時計が止まっていた。その中でようやく前王者のレオナ選手がベルトを返上してくれて、ようやく王座決定トーナメントが決まった。その構想を描いている中で、レオナ選手が自分と松山選手を本戦にというアピールがあった。万が一、前王者がベルトを獲ることになると、スーパー・フェザー級が冬の時代というか、また時間が止まる。言い方は悪いが不信感はぬぐえないところもある。出て必死にやってくれるのは前向きでいいが、ここで言う通りにするのはどうなのかなという思いがあった。外国人も多くスタンバイするなかで、未来のある松山選手に本戦に入ってもらおうと。レオナ選手は1年半試合をしていないので、どれくらいできるのか。なのでまずはリザーブに出てよと。負傷する選手がいたらチャンスもあるかもしれない。僕はそれは間違っていないと思っている。コンスタントに試合をしているなら分かるが、いきなり3試合はきついんじゃないかと思って、気遣いをした部分もある。そこは理解してほしい。いい勝ち方をすればそこから始まるものはあると思う。まずは5月はリザーブでということで本人にもファンの方にも納得してほしいと思っている」とレオナをリザーブファイトに回した意図を説明。

福岡大会でK-Jeeがヘビー級王者ロエル・マナートに挑戦。宮田Pはヘビー級の活性化に向けてK-Jeeの勝利とリーダーシップに期待【K-1】

2025.04.07 Vol.Web Original

 K-1が4月7日、都内で会見を開き、3年ぶり4回目の開催となる福岡大会の大会名と第1弾カードを発表した。大会名は「K-1 DONTAKU」で7月13日にマリンメッセ福岡B館で開催される。

 地元・九州出身のK-Jee(K-1ジム福岡チームbeginning)が王者ロエル・マナート(オランダ/Mejiro Gym Amsterdam)に挑戦する「K-1 WORLD GPヘビー級タイトルマッチ」が行われることが発表された。マナートは2018年3月に初代王者のアントニオ・プラチバットを破り、王座を獲得。2019年11月にはクリス・ブラッドフォードを相手に初防衛を果たした。しかし2020年に始まったコロナ禍もあり、今回は約5年半ぶりのK-1参戦となる。試合自体も2020年2月に「GLORY 75」でセルゲイ・マスロボイェフにTKO負けを喫して以来の試合となる。

 K-Jeeは2020年11月に行われた初のK-1福岡大会でシナ・カリミアンを破り、K-1 WORLD GPクルーザー級王座を獲得も2021年3月の初防衛戦でカリミアンに敗れ王座陥落。7月の2度目の福岡大会で愛鷹亮を破り再起を果たすも、以降4連敗の大スランプに突入。その間、2022年8月の3度目の福岡大会では谷川聖哉に判定負けを喫している。昨年10月には「K-1 WORLD GP 2024 無差別級トーナメント」のアジア予選でレジェンドのジェロム・レ・バンナと対戦し、ハイキックでKO勝ちを収め本戦に駒を進めた。12月に行われた準々決勝では再びレジェンドのエロール・ジマーマンと対戦も試合中に足を痛めたこともありKO負けを喫した。

 会見でK-Jeeは「あいつ、まだ王者だったんだという気持ちとかいろいろなことを思う。試合が4年ぶりで、最後はGLORYとか違う舞台らしいですけど、気になりません? いきなりロエルが帰って来て、いきなりK-Jeeとタイトル戦ですって、なんで?って思うことが多いと思うんですよ」と今回の唐突感のあるマッチメイクに戸惑いの表情。

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