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山崎秀晃がプロ1年の寺島に「K-1の65kgがどういうものか拳で伝える」【3・22 K-1】

2020.02.09 Vol.Web Original

“股間王”堀井翼が会見場に紛れ込み「質問未遂」

「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN~K’FESTA.3~」(3月22日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の第4弾カード発表会見が2月9日、都内で開催され、新たに2試合のスーパーファイトが発表された。

 K-1 WORLD GP 2016 -65kg日本代表決定トーナメント優勝の実績を誇る山崎秀晃の参戦が決定。プロ4戦4勝の新鋭・寺島輝と対戦する。

 山崎は今年1月の「Krush.110」でも試合をしており、中2カ月での試合となる。山崎は昨年8月のK-1大阪大会の平山迅、11月の横浜大会での瑠久、この1月の堀井翼と若い選手とのいわゆる下克上マッチが続くのだが「最近は若手に下克上をさせないスタイルの試合が多いが、僕はどんな相手でも山崎秀晃というプロフェッショナルをファンの皆さんにお見せするだけ。しっかり僕のスタイルやK-1というものを見せていければ自然と僕も楽しんでやっていけると思う。ぜひそういう形で見ていただければ」などと語った。

 寺島は空手をベースにしたファイターで、前戦で初の国際戦もクリアし、今回の抜擢につなげた。「まず自分にしかメリットがない試合を受けていただき、ありがとうございます。去年のK’FESTAは先輩の大沢文也選手のセコンドで舞台裏から見ていた。そのころはまだアマチュアでプロデビューして1年経っていない状態で今年はスーパーファイトで呼んでもらえることをうれしく思う。呼んでいただいたからには熱い試合をするし、格上だからといって胸を借りるつもりもない。その胸をぶっ壊して次のステップに進みたい」と気合を見せた。

 質疑応答の時間になるとマスコミ陣の前に客席に紛れ込んでいた堀井が静かに手を挙げるハプニング発生。これは司会に制され、堀井のゲリラ質問は未遂に終わったが、果たして堀井は何を聞きたかったのか…。

 堀井は山崎戦後、山崎との会見の模様をプリントした街宣車を自らのファイトマネーで走らせるなど神出鬼没の動きを見せており、今後の堀井の動きからも目が離せない。

近藤魁成が復帰戦でベテランの山際和希と対戦。格闘代理戦争出身の松本は多久田と無敗対決【3・28 Krush】

2020.02.05 Vol.Web Original

近藤「2019年は伸び伸びと戦っていなかった」

「Krush.112」(3月28日、東京・後楽園ホール)の第2弾カード発表会見が2月5日、都内で開催された。

 2017年と2018年のK-1甲子園-65kg王者で、昨年は木村“フィリップ”ミノルの持つKrushウェルター級の王座にも挑戦した近藤魁成が出場。前Bigbangウェルター級王者の山際和希と対戦する。

 近藤は昨年11月のK-1横浜大会ではKrushスーパー・ウェルター級王者のジョーダン・ピケオーと対戦。2RKO負けを喫し、そこからの復帰戦となる。

 近藤は「2019年は今思えば伸び伸びと戦っていなかったと思う。2020年は自分らしく生き生きと戦って、この試合も勝ちたい」と話した。この「伸び伸びと戦っていなかった」ということについては「高校生のうちにベルトを取らなければ」という目標を掲げていたことからのこと。

「ずっとリングの上でも言っていたので、ちょっとプレッシャーを感じすぎていたかなと思う。動きも硬い試合が多かった。(ピケオー戦も)自分が思っていたより焦っていた。映像で見たら全然イメージしていた動きができていなかった」などと振り返った。

 その一方でピケオーについては「通用すると思ったところはあまり言いたくない。足りない部分がまだまだあったので、(すぐに)勝てるとは思わないが、これから先は絶対にリベンジできると思った」と手ごたえはしっかりとつかんでいるよう。

「格闘代理戦争」優勝の岡嶋形徒「今年は全勝。チャンピオンになる」【2・24 Krush.111】

2020.01.31 Vol.Web Original

プロ3戦目でKrush本戦登場

「Krush.111」(2月24日、東京・後楽園ホール)の追加対戦カードが1月31日、発表された。

 2019年春から配信されたAbemaTVの人気ドキュメンタリー番組「格闘代理戦争4thシーズン」でTEAM武尊として出場し優勝した岡嶋形徒がKrush本戦で倉崎昌史を相手にプロ3戦目に臨むこととなった。

 岡嶋は昨年9月にKHAOSで行われた「K-1選抜vs格闘代理戦争・7対7全面対抗戦」でプロデビューを果たし、キャリアで勝る秀樹相手に判定勝ち。11月のプロ2戦目も山浦力也を相手に判定勝ちで2連勝。ともにダウンを奪いはしたがKOで決められなかったことから「今回はしっかりKOして勝ちます」とKO勝ちを宣言した。

 対戦相手の倉崎は名古屋在住のプロ16戦のキャリアを持つファイター。3連敗から昨年12月のK-1名古屋大会で勝利を収めたのだが「今回勝たないと意味がない。後がないと思っている」と背水の陣を敷いての戦いとなる。

 岡嶋は今回、初のKrush本戦出場なのだが「本当にありがたい。“1”が好きなのでアマチュアの時からKrushに出るなら111がいいなと思っていた」となにやらいい流れが来ているよう。

 また2020年の目標として「全勝です。その先はチャンピオンになります」と宣言。そして最後に「倉崎選手もすごくいい選手で、フェザー級には強い選手はたくさんいるが、結局俺が一番強いんで、応援よろしくお願いします」と締めくくった。

佐々木洵樹が初防衛戦でK-1トーナメント3位の強豪ババヤンと対戦【3・28 Krush.112】

2020.01.31 Vol.Web Original

昨年11月にプロ3戦目で王座獲得

「Krush.112」(3月28日、東京・後楽園ホール)の第1弾カード発表会見が1月31日、都内で開催された。

 昨年11月に晃貴を破り第5代バンタム級王者となった佐々木洵樹がサンベル・ババヤンを相手に初防衛戦に臨むこととなった。

 ババヤンは昨年6月に行われた「K-1スーパー・バンタム級世界トーナメント」で3位となった強豪。適正体重がバンタム級であることから、今回、階級を下げての王座挑戦となった。

 佐々木は昨年、プロボクシングから転向し、プロ3戦目にして武居由樹、江川優生に続きPOWER OF DREAM3人目の王者となった。

 タイトル戦に向けババヤンは「Krushのタイトルマッチという最高の機会をもらえてうれしい。佐々木は身長も高く、ボクシングの実績もある強い選手だが、すでに研究も対策も進んでいる。自分の怖さをリングで教えたい」と Krushを通じてコメントした。

山崎秀晃が堀井翼を1RKOし「Krush、愛してます」【1・25 Krush】

2020.01.26 Vol.Web Original

1Rに3度のダウンを奪い完勝

「Krush.110」(1月25日、東京・後楽園ホール)で第4代Krushスーパー・ライト級と第3代Krushライト級王者の山崎秀晃が約4年2カ月ぶりのKrush参戦を果たし、堀井翼を1RKOで下した。

 山崎はKrushの大会名とロゴが今大会から復活することもあって、昨年の12月大会で出場を志願。その場で対戦相手を公募したところ、いの一番に堀井がSNSで立候補。今回の対戦が実現した。

「GOLDEN FIST」の異名をとる山崎に対し、堀井は自らを「股間王=GOLDEN BALL」を名乗り対抗。カード発表会見から独特のペースで山崎を挑発するが、山崎は動じることなくこの日を迎えた。

 試合は1R、堀井が左ハイを放つと山崎も左ハイを返す。山崎は素早く距離を詰め強烈なボディーフックを打ち込むが、堀井もカウンターの右ストレートで山崎をぐらつかせる。堀井はカウンターを狙うが、山崎はそれを許さず右ストレート一発で最初のダウンを奪う。

 立ち上がった堀井は果敢に打ち合いに臨むが、右ストレートからの左フックで2度目のダウンを奪う。

 ここも立ち上がった堀井だったが、山崎が左フックで3度目のダウンを奪いKO勝ちを収めた。

ゴンナパーが横山に判定勝利で2度目の防衛。K-1王座への挑戦を表明【1・25 Krush】

2020.01.26 Vol.Web Original

序盤は横山がスピードでゴンナパーを翻弄

「Krush.110」(1月25日、東京・後楽園ホール)のメインで行われた「Krushライト級タイトルマッチ」で王者ゴンナパー・ウィラサクレックが横山巧を破り、2度目の防衛に成功した。

 ゴンナパーのタイトル戦は2018年9月の大沢文也との初防衛戦以来。防衛期限は1年間となっているのだが、ゴンナパーが父の急死でタイに帰国していたことと、日本に戻って期限中にタイトル戦を行おうと思ったものの、そのタイミングでふさわしい挑戦者がいなかったことから特例的に王座を保持。この日のタイトル戦となった。

 対する横山は昨年、ライト級に転向し2戦2勝2KOと頭角を現し、この日のタイトル挑戦を勝ち取った。

 戦前、横山は「自分にはゴンナパーの倍のスピードがある」と発言。その言葉の通り、1R開始早々、一瞬のスピードで懐に飛び込むや左右のボディーフックを叩き込む。ゴンナパーがガードを固めてプレッシャーをかけるが、横山はスウェーとフットワークでゴンナパーの攻撃を受け流すとカウンターのパンチから連打を放つなどゴンナパーを翻弄する。

川﨑真一朗「みんなが自分を応援してくれていることに胸を張れるようなファイターになりたい。」

2020.01.21 Vol.726

 有名大学出身、一流企業での社会人経験を持ち、自らを「脱サラ格闘家」と称する異色のファイター、川﨑真一朗。2018年8月以降に3連勝を飾ったのち、2019年8月のK-1大阪大会で前Krushスーパー・ライト級王者篠原悠人に挑戦し破れたものの、ライト級トップ戦線へのコマを着実に進めている。そして2020年1月25日(土)東京・後楽園ホール「Krush.110」にて、2018年12月、K-1ライト級世界最強決定トーナメント・リザーブファイトで勝利した東本央貴との再戦が決定した。

スーパー・ライト級王者・鈴木勇人が佐々木大蔵とK-1横浜大会のリベンジマッチ【2・24 Krush】

2019.12.23 Vol.Web Original

完敗した相手と2度目の防衛戦

「Krush.111」(2020年2月24日、東京・後楽園ホール)の第1弾カード発表会見が12月23日、都内で行われた。

 スーパー・ライト級王者の鈴木勇人が佐々木大蔵を相手に2度目の防衛戦に臨む。

 2人は11月に行われたK-1横浜大会で対戦し、佐々木が判定勝ちを収めている。試合は佐々木が鈴木の得意技である左ミドルを完封し、鈴木にとってはほろ苦いK-1デビュー戦となった。

 佐々木は「Krushの試合に出るのは去年の日中対抗戦以来。K-1の大会場での熱とは違う熱を生み出せるのは後楽園ホールならでは。そういった面でも久しぶりに後楽園ホールで試合ができるのは自分としても楽しみ」と話した。

 佐々木としてはさほどメリットのない試合にも思えるのだが、「僕自身、メリットもデメリットも考えていない。こうやって試合を組んでもらって、鈴木選手とまたできるということは縁を感じるし、前回の横浜アリーナとは違った熱になると思う。ちょうど3カ月で僕も鈴木選手もどれだけ変われるのかということも2人にとって課題になると思う。ファンの期待をいい意味で裏切れるような試合を発信していくことが重要だと思っている」と前向きに語った。

出場直訴の山崎秀晃の相手が堀井翼に決定【1・25 Krush】

2019.12.21 Vol.Web Original

山崎の「誰でも」に堀井がいち早く反応

「Krush.110」(2020年1月25日、東京・後楽園ホール)の第2弾カード発表会見が12月20日、都内で開催された。

 今大会から名称とロゴがかつての「Krush」に戻るのだが、それを受け12月15日に行われた「K-1 KRUSH FIGHT.109」のリング上でKrushライト級とスーパー・ライト級元王者の山崎秀晃がこの1月大会への参戦を直訴。山崎はその際、対戦相手については「プロアマ問わず誰でもいいので名乗りを上げてほしい」と広く対戦相手を募集したのだが、これにいち早く反応した堀井翼が山崎の対戦相手に選ばれた。

 堀井は今年、Krushに初参戦を果たし、初戦こそKO勝ちを収めたものの、以降、瑠久、不可思と格上選手に連敗。しかし独特のメンチ切り(自らフラッシュバックと命名)と会見でのパフォーマンスでブレイクを果たした。

 堀井はこの日もスーツの内ポケットにヘリウムガスを用意し、股間にはベルを装着して会見に臨んだ。

名称とロゴ復活のKrushに山崎秀晃が志願の参戦【1・25 Krush】

2019.12.16 Vol.Web Original

「K-1にはない、この後楽園でしか生み出せないものがある」

 2020年のK-1グループの第1弾大会となる「Krush.110」(1月25日、東京・後楽園ホール)に元Krushライト級&スーパー・ライト級王者の山崎秀晃が参戦することが12月15日、発表された。

 この日は「K-1 KRUSH FIGHT」の2019年の最終試合が行われた。来年から「Krush」の名称とロゴが復活することが先日発表されたのだが、山崎は「K-1 KRUSH FIGHTという名前から僕が育ってきたKrushのロゴが戻ってくることになりました。山崎秀晃を作り上げてもらった、あのKrushが戻ってくるということで、1月大会への参戦を直訴させて頂きました」と自らの口でKrush参戦を発表。

 山崎がKrushのリングに上がるのは2015年11月以来、約4年2か月ぶりとなる。

 山崎は「K-1にはないKrushの超破壊型打撃格闘技というものを、この後楽園でしか生み出せないものがあると思うので、ぜひ山崎秀晃を後楽園のKrushで体感しに来てもらえたらと思います。対戦相手はまだ決まってないんですけど、プロ・アマ問いませんので、俺の首を刈りたいという根性のある奴はぜひ立候補してくれたら歓迎します」と対戦相手を公募した。

ラウェイ王者・金子が林戦を振り返り「ラウェイサンダーは充電不足だった」【1・25 Krush】

2019.12.06 Vol.Web Original

Krush初参戦で里見柚己と対戦

 2020年の最初の大会となる「Krush.101」(2020年1月25日、東京・後楽園ホール)の第1弾カード発表会見が12月6日、都内で開催された。

 横浜大会でK-1初参戦を果たした、ミャンマーラウェイ王者・金子大輝がKrushに初参戦する。

 金子は横浜大会では現ライト級王者・林健太と対戦し、2RKO負けを喫したが、ラウェイ独特の動きを見せ善戦。会場を沸かせた。

 金子は「すぐに試合を組んでいただき感謝している。前回の試合では現王者の林選手に直々にK-1を教えていただいたと思っている。またジムでK-1ルールでの練習を重ねている。12月半ばにはミャンマーに行って、ラウェイの修行もして、ラウェイの良さを生かしつつ、K-1に対応するようにして、1月25日には進化したK-1ファイターとしての金子大輝を見せられるように頑張っていく」と挨拶。

 横浜大会を振り返り「ラウェイの良さという意味では全くお見せできなかった試合だった」と話し、戦前、話題となったラウェイサンダーについては「前回は充電不足でした。今、充電中です」と不発に終わったことを明かした。また「ラウェイハンマーも改良中です」とのことで、今回も「ラウェイの秘策」が一体どんな技なのかにも注目が集まる。

 そして「さんざんK-1ルールで練習はしていたんですが、グローブと素手での打撃の違いなどやって初めて分かったことがいろいろあった。テンポの違いとか打つ感触や打たれる感触とか。濃い一戦だったと思う。(ラウェイは)多少は生かせたかと思うが、まだ10分の1も生かせていない。もっと生かせるように頑張りたい」などと話した。

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