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元Krush王者の佐々木洵樹が引退セレモニー「普通では味わえないような世界を見られたことが一番の誇り」【Krush】

2023.07.23 Vol.Web Original

 元Krushバンタム級王者の佐々木洵樹(POWER OF DREAM)の引退セレモニーが「Krush.151」(7月22日、東京・後楽園ホール)で行われた。

 佐々木はプロボクシングで元東洋太平洋フェザー級13位、元日本フェザー級7位の実績を残した後にキックボクシングに転向。2019年2月にKrushでデビューを果たすと2連勝。3戦目にして晃貴が持つKrushバンタム級王座に挑戦するとダウンを奪った上での判定勝ちで王座を獲得した。2020年7月に王座返上しスーパー・バンタム級へ転向。12月のK-1両国大会でK-1デビューを果たすと、璃明武との無敗対決を制した。その後、2021年5月のK-1横浜武道館大会でタイのラット・エイワスポーツジムからも勝利を収め、デビューからの無敗記録を“6”に伸ばした。昨年2月のK-1東京体育館大会で行われた「第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント」に出場し、1回戦で内田晶を破るも、準決勝で玖村将史にKO負け。この試合が最後の試合となった。

 プロボクシングの戦績は23戦19勝(7KO)4敗、キックでの戦績は8戦7勝(1KO)1敗だった。

前日に男児が生まれた里見柚己が大沢文也を破り王座獲得 「本当に負けられなかった」【Krush】

2023.06.17 Vol.Web Original

「Krush.150」(6月16日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで行われた「Krushライト級タイトルマッチ」で挑戦者の里見柚己(team NOVA)が王者・大沢文也(ザウルスプロモーション)を2-0の判定で破り、悲願のKrush王座を獲得した。

 2人は今年1月に行われた大沢の初防衛戦で対戦。1Rに大沢がダウンを奪い、判定勝ちを収めたのだが、そのダウンを奪った際のパンチについて、試合後の検証で審判団が蹴り足をつかんでのものと判断。K-1グループではワンキャッチワンアタックが認められていないため、ダウンが取り消され、試合自体がノーコンテストに。今回はいわくつきの再戦となった。

 1R、大沢はオーソドックス、里見はサウスポーの構え。大沢が前蹴りから右インローを連発もローブローとなり一時中断。再開後、圧をかける里見。大沢はコーナーに下がるとガードを固めロー、ミドル。里見は左内股に左のヴァレリーキック、コーナーに詰めてパンチを連打。大沢はコーナーに下がりガードを固めローからプッシュ。里見はパンチを連打も大沢はガードからプッシュ、そしてクリンチ。里見がヒザをボディーに放つと、大沢は足を使って回りヒザをボディーに打ち込み反撃。

元フェザー級王者・新美貴士が6戦6勝のホープ寺田匠を返り討ち。稲垣澪は格上MOMOTAROに判定勝ち【Krush】

2023.06.17 Vol.Web Original

「Krush.150」(6月16日、東京・後楽園ホール)のセミファイナルで元Krushフェザー級王者の新美貴士(名古屋JKファクトリー)が寺田匠(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)から2度のダウンを奪ったうえで判定勝ちを収め、復活を果たした。

 新美は2020年11月に王座獲得後、3度の防衛を果たし「K-1 AWARDS 2021」ではKrush MVPにも選出された。しかし2022年はK-1とKrushで3連敗を喫し、王座からも陥落。12月のK-1大阪大会で國枝悠太に勝利を収め復活も、今年3月にRISEで行われた対抗戦では門口佳佑に判定負けを喫し、今回が再起戦だった。
 
 寺田は「格闘代理戦争 K-1 FINAL WAR」に出場。2020年4月にプロデビューを果たすとここまで6戦6勝(2KO)とフェザー級のホープといえる存在となり、今回は元王者との対戦にこぎつけた。

KNOCK OUTから参戦の大谷翔司が2つのダウンを奪って児玉兼慎に判定勝ち【Krush】

2023.06.17 Vol.Web Original

「Krush.150」(6月16日、東京・後楽園ホール)にKNOCK OUTから2選手が参戦し、Krush vs KNOCK OUTの図式となる2試合が行われ、1勝1敗で星を分けた。

 第6試合のライト級戦にはJAPAN KICKBOXING INNOVATIONライト級王者でKNOCK OUTのライト級戦線でも活躍する大谷翔司(スクランブル渋谷)が児玉兼慎(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)と対戦し、2度のダウンを奪って判定勝ちを収めた。

 1R、ともにオーソドックススタイルの構え。右カーフを打ち合う。児玉が詰めてワンツーの右ストレートをヒット。やや動きが固い大谷。大谷のミドルに右ストレートの児玉。児玉の右カーフに足が流れる大谷。大谷のカーフは児玉がカット。大谷は左ジャブも次の攻撃につなげられない。圧をかけてパンチを連打の児玉。大谷も打ち返す。大谷はローからパンチにつなげる。大谷は左ボディーから右ロー。

松山勇汰が左ハイキックで岡嶋形徒に1RKO勝ち。タイトル戦線殴り込みをアピール【Krush】

2023.05.21 Vol.Web Original

「Krush.149」(5月20日、東京・後楽園ホール)のセミファイナルで行われたスーパー・フェザー級戦で松山勇汰(TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO)が岡嶋形徒(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)に1RKO勝ちを収め「そろそろタイトルマッチができるような選手を用意してください」とタイトル戦線出陣への意欲を見せた。

 松山は「K-1甲子園2020」の-60kg王者。ここまでの戦績は5戦4勝(3KO)1敗。岡嶋は「格闘代理戦争」出身で2019年9月のプロデビュー後4連勝を飾り「第5代Krushフェザー級王座決定トーナメント」に出場。1回戦を突破したものの準決勝で森坂陸にKO負けを喫しプロ初黒星を喫した。2021年6月には当時のKrushフェザー級王者・新美貴士に挑戦も1Rわずか16秒でKO負け。再起戦で國枝悠太に勝利を収めたが、続く2戦を連敗。今回から階級を上げての試合だった。

大鹿統毅が決勝で大夢を破り第2代王者に「世界と戦えるようにもっと強くなりたい」【Krush】

2023.05.21 Vol.Web Original

「Krush.149」(5月20日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで行われた「第2代Krushフライ級王座決定トーナメント」の決勝で大鹿統毅(K-1ジム総本部チームペガサス)と大夢(WIZARDキックボクシングジム)が対戦し、大鹿が3-0で判定勝ちを収め第2代王者に就いた。

 今回のトーナメントは初代王者・大久保琉唯(K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER)の王座返上に伴って開催されたもの。大夢は初代王座決定トーナメントでも決勝に進出し、大久保に延長にもつれ込む接戦の末、判定負けを喫していた。

 1R、ともにオーソドックスの構え。圧をかける大夢に大鹿は左ジャブ、右インロー。大夢が左インロー、左ジャブで前に、そこに右ストレートの大鹿。大夢がパンチで前に。大鹿はミドルからパンチのコンビネーション。そこにパンチを合わせる大夢。大夢は圧をかけ大鹿のミドルにパンチを合わせる。ともにローからパンチにつなげる。大夢の左インローがローブローで中断。再開後、圧をかける大夢。大鹿は右ミドルからパンチを連打。大夢は右ローからパンチにつなげる。

優勝候補の大夢「殺してでも死んででもベルトを獲る」、対戦相手の長野は「試合前日にそんなに気合を入れなくても」【Krush】

2023.05.19 Vol.Web Original

第2代Krushフライ級王座決定トーナメント開催

「Krush.149」(5月20日、東京・後楽園ホール)の前日計量が5月19日、都内で開催された。

 初代王者・大久保琉唯(K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER)の王座返上に伴って開催される「第2代Krushフライ級王座決定トーナメント」に出場する4選手はすべて規定体重をクリアした。

 準決勝は第1試合はが山脇飛翼(K-1ジム心斎橋チームレパード)vs 大鹿統毅(K-1ジム総本部チームペガサス)、第2試合が大夢(WIZARDキックボクシングジム)vs 長野翔(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)という組み合わせ。勝者がメインイベントで決勝を戦う。

 計量後に行われた会見では4選手がそれぞれトーナメントに向けての意気込みを語った。

 大鹿は「K-1甲子園2022」の−55kg王者でここまでのプロ戦績は6戦6勝。他団体でデビューし、昨年12月の「Krush.144」でK-1グループに初参戦を果たした。山脇は「K-1甲子園2019」の−55kg王者で初代王座決定トーナメントにエントリーされていたものの、ケガで無念の欠場を余儀なくされていた。

 会見では大鹿は「明日は圧倒して王者になりたいと思う」、山脇は「もう何も言うことはないので、明日を見ていてください」と静かに闘志を燃やす。

 互いの印象については大鹿が「フェイスオフでは特に何も感じなかった」と受け流したのに対し、山脇は「今も声が震えているんで、多分、僕にビビっているんだと思う」と挑発した。

“令和のデヴィ夫人”小浜桃奈が応援サポーターに就任。リング上でのミット打ち披露も電撃決定【K-1甲子園&K-1カレッジ】

2023.05.11 Vol. Web Original

 モデル、タレントとして活躍中の小浜桃奈が5月11日、「K-1甲子園2023&K-1カレッジ2023 応援サポーター」に就任した。

 小浜は「サンデージャポン」(TBS系)出演の際の抜群のコメント力から“令和のデヴィ夫人”として話題を集める20歳。また空手経験者でもあり、松濤館流全日本強化選抜選手にも選ばれた腕前の持ち主だ。

 K-1甲子園2021-55kg王者&初代Krushフライ級王者の大久保琉唯もPR大使に就任し、この日は2人そろって会見に出席した。

 会見で大久保は「自分も一昨年、K-1甲子園に出て優勝して、そこから1年も経たずにKrushの初代フライ級王者になって、K-1甲子園を通じて一気に飛躍できたと感じている。そしてK-1甲子園、K-1カレッジの舞台は自分自身のメンタル面もそうだが、いろいろなところが成長できたと思ういい舞台なので、これから出場する選手の皆さんは全力を出して頑張ってほしい」、小浜は「私は昔、空手を習っていたので、こういう形でK-1に携わることができることをとてもうれしく思っています。まだ試合を生で見たことがないので、試合を見に行くこともすごく楽しみにしています。よろしくお願いします」とそれぞれ挨拶した。

和島大海がピケオー相手に2度目の防衛戦。中村Pへ恒例のぼやき節も「負けないです」と自信【K-1】

2023.05.11 Vol. Web Original

「K-1 WORLD GP 2023」(7月17日、東京・両国国技館)の第1弾対戦カード発表会見が5月11日、都内で開催された。

 K-1スーパー・ウェルター級王者・和島大海(月心会チーム侍)が2度目の防衛戦でジョーダン・ピケオー(オランダ/Mike’s Gym)と対戦することが発表された。

 和島は3月の「K’FESTA.6」でジョムトーン・ストライカージムを延長の末、KOで破り初防衛に成功。現在、2020年9月から7連勝でうち6つのKO勝ちと盤石の強さを見せている。

 ピケオーはコロナ禍で来日ができない状況が続いていたが「K’FESTA.6」で約3年ぶりの来日を果たし、アビラル・ヒマラヤン・チーターにKO勝ちを収め健在ぶりを発揮していた。アビラル戦からスーパー・ウェルター級に階級を上げたことから保持していたKrushスーパー・ウェルター級王座は今回の挑戦にあたり返上することとなった。

パヤーフォンが王座返り咲きへ大学を休学し日本で居残り特訓。松谷綺は「前王者に勝ってベルトに近づきたい」【K-1】

2023.05.11 Vol. Web Original

「K-1 WORLD GP 2023」(7月17日、東京・両国国技館)の第1弾対戦カード発表会見が5月11日、都内で開催された。

 前K-1 WORLD GP女子アトム級王者パヤーフォン・アユタヤファイトジム(タイ/Ayothaya Fight Gym)が再起戦で松谷綺(ALONZA ABLAZE)と対戦する。

 パヤーフォンは昨年6月に行われた「K-1 WORLD GP初代女子アトム級王座決定トーナメント」でMIO、菅原美優を破り初代王座を獲得。しかし今年3月の「K’FESTA.6」で行われた初防衛戦で菅原に判定負けを喫し王座から陥落していた。

 松谷はトーナメントの準決勝で菅原に判定負けを喫するも、以降、優、ウォン・ガヨンに連勝し、今回、前王者との対戦にこぎつけた。

RISEとの対抗戦で勝利の寧仁太・アリがジョムトーンと対戦「気持ちでぶつかる」【K-1】

2023.05.11 Vol. Web Original

「K-1 WORLD GP 2023」(7月17日、東京・両国国技館)の第1弾対戦カード発表会見が5月11日、都内で開催された。

 今年3月の「K’FESTA.6」で行われたRISEとの対抗戦に出場した寧仁太・アリ(K-1ジム総本部チームペガサス)と斗麗(WIZARDキックボクシングジム)の出場が決まった。

 寧仁太は實方拓海(TSK japan)に3-0の判定勝ちを収めて以来の試合で、ムエタイの歴史に名を残すレジェンド、ジョムトーン・ストライカージム(タイ/ストライカージム)と対戦する。ジョムトーンは今回はウェルター級に階級を落としての試合となる。前戦では和島大海の持つ「K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級王座」に挑戦し、延長にもつれ込む接戦の末、KO負けを喫している。

 寧仁太は「(所属ジム代表の梶原)龍児さんとずっと“10戦くらいで世界と戦いたい”とデビューしていた時から話していた。ついに世界と戦える。僕が見ていたK-1も大きい外国人の選手が戦うのが面白かったので、ついに世界と戦えるということで楽しみ」と腕をぶす。

 ジョムトーンについては「K-1でデビューした時からめちゃくちゃ強いと思って見ていた。階級も近かったので、いつでもできるように試合を見ていた。僕は次が11戦目だが、ジョムトーン選手は250戦とか260戦。今までで一番キャリアのある選手と試合をするのでテクニックどうこうではなく気持ちでぶつかっていこうと思っている。70kgでやっている時よりスピードは増すし、パワーはもともとあると思うので、そこは警戒していきたい」などと語った。

 ジョムトーンは70kgから階級を下げる形で3階級制覇を狙っていたのだが、スーパー・ウェルター級では和島に敗れ王座獲得はならず。寧仁太は「ウェルター級でも簡単には勝てないというところを見せたい」とジョムトーンの野望阻止を誓った。

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