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朝久泰央が戦慄のKO勝ちで「次は俺しかいない」とタイトル戦をアピール【11・8 K-1 KRUSH】

2019.11.09 Vol.Web Original

強烈な三日月蹴りで西元は立ち上がれず

「K-1 KRUSH FIGHT.107」(11月8日、東京・後楽園ホール)のセミファイナルで行われたスーパー・フェザー級戦で朝久泰央が2R2分21秒、西元也史をKOで下した。

 朝久は現王者レオナ・ぺタスに連敗を喫しているものの、大沢文也、大岩龍矢、安保璃紅といった選手に勝利を収めるなどKRUSHスーパー・フェザー級戦線のトップファイター。西元は他団体で実績を重ね、9月大会でKRUSH初参戦。そこで鮮やかなKO勝ちを収め、今回の朝久戦が実現したのだが、これに対し朝久は「1回KO勝ちをしたくらいで対戦できるほど僕の積み上げてきたキャリアは軽くない」といつも以上の気合をもって臨んだ一戦だった。

 朝久は1R序盤から鋭い蹴りで先制。西元のパンチの連打にも下がらず強烈な左ストレートを放っていく。西元の右フックに左のパンチを合わせ、西元の頭が下がったところにヒザを打ち込んでいくなど優勢に試合を進める。

 2Rには朝久の強烈な左の前蹴りが西元の顔面を襲う。その後もガードの隙間から朝久の前蹴りが西元の顔面に続けてヒット。最後は左の三日月蹴りが西元の脇腹に炸裂。うずくまって悶絶する西元は立ち上がることができず、朝久がKO勝ちを収めた。

朝久泰央vs西元也史のスーパー・フェザー級注目カードが実現【11・8 K-1 KRUSH】

2019.10.02 Vol.Web Original

西元はKRUSH2戦目でトップクラスといきなり対戦

「K-1 KRUSH FIGHT.107」(11月8日、東京・後楽園ホール)の第2弾カード発表会見が10月2日、都内で開催された。

 スーパー・フェザー級戦で朝久泰央vs西元也史の注目カードが実現することとなった。

 朝久はタイトル歴こそないものの、2015年のKrush参戦以来、スーパー・フェザー級のトップ戦線で活躍。大沢文也、大岩龍矢、安保璃久といった強豪にも勝利を収めている。今年2月に、9月大会でスーパー・フェザー級王者となったレオナ・ぺタスに敗れたものの、その後2連勝と再びタイトル戦線に浮上してきた。

 対する西元は9月大会でK-1 KRUSH FIGHT初参戦。勝利はすべてKO勝ちという鳴り物入りでの参戦だったが、友尊相手に1R1分52秒に鮮やかなハイキック一発でKO勝ちを果たし、その実力を証明。今回、2戦目にして、朝久との対戦が実現した。

 この日の会見で西元は「9月にああいう勝ち方をして、代表から“次は簡単な相手は来ない”と言われ続けていた。いざ話が来たときに“いきなりやらせてもらえるのか”と思った。KRUSHファンに名前を知らない人はいないくらいの選手。実力もあって、こういう強い選手とやらせてもらえるのはうれしい。朝久選手の試合は観客席で何回も見ている。大阪大会も2階席で見ていた。初参戦でああいう勝ち方をして、“2回目でいきなり朝久かよ”と言われるかもしれないが、手の届く位置までこれたのはうれしい。選手としてもこういうキャリアのある相手はリスペクトしているし、こういう選手を倒せたら僕のKO率も本物なのではないかと思う」などと話した。

 試合については「前回はあれほど早く決まるとは思っていなかった。いろいろ組み立てて行くことを考えていた中で出たハイキック。今回はあんなに早く決まるとは思っていない。前回は僕らしい試合を見せられていない。今回は泥臭くても勝ちにいこうとする戦い方を見せられると思う」と話した。

高梨が大阪のJKファイターMOEを返り討ち【12・16 Krush】

2018.12.17 Vol.Web Original

高梨が2Rにストレートでダウン奪う
 Krushの2018年最終大会となる「Krush.96」(12月16日、東京・後楽園ホール)で女子アトム級のカードが2試合行われた。

 初代王者の松下えみが王座を返上したことから来年、王座決定トーナメントが開催されるのだが、この日の試合はそれに向けた査定試合の意味合いを含むものとなった。

 第1試合では高梨knuckle美穂とKrush初参戦の大阪のJKファイターMOEが対戦。

 1Rから高梨がプレッシャーをかけて前へ。しかしMOEは左のフックをクリーンヒット。その後も左ストレート、左ジャブと左のパンチが的確に高梨の顔面をとらえていく。

 2Rに入り、高梨がローから試合を組み立て始めるとMOEは前蹴りで対抗。そこからパンチの打ち合いになっても互いに一歩も引かない。

 終盤、打ち合いからMOEの左がヒットするも、高梨は狙いすました右ストレートを打ち抜きダウンを奪う。すぐに立ち上がったMOE。

 3Rは高梨は左のロー、右ミドルから上へパンチ。MOEはパンチを出すが距離が遠くクリーンヒットには至らない。高梨のプレッシャーが相変わらず強い中、MOEも押し返し、中央で打ち合いに持ち込む。しかしともに決定打とはならず、試合は判定となり、2Rのダウンがものをいい、高梨が3-0の判定勝ちを収めた。

女子アトム級戦線に16歳の女子高生MOEが殴り込み【12・16 Krush】

2018.11.06 Vol.Web Original

女子アトム級戦線を占う2試合がラインアップ
 2018年のKrush最終大会となる「Krush.96」(12月16日、東京・後楽園ホール)の第3弾カード発表会見が6日、都内で行われた。

 先日、王者の松下えみが王座を返上した女子アトム級で「高梨knuckle美穂vsMOE」「C-ZUKA vs福原優」の2試合が行われる。

 高梨は9月の「KHAOS.6」で福原優相手にデビュー戦を戦い、豪快なKO勝ちを収め、大会MVPを獲得。一気に注目を集める存在となった。

 対するMOEは大阪の16歳。プロでの戦績は1戦1勝だが、アマチュアで豊富なキャリアを誇り、「第19回K-1チャレンジ女子Bクラス -45kg」で優勝の実績を持つ。

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