高梨が大阪のJKファイターMOEを返り討ち【12・16 Krush】

高梨(奥)のパンチにMOEの顔がゆがむ(撮影・三村諒)

高梨が2Rにストレートでダウン奪う
 Krushの2018年最終大会となる「Krush.96」(12月16日、東京・後楽園ホール)で女子アトム級のカードが2試合行われた。

 初代王者の松下えみが王座を返上したことから来年、王座決定トーナメントが開催されるのだが、この日の試合はそれに向けた査定試合の意味合いを含むものとなった。

 第1試合では高梨knuckle美穂とKrush初参戦の大阪のJKファイターMOEが対戦。

 1Rから高梨がプレッシャーをかけて前へ。しかしMOEは左のフックをクリーンヒット。その後も左ストレート、左ジャブと左のパンチが的確に高梨の顔面をとらえていく。

 2Rに入り、高梨がローから試合を組み立て始めるとMOEは前蹴りで対抗。そこからパンチの打ち合いになっても互いに一歩も引かない。

 終盤、打ち合いからMOEの左がヒットするも、高梨は狙いすました右ストレートを打ち抜きダウンを奪う。すぐに立ち上がったMOE。

 3Rは高梨は左のロー、右ミドルから上へパンチ。MOEはパンチを出すが距離が遠くクリーンヒットには至らない。高梨のプレッシャーが相変わらず強い中、MOEも押し返し、中央で打ち合いに持ち込む。しかしともに決定打とはならず、試合は判定となり、2Rのダウンがものをいい、高梨が3-0の判定勝ちを収めた。

C-ZUKA(左)のミドルに福原は最後まで苦しんだ(撮影・三村諒)

C-ZUKAが福原優に判定勝ち
 C-ZUKAと福原優の一戦はC-ZUKAが3-0の判定で勝利を収めた。C-ZUKAは長いリーチを生かしたミドルキックでペースをつかむとミドルからパンチの連打につなげ、福原に付け入る隙を与えない。なんとか飛び込んでパンチを当てたい福原だったが、ミドルをさばくことができずなかなか反撃することができない。ガードを固めC-ZUKAの打ち終わりに何度かフックをヒットさせたものの単発に終わってしまう。終始、C-ZUKAが自分のペースで試合を進め、判定ながら危なげない勝利を飾った。

「Krush.96」(12月16日、東京・後楽園ホール)

◆プレリミナリーファイト第1試合/Krushフェザー級/3分3R
◯安達元貴(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)(判定2-0=28-28、29-28、29-28)勝輝(K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER)●

◆プレリミナリーファイト第2試合/Krushスーパー・フェザー級/3分3R
◯久保一馬(FIGHT CLUB 428)(判定3-0=30-29、29-30、30-29)勇治(ネクサスジム)●

◆プレリミナリーファイト第3試合/Krushフェザー級/3分3R
●山浦力也(北斗会館浅科道場)(判定0-3=25-28×3)斗麗(WIZARDキックボクシングジム)◯

◆第1試合/Krush女子アトム級/2分3R・延長1R
◯高梨knuckle美穂(Y'ZD GYM)(判定3-0=30-28、29-28、30-27)MOE(若獅子会館)●

◆第2試合/Krush女子アトム級/2分3R・延長1R
◯C-ZUKA(T-GYM)(判定3-0=30-28、30-27、30-28)福原 優(K-1 GYM EBISU FREE HAWK)●

◆第3試合/Krushスーパー・バンタム級/3分3R・延長1R
●桝本“ゴリ”翔也 (K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)(判定0-3=29-30×3)森坂 陸(エスジム)◯

◆第4試合/Krushスーパー・フェザー級/3分3R・延長1R
◯西京佑馬(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)(1R38秒、KO)アリ・ザリンファー(WSRフェアテックス・イラン)●

◆第5試合/Krushスーパー・ウェルター級/3分3R・延長1R
◯神保克哉(K-1ジム目黒TEAM TIGER)(2R2分53秒、KO)平塚洋二郎(チーム・タイガーホーク/大道塾仙南支部)●

◆第6試合/Krushスーパー・フェザー級/3分3R・延長1R
◯郷州征宜(K-1ジム総本部チームペガサス)(延長判定3-0=10-9×3/本戦判定0-1=28-29、28-28、28-28)山本直樹(優弥道場)●

◆第7試合/第6代Krushスーパー・バンタム級王座トーナメント・準決勝/3分3R・延長1R
◯軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス)(延長判定2-1=10-9、9-10、10-9/本戦判定0-0=29-29、29-29、30-30)椿原龍矢(月心会チーム侍)●

◆セミファイナル(第8試合)/第6代Krushスーパー・バンタム級王座トーナメント・準決勝/3分3R・延長1R
◯玖村将史(K-1ジム五反田チームキングス)(延長判定3-0=10-9×3/本戦判定1-1=29-28、28-29、29-29)ビクトー・サラビア(Muay Thai America Gym)●

◆メインイベント(第9試合)/Krushスーパー・フェザー級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
◯島野浩太朗(菅原道場)(延長判定3-0=10-9×3/本戦判定0-0=29-29×3)大岩龍矢(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)●