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初の名古屋大会で地元の大﨑一貴が世界5冠王にKO勝ちで世界王座を獲得「お母さんのためにベルトを獲ると決めていた」【RISE】

2025.05.12 Vol.Web Original

 RISEの初の名古屋大会「RISE Fire Ball NAGOYA(ライズ ファイヤーボール ナゴヤ)」が5月11日、愛知・ポートメッセなごや 第三展示館で行われた。

 メインイベントでは地元・名古屋出身の大﨑一貴(OISHI GYM)が「初代RISE世界スーパーフライ級(-53kg)王座決定戦」でコーリー・ニコルソン(オーストラリア/ Ironfist Gym)と対戦。5RでレフェリーストップによるTKO勝ちを収め、悲願の世界王座を獲得した。

 ニコルソンは昨年は3月にKO勝利でWBCムエタイ世界スーパー・バンタム級王座を獲得すると、10月には右ストレートでKO勝利をおさめISKAムエタイ世界タイトルを奪還。そのほかにもWBCムエタイ世界バンタム級、WKBF世界52.5kg級、WKBF世界54.5kg級王座の獲得歴がある世界5冠王。プロ戦績は18戦17勝1敗の強豪だった。

 1R、ともにオーソドックスの構え。大﨑は左ジャブ、右ロー。ニコルソンに左右のローを返す。ニコルソンは左ジャブを連打。そこに大﨑はワンツー。ニコルソンは右ロー、左ジャブ、大﨑は一気に詰めてパンチの連打で下がらせる。ニコルソンはガードを固めしのぐと、左ジャブ、右ロー、ワンツー。大﨑は右カーフ。ニコルソンは左ジャブ、ヒザ。大﨑は圧をかけて左フック。ニコルソンがパンチを連打も大﨑はきっちりガード。コーナーに詰めて左フック、右ストレート。ニコルソンは左に回って回避。ニコルソンは左フック、右ロー、左ミドル。大﨑は詰めて左フック、右ストレート。オープンスコアはジャッジ3者とも10-9で大﨑。

宮本芽依がダウンを奪われながらも延長の末、小林愛理奈に逆転勝ちで王座獲得。山本美憂も涙【RISE】

2025.05.12 Vol.Web Original

 RISEの初の名古屋大会「RISE Fire Ball NAGOYA(ライズ ファイヤーボール ナゴヤ)」が5月11日、愛知・ポートメッセなごや 第三展示館で行われた。

 セミファイナルで行われた「RISE QUEENミニフライ級(-49kg)タイトルマッチ」で挑戦者の宮本芽依(KRAZY BEE/同級1位)が延長にもつれ込む激闘の末、王者・小林愛理奈(FASCINATE FIGHT TEAM)を破り、第4代王座に就いた。小林は初防衛に失敗した。

 小林は前戦では2階級制覇を目指し1階級上のRISE QUEENフライ級王者テッサ・デ・コムに挑むも判定負け。今回は再起戦でもあった。宮本はアマチュアボクシングで培ったテクニックを武器にデビュー以来、5戦5勝でこの日のタイトル挑戦にこぎつけた。

RISE2階級制覇王者の田丸辰が平本蓮の弟・平本丈に寝技で制されほろ苦のMMAデビュー【RIZIN男祭り】

2025.05.04 Vol.Web Original

 RISEのフライ級とスーパーフライ級の元王者・田丸辰(TRY HARD GYM / FIGHTER’S FLOW)が「RIZIN男祭り」(5月4日、東京・東京ドーム ※ABEMA PPV等で配信)でMMAデビュー戦に臨み、平本蓮の弟・平本丈(剛毅會)と対戦した。試合はMMAでは一日の長がある平本にグラウンドで制され判定負け。ほろ苦いデビューとなった。

 田丸はRISEで2023年に行われた「RISE WORLD SERIES 2023 -54kgトーナメント」で優勝。昨年3月には志朗が持つRISE世界バンタム級(-55kg)王座に挑戦したが1Rの偶発的なバッティングで無効試合に。仕切り直しの9月、5Rにわたりハイレベルな攻防を繰り広げた末、判定負けを喫した。今回はそれ以来の試合だった。

田丸辰が那須川龍心との試合は「RIZINでできるならRIZINでやりたい」【RIZIN男祭り】

2025.05.02 Vol.Web Original

 RIZINの2回目の東京ドーム大会「RIZIN男祭り」(5月4日、東京・東京ドーム)の前々日インタビューが5月2日、都内で開催された。

 MMAデビュー戦に臨むRISEのフライ級とスーパーフライ級の元王者・田丸辰(TRY HARD GYM / FIGHTER’S FLOW)が対戦アピールされた那須川龍心との試合についてRIZINでの開催を希望した。

 田丸は今大会では平本丈(剛毅會)と対戦する。

 田丸はRISEで2023年に行われた「RISE WORLD SERIES 2023 -54kgトーナメント」で優勝。昨年3月には志朗が持つRISE世界バンタム級(-55kg)王座に挑戦したが1Rの偶発的なバッティングで無効試合に。仕切り直しの9月、5Rにわたりハイレベルな攻防を繰り広げた末、判定負けを喫した。

 田丸は「もうしっかり準備してきたので、いよいよ東京ドームで、そしてRIZINで試合ができるなという感じです。(MMAには)自分的に挑戦してみたい気持ちもありましたし、今RIZINで求められているのはMMAの試合だと思うので、自分がMMAの試合をしたらどういう展開になるのか自分でも想像がつかないのでそこはちょっと楽しみって感じですね」と試合を前にした気持ちを明かした。

 対戦相手については「平本蓮の弟という感じで、結構いい意味でも悪い意味でも注目浴びると思うのですけど、すごいいい選手だと思いますし、これから期待できる選手だと思うので、その選手と東京ドームの1試合目でできるのはすごく楽しみですね」と語った。

鈴木千裕の兄・鈴木宙樹がRISE初参戦。所属もRIKIXに変更【RISE188】

2025.04.24 Vol.Web Original

 RISEが4月24日、「RISE188」(5月31日、東京・後楽園ホール)の追加対戦カードを発表した。

 前RIZINフェザー級王者・鈴木千裕の兄・鈴木宙樹(RIKIX)がRISEに初参戦しTEAM TEPPENの原口アンドレイと対戦する。

 鈴木は2019年に第2代REBELS-BLACK 60kg級王座を獲得。2021年にボクシングに転向し、1戦1勝(1KO)の戦績を残すも、2022年には再びキックボクシングに復帰しONE、RIZINに参戦。昨年5月には「NO KICK NO LIFE」で韓国のムエタイ王者クォン・ヒョヌと対戦するもすねの骨折によりTKO負けを喫している。鈴木は今回より所属をRIKIXに変更し再スタートを切る。

 対する原口は2022年11月にプロデビュー。勝利した試合は全てKO勝ちで破壊力のあるパンチが武器の選手。2024年3月のK-1との対抗戦に抜擢されたが松山勇汰に判定負け。続く6月には奥平将太と対戦し延長ラウンドにもつれるも判定負けを喫し現在2連敗中となっている。

宮﨑小雪が返上したベルトをめぐり6選手参加のトーナメント開催。1回戦は辻井和花vs岩永唯伽、奥村琉奈vs島田知佳【RISE188】

2025.04.24 Vol.Web Original

 RISEが4月24日、「RISE188」(5月31日、東京・後楽園ホール)の追加対戦カードを発表した。

 宮﨑小雪の王座返上に伴う「第3代RISE QUEENアトム級(-46kg)王座決定トーナメント」の開催が決まった。

 出場するのは平岡琴(TRY HARD GYM)、辻井和花(BRING IT ONパラエストラAKK)、岩永唯伽(OISHI GYM)、奥村琉奈(OISHI GYM)、島田知佳(team VASILEUS)、X(調整中)の6選手。

 この日は1回戦のカードとして辻井和花(BRING IT ONパラエストラAKK)vs 岩永唯伽(OISHI GYM)の一戦を発表。この勝者がシードの平岡と7月25日の「RISE190」で準決勝で対戦する。すでに発表されている奥村vs島田の一戦も同トーナメントの1回戦となり、この勝者はXと8月大会で予定されている準決勝で戦う。決勝は10月大会が予定されている。

バンタム級サバイバルマッチで勝利の良星が「どんどんタイトルに挑戦していきます」とタイトル戦線殴り込みをアピール【RISE187】

2025.04.20 Vol.Web Original

「RISE187」(4月19日、東京・後楽園ホール)で今後のバンタム級戦線を占うといっても過言ではないサバイバルマッチ3試合が行われた。

 RISEのバンタム級は2023年12月に大﨑孔稀(OISHI GYM)が鈴木真彦を破り、王座を獲得。昨年はタイのヨーブアデーン・3RDPlaceにKO勝ち、8月の初防衛戦では大森隆之介を退け、11月にはONE Championshipに参戦し「ONE Friday Fights 86」で中国のフオ・シャオロンに判定勝ちと安定した強さを見せている。

 前王者の鈴木は大﨑に敗れた後、昨年3月にはK-1との対抗戦でK-1王者の金子晃大にリベンジを許しどん底に。12月の千葉・幕張メッセでのビッグマッチでフィリピンのジェイミー・ゲイマンに1RKO勝ちを収め、高らかに復活を宣言するも、この日のメインでダウンを奪われたうえで大森に判定負けを喫してしまった。

大森隆之介が鈴木真彦からダウンを奪って勝利。選手たちに「みんなでもっともっと格闘技をでかくしましょう」とメッセージ【RISE187】

2025.04.20 Vol.Web Original

「RISE187」(4月19日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで行われたバンタム級(-55kg)戦で前RISEバンタム級王者で同級1位の鈴木真彦(TEAM 寿)と同級3位の大森隆之介(EX ARES)が対戦した。

 前日会見で伊藤隆代表が「サバイバルマッチ」と評したこの一戦で大森がダウンを奪った上での判定勝ちを収め、下剋上を果たした。

 鈴木は2023年12月に大﨑孔稀に敗れ、約5年保持していた王座を手放すと昨年3月に行われた「RISE ELDORADO 2024」では「THE MATCE 2022」で勝利を収めたK-1王者の金子晃大にリベンジを許すなど2連敗とどん底に。しかし12月の千葉・幕張メッセでのビッグマッチでジェイミー・ゲイマン(フィリピン/WCCS Philippines)を相手に1Rで2度のダウンを奪いKO勝ちを収め、大﨑からの王座奪還へ向けて再スタートを切った。

1RKO勝ちの伊藤澄哉が-65kgワールドトーナメント出場とオープンフィンガーでのYURA戦をアピール【RISE187】

2025.04.20 Vol.Web Original

「RISE187」(4月19日、東京・後楽園ホール)で“RISE激闘班”と呼ばれる伊藤澄哉(戦ジム/ライト級2位)が石田迅(LEGEND GYM)に1R1分42秒で右ストレート一発でKO勝ちを収めた。

 伊藤は試合後のマイクでRISEとGLORYの共同で開催される-65kgワールドトーナメント「Last Featherweight Standing」への出場とオープンフィンガーグローブマッチ(OFGM)でのYURA戦をアピールした。

 1R、ともにオーソドックスの構え。伊藤は右インロー、左ジャブ、前蹴り。石田は右ロー。伊藤は左ジャブから右ロー、そして左ミドル。石田のローにパンチを合わせる伊藤。石田はスイッチを繰り返す。伊藤はワンツー。伊藤の右ストレートに石田はバックブローも伊藤はしっかりガード。石田が打ち合いに臨もうとするが、伊藤が右ストレートを打ち抜くと石田がダウン。そのまま立ち上がれず、伊藤が一撃でKO勝ちを収めた。

梅井泰成が有井渚海に判定勝ちで復活の狼煙「あきらめていない。またフェザー級のベルトを絶対に獲りに行く」【RISE187】

2025.04.20 Vol.Web Original

「RISE187」(4月19日、東京・後楽園ホール)のセミファイナルで元RISEフェザー級王者の梅井泰成(Mouton)が有井渚海(team VASILEUS)にダウンを奪った上での判定勝ちを収め復活の狼煙を上げた。

 梅井は2022年に王座決定戦で平野凌我を破り第4代王座に就くも、初防衛戦で門口佳佑に敗れ王座から陥落。以降、ここまで5戦し、1勝3敗1ノーコンテスト。前戦は昨年9月の「RISE WORLD SERIES 2024 YOKOHAMA」での國枝悠太戦。ダウンを奪われたうえでの判定負けを喫した。

 有井は2022年12月の「RISE WORLD SERIES / SHOOTBOXING-KINGS 2022」でSBの山田虎矢太にKO負けを喫し、1年のブランクが空いた2023年12月の「RISE174」では加藤有吾に判定負けを喫し2連敗。昨年3月の「RISE ELDORADO 2024」では松下武蔵との対戦が予定されていたが体調不良で欠場してしまい、加藤戦から1年4カ月のブランクが空いての試合。また今年から武尊率いる「team VASILEUS」に移籍し、階級も一つ上げての再スタートだった。

上半期MVP狙う京谷祐希が熟慮の末に出した結論は…一人パンツ・コントラ・パンツ「試合が終わったらパンツを脱いで印象を残す」【RISE187】

2025.04.18 Vol.Web Original

「RISE187」(4月19日、東京・後楽園ホール)の前日計量が4月18日、都内で開催された。

 バンタム級戦で出場する京谷祐希(TEAM TEPPEN)が計量後の会見で、プロレスでマスクマン同士の対戦の際に行われる「マスカラ・コントラ・マスカラ」ならぬ「一人パンツ・コントラ・パンツ」を示唆。「試合後にパンツを脱ぐ」と口走った。

 京谷は翼(TARGET)と対戦。計量ではともに54.95kgで規定体重をクリアした。

 今大会ではメインの鈴木真彦(TEAM 寿)vs 大森隆之介(EX ARES)、第9試合の伊東龍也(HAYATO GYM)vs 良星(KSR GYM)とバンタム級戦が3試合組まれ、計量後には6選手が揃って会見に臨んだ。

 会見の冒頭、RISEの伊藤隆代表が大会ごとに表彰していた「RISE THREE AWARDS」の形式を変更することを発表した。これまでは大会ごとにMVPを選出し、20万円の賞金が与えられていたのだが、今回から上半期と下半期に分けて、それぞれMVPを選出し、MVPを獲得した選手には100万円が贈られる。いわゆる総取りの形になった。

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