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元K-1王者・久保と対戦の太田忍「打撃は当たらなければ意味はない。勝って当たり前の試合」【RIZIN.30】

2021.09.18 Vol.Web Original

「テイクダウンして一方的に僕が勝つ」

「RIZIN.30」(9月19日、さいたまスーパーアリーナ)の試合前インタビューが9月17日、行われた。

 今大会では初代K-1 WORLD GPウェルター級王者の久保優太(PURGE TOKYO/BRAVE)とリオデジャネイロ五輪のレスリンググレコローマンスタイル銀メダリスト・太田忍(パラエストラ柏)が対戦する。

 昨年大晦日のNNAデビュー戦で所英男に敗れて以来の復帰戦となる太田は「いよいよだなという感じ。復帰戦になるので大晦日からやってきたことをしっかり出していきたい」と現在の心境を語る。久保については「打撃が強い。ただそれだけ」、試合展開については「テイクダウンして、一方的にパウンドであったり寝技であったりで1Rで決まると思う。僕が勝って終わると思う」と勝利への自信を見せた。

 先にインタビューを行った久保が「僕の技は全部当たれば倒れる」と言っていたことについては「打撃は当たらなければ倒されない。どれだけ強い打撃を持っていても当たらなければ意味はない」とばっさり。

MMA初挑戦の久保優太「僕の技は全部当たれば倒れる」。愛妻サラさんを「惚れさせちゃったらどうしよう」とワクワク【RIZIN.30】

2021.09.18 Vol.Web Original

「めちゃくちゃ練習しちゃったので勝たないともったいない」

「RIZIN.30」(9月19日、さいたまスーパーアリーナ)の試合前インタビューが9月17日、行われた。

 今大会では初代K-1 WORLD GPウェルター級王者の久保優太(PURGE TOKYO/BRAVE)とリオデジャネイロ五輪のレスリンググレコローマンスタイル銀メダリスト・太田忍(パラエストラ柏)が対戦する。

 今回がMMA初挑戦ではあるが久保は「いよいよなんだなという心境」とリラックスした表情。対戦する太田についての印象を問われ「以前から特に改めてというのはない。五輪でメダリストですし、レスリングの世界王者になっている方。僕もK-1で世界チャンピオンだったんで、レスリングvsK-1ということで絶対に負けない気持ちで頑張ろうと思います。意気込みを語ってしまいました(笑)」と笑う久保。今回の参戦については「YouTubeをやっているが、そこでもみんなMMAやるのってびっくりしていた。でも守りに入らないところを多分みんな評価して盛り上がってくれていると思う。僕は17歳からプロでずっとやってきて今33歳。常に新しい挑戦ができて反響がたくさんあるのはありがたいこと」などと語った。

 試合展開については「僕が打撃を当てるか、太田選手に寝転がされるかという展開じゃないですか」としたうえで、元K-1王者の強みとして「太田選手はやはりあまり人を殴ったことがないと思う。ちゅうちょなく僕は人を殴れるところは強みなんじゃないでしょうか(笑)。逆に僕は人を投げるということはしてこなかった。だから一長一短はありますけど。強みとしては人をちゅうちょなく殴ってきたことですかね(笑)」と独特の言い回し。そして「僕は殴る蹴るしかない。それで決めるしかない。僕の技は全部当たれば倒れる。穴がないとよくいわれるが、穴がないのではなく穴を埋めて得意なものだけにしている。そうやって伸ばしてきたので、何が当たっても倒れると思う」と自らの打撃に絶対の自信を見せた。

 また初のMMAということについては「ぶるってます(笑)」と言いつつも「当日はどれだけ練習してきたのかとか、練習の成果が出ていないとか結果として出ると思うので、そういう意味ではワクワクしている」と話す。その練習については「練習通りのことが出せれば負けないと思うが、こういうものって、練習通りにいくことといかないことがある。そういうものはふたを開けてみないと僕も分からない」と言いつつも「めちゃくちゃ練習しちゃったので勝たないともったいない」とも。練習量については「十何年ぶりに頑張りました(笑)」と語った。

 愛妻のサラさんからは「サラちゃんは自分のことしか考えてないです(笑)」と特に激励の言葉などはないようだが、「勝って、サラちゃんにアピールしたい。頑張っているところは口では言えるけど見えないじゃないですか。だけど試合で結果を残したら自然と見えるじゃないですか。こんなに頑張って結果を残したんだ、と。“やばい、惚れさせちゃったらどうしよう”って、そっちにわくわくしている」と久保のサラさんへの思いは変わらず。試合後については「リング上で愛を叫びたい。そんな映画ありましたよね。ファンの人には申し訳ないんですが、僕がリングに上がる理由はサラちゃんを惚れさせたいという不純な動機しかない。どうだ!みたいな感じですよね。勝ったら告白できる権利があるんじゃないかな」と勝利の暁にはサラさんへのパフォーマンスが見られそうだ。

百花がぱんちゃん璃奈の寺山日葵との対戦希望発言に「正直、すっごい腹立ってます」【RIZIN.30】

2021.09.17 Vol.Web Original

「試合を見てもらったら“女子キックも面白いな”と思ってもらえると思う」

「RIZIN.30」(9月19日、さいたまスーパーアリーナ)の試合前インタビューが9月17日、行われた。

 今大会ではRIZINでは初となる女子のキックボクシングルールの試合でKNOCK OUT-BLACK女子アトム級王者のぱんちゃん璃奈(STRUGGLE)とRISE QUEENアトム級3位・百花(魁塾)が対戦する。この試合は第1試合で行われる。

 この日のインタビューで百花は今の心境について「大きな舞台で初めてRIZINという舞台に立たせてもらえるのですごくワクワクしています」、ぱんちゃんの印象については「スタイルがいい、って印象ですかね」、試合展開については「見てる限りそんなにガンガン前に来るタイプではないかなと思ったので、私は中に入っていきたいので距離の取り合いになるかなと思っています」と語った。

 2人は14センチの身長差があるのだが「私は小さめで基本、大きい相手とばかりやってきているので、改めて気にする感じはなかった。15センチくらい差がある選手ともやったことがあるのでそんなに気にはしていないです」とさらり。とはいえ、ぱんちゃん対策としては「身長差は気にはしていないが、対策はしっかりしています。何かは内緒で試合当日を楽しみにしていてください」と話した。

 RIZINでは初の女子キックの試合になるのだが「私は正直、そんなに技術があると思っていない。気持ちで行くタイプなので気持ちを伝えられる自信はすごくあります」と激しい試合でRIZINファンを納得させるつもり。女子キックがRIZINで生き残っていくという意味でも重要な試合となるのだが「初の女子キックで“キックいらん”という意見も見させてもらっている。でも試合を見てもらったら、ぱんちゃん選手もすごいやる気があると思うし、私もすごい気持ちを出して行くので、皆さんに“女子キックも面白いな”と思ってもらえると思います」と自信を見せた。

ぱんちゃん璃奈「女子キックの軽量級で倒せる選手は一人もいない。自分がその先駆者になりたい」【RIZIN.30】

2021.09.17 Vol.Web Original

「右ストレートが当たれば必ず倒せる」

「RIZIN.30」(9月19日、さいたまスーパーアリーナ)の試合前インタビューが9月17日、行われた。

 今大会ではRIZINでは初となる女子のキックボクシングルールの試合でKNOCK OUT-BLACK女子アトム級王者のぱんちゃん璃奈(STRUGGLE)とRISE QUEENアトム級3位・百花(魁塾)が対戦する。この試合は第1試合で行われる。

 この日のインタビューでぱんちゃんは「やっとあと2日。楽しみです。それにつきます」と笑顔。百花については「打たれ強くてタフだと思います。40戦やって一度もKO負けしていないので。もらってもガンガン前に出続けて、気持ちが強いと思います」、試合展開については「女子キックの軽量級で倒せる選手は一人もいないので、自分がその先駆者になりたいと思っています。倒したいです。いつもは勝ちにこだわっていました。勝つことが大事なので。次につなげるために絶対に落とせないのでポイントで勝つという感じでした。でも今回は勝つだけじゃうれしくないので倒しに行く。1%でも可能性があるのなら、その1%を自分の力で引き当てに行くつもりでいます」とKOにこだわった試合をするつもり。

 そして「前回の試合から2カ月間、いろいろ成長しているので、何で倒すかは全然決めていないですが、いい攻撃が当たれば必ず倒れる、相手がリングの上で横になると思っているので何もそこは狙っていないですね。相手の動きを見て、相手のすきができた瞬間にいい技を、その時に考えればと思っています」とフィニッシュブローについては特には語らず。しかしトレーナーからは「まずはジャブを褒めてもらえます。ジャブで入ってこれないんじゃないかと思います。あとスピードがあるのでジャブに対応できないと思うんですが、右ストレートが当たれば必ず倒せると思います」と左ジャブと右ストレートがポイントとなりそう。

浜崎朱加「しっかり魅せられる試合を」、藤野恵実「私は自分のペースを貫く」【RIZIN.30】

2021.09.17 Vol.Web Original

浜崎「フィジカルは女性の中では群を抜いている」

「RIZIN.30」(9月19日、さいたまスーパーアリーナ)の試合前インタビューが9月17日、行われた。

 今大会では女子スーパーアトム級王者の浜崎朱加(AACC)がPANCRASE女子ストロー級チャンピオンの藤野恵実(トライフォース赤坂)と対戦する。

 2人は9年前に一度対戦し、浜崎が勝利。その後はともに練習する仲となっている。

 この日のインタビューで浜崎は「9年ぶりに藤野選手と戦えることをうれしく思っているし、楽しみです。ワクワクしてます」と語った。藤野については「パワフルで、フィジカルはけた外れというか、女性の中では群を抜いているという印象」、試合については「相手のペースに合わせると膠着状態が続いちゃうんで、自分のペースで動き続けながら試合を作っていければと思っています」。

 公開練習では「判定決着にはしない」と言っていたのだが、この日も「もちろん簡単ではないと思うが、常に一本かKOを狙いに行く気持ちは見せたい」と語った。

井上直樹がトーナメントV後のBellator参戦も視野に。金太郎は「決めてきたことをしっかりやれれば勝てる」【RIZIN.30】

2021.09.17 Vol.Web Original

決勝ラウンドで扇久保博正と朝倉海との対戦を希望

「RIZIN.30」(9月19日、さいたまスーパーアリーナ)の試合前インタビューが9月17日、行われた。

 今大会では「RIZINバンタム級(61.0kg)トーナメント」の2回戦4試合が行われ、第9試合では井上直樹(セラ・ロンゴ・ファイトチーム) と金太郎(パンクラス大阪稲垣組)が対戦する。

 井上は1回戦で石渡伸太郎に1RTKO勝ち、金太郎は伊藤空也に判定勝ちを収めている。

 この日のインタビューで井上は金太郎について「結構ストライキング。パンチも威力がある。組み力も強いと思うが、全然問題はない」、試合展開については「打撃でも寝技でもしっかり行けるような感じでいろいろ考えてきた」と語る。

 井上はトーナメントでは優勝候補と目されていたのだが、先日、RIZINバンタム級王者の堀口恭司がBellatorへ移籍することが発表されたことについては「日本人から海外に行く選手が増えるというか、行ってくれるのはうれしいが、やはりバンタム級でやってきて、トーナメントもその(堀口と戦う)ためにやってきたようなものなので、機会があれば堀口選手ともやってみたいし、Bellatorに行くのもありかと思っています」とトーナメントを制したうえで、堀口に続いてBellator参戦へも興味を示した。

 Bellatorのバンタム級戦線については「セルジオ・ペティス、この前、マゴメドフに勝った選手(ラフィオン・ストッツ)とかは気になっています。戦ってみたいです。Bellatorに乗り込むのもいいし、RIZINで呼んでもらってやるのもいいかなと思っています」と語った。

 金太郎戦をクリアすれば大晦日には準決勝と決勝が行われる。カードの決め方についてはまだ決まっていないのだが「抽選でもなんでもいいです。扇久保選手が自分とやりたいと言ってくれていたのでぜひやりたい。扇久保選手とか朝倉海選手が勝ち上がってきたらやりたい」と扇久保と朝倉海との対戦を希望した。

メインを務める朝倉海の「凶暴な試合をしたい」にヤマニハも「私も同じ」【RIZIN.30】

2021.09.17 Vol.Web Original

朝倉「RIZINでしかできない試合を体現したい」

「RIZIN.30」(9月19日、さいたまスーパーアリーナ)の試合前インタビューが9月17日、行われた。

 今大会では「RIZINバンタム級(61.0kg)トーナメント」の2回戦4試合が行われ、メインイベントでは朝倉海(トライフォース赤坂)とアラン“ヒロ”ヤマニハ(ブラジル/ボンサイ柔術)が対戦する。

 朝倉は1回戦は渡部修斗に1RTKO勝ち、ヤマニハは倉本一真に判定勝ちを収めている。

 朝倉は現在の心境について「やることはやったんで試合が楽しみ」と淡々とした表情。ヤマニハの印象については「ボンサイ柔術の選手だけど打撃も組みも寝技も全部やってくる選手かなと思う。オールラウンダーな印象」、試合については「圧倒して勝つと思う。RIZINでしかできない試合というものがあると思うので“こういうのがRIZINの試合だよな”というものを体現したい。とにかく激しい試合を見せることになると思う。凶暴な試合ができたらなと思っています」とメインを締めくくるにふさわしい激しい試合を約束した。

 ヤマニハの柔術への対策については「特にはしていない。結果的に柔術やグラップリングのトレーニングの時間は多かったと思うが、特に今回の相手だからという意識はしていない」と特別な警戒はしていないよう。RIZINバンタム級王者の堀口恭司が朝倉の「寝技には不安がある」と言っていたことについては「自分は準備も対策はできているので、誰に何を言われようが自分がやるべきことをやるだけ。自信があるのは変わらない」とさらり。

扇久保博正と大塚隆史がともに「しんどい試合になる」【RIZIN.30】

2021.09.17 Vol.Web Original

大塚「気持ちの勝負にもなっていくと思う」

「RIZIN.30」(9月19日、さいたまスーパーアリーナ)の試合前インタビューが9月17日、行われた。

 今大会では「RIZINバンタム級(61.0kg)トーナメント」の2回戦4試合が行われ、第8試合では扇久保博正(パラエストラ松戸)と大塚隆史(T-Grip Tokyo)が対戦する。

 扇久保は1回戦で春日井“寒天”たけしに判定勝ち、大塚は獅庵に判定勝ちを収めている。

 大塚は試合を2日後に控えた心境として「今はしっかり明日の計量に向けて体重を落とすということですね」と淡々と語る。扇久保については「気持ちの強い選手だと思う」とし、試合展開については「全局面で勝負して、簡単にはいかないだろうし、逆にしんどい試合ができればなと思っています」と語った。

 この「しんどい試合」については「自分はタイプ的に一発を狙ってとか、楽してというかそういうので勝つタイプではない。これまで強い選手に勝ってきたときももしんどい試合をしてきた」と自らの土俵と認識。そして両者と戦った石渡伸太郎が勝負の分かれ目としてメンタルの部分を上げていたのだが、大塚も「気持ちの勝負にもなっていくと思う」と語った。

トーナメントで対戦の瀧澤謙太「何もさせずに勝つ」、元谷友貴「すぐに終わる」【RIZIN.30】

2021.09.17 Vol.Web Original

RIZINバンタム級トーナメント2回戦で対戦

「RIZIN.30」(9月19日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の試合前インタビューが9月17日、行われた。

 今大会では「RIZINバンタム級(61.0kg)トーナメント」の2回戦4試合が行われ、第7試合では元谷友貴(フリー)と瀧澤謙太(リバーサルジム東京スタンドアウト)が対戦する。

 元谷は1回戦で岡田遼に、瀧澤は今成正和にそれぞれ判定勝ちを収めている。

 この日のインタビューで瀧澤は試合について「楽しみ。ワクワクしている」と語り、元谷の印象について「タフで、打撃も寝技も高いレベルでできる選手」としたうえで「何もさせずに勝つことを目標にしているが、それが実行できれば」と試合展開についても触れた。

 瀧澤は1回戦では今成の足関節を徹底的に避ける戦法を取り、その試合内容が物議をかもしたのだが、今回の試合について「瀧澤謙太のオリジナルの戦いを見せたい。(1回戦とは)違うかもしれないし、一緒の戦いをする可能性もある。それはそれで面白いかなと思っている」と意味深な発言。「相手の警戒している技がある。ギロチンとか下からの三角とか。それを際で取られなければ大丈夫だと思う」などと元谷の警戒点を挙げた。

ぱんちゃん璃奈と寺山日葵の対戦についてKNOCK OUTの宮田充プロデューサーが「しかるべきタイミングが来たら当然テーブルについて話すべきだと思う」

2021.09.14 Vol.Web Original

「必要に応じて伊藤代表と話をさせてもらう流れもあるかもしれない」

 KNOCK OUTの宮田充プロデューサーが9月14日、KNOCK OUT-BLACK女子アトム級王者のぱんちゃん璃奈(STRUGGLE)とRISE QUEENミニフライ級王者の寺山日葵(TEAMTEPPEN)の一戦についてコメントした。

 この2人についてはぱんちゃんが9月1日に行われた「RIZIN.30」(9月19日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の公開練習の際に「RIZINという中立なリングで寺山選手と戦いたい」と発言。一方、寺山は翌日に行われた「RISE GIRLS POWER.5」(9月12日、東京・後楽園ホール)の公開練習で「今は(対戦する)小林愛三選手のことしか考えていない」と語った。そして寺山は小林に勝利を収めた12日の試合後の会見で“大晦日のRIZINのオファーが来たら?”という問いには「その時が来たらという感じ」と語るにとどめたのだが、RISEの伊藤隆代表は「やりたいならRISEに来ればいい。うちはウェルカム」とコメントしていた。

 この日、KNOCK OUTは「KNOCKOUT 2021 vol.5」(10月29日、東京・後楽園ホール)などのカード発表会見を行った。宮田氏はその会見後に「自分のツイッターやKNOCK OUTの公式のSNSに関係者やファンの方からたくさんのメッセージや意見をいただいたので、僕も何かしら話すべきかと思った。といっても5日後にはぱんちゃん選手にとって大きな節目となる試合があるので、ぱんちゃん選手には試合に集中してほしいし、させてあげたいというのが自分の気持ち」と前置きしたうえで「あとは具体的に試合をするしないは、お互いに別々のコメントを発して決めていくものではないので、もししかるべきタイミングが来たら当然テーブルについて話すべきだと思うし、そこからが僕の仕事だと思う」とまずはぱんちゃんには19日の百花戦に集中させてあげたいとした。

 12日の伊藤代表の「昨年のトーナメントにオファーした」という発言については前REBELSプロデューサーの山口元気代表にも確認済みであるとし「そこから1年。彼女もチャンピオンとしてキャリアを積んできて意識も高まっているでしょうし、そこからの発言だと思う。基本的には所属ジムのSTRUGGLEさんと話をしなければいけないので、19日の試合が終わってからジムを通じてぱんちゃん選手の意思確認というかどう進めたらいいのかを話していきたい。当然、今回、RIZINさんにお世話になっているので、榊原代表にも相談すべきことかなと思うし、必要に応じて伊藤代表と話をさせてもらう流れもあるかもしれないと思っている」と試合実現のための交渉などがあるにしても19日の試合以降になるという認識を示した。

 伊藤代表の「やりたいならRISEに来ればいい」という発言については「伊藤さんには伊藤さんの立場があって、昨年オファーをしたという流れがあってのものだと思うし、それに対して僕がまたコメントを発表させてもらうというのはちょっと違うと思う。やるとなると仕事なので、いつやるか? どこでやるか? 何キロでやるか?といった決め事がたくさんあるし、その戦いの後にどうなっていくのかということもある。このタイミングなのかもしれないし、先のタイミングなのかもしれない。否定するものではないが、何しろ今回は試合の直前なので、“そろそろ試合モードになりましょう”という感じ。ただファンの皆さんが熱を持っていろいろなコメントをやり取りしてくれているのは、女子のキックボクシングについてはすごく良かったんじゃないかと思う」などと語った。

RISEの伊藤隆代表がぱんちゃん璃奈の寺山日葵への対戦希望発言に「やりたければRISEに来ればいい」との見解示す

2021.09.13 Vol.Web Original

寺山は小林戦を終え「勝つことができてほっとしている」

 RISE QUEENミニフライ級王者の寺山日葵(TEAMTEPPEN)がRISEの女子選手のみの大会となる「RISE GIRLS POWER.5」(9月12日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで同フライ級王者の小林愛三(NEXTLEVEL渋谷)と-49.5kg契約のSuperFight!で対戦し、2-0の判定で勝利を収めた。

 今大会は「RISE GIRLS POWER」としての初の後楽園大会。そして後楽園ホールで女子選手のみのキックボクシングの大会が開催されるのは1995年の全日本キックボクシング連盟「闘色兼備」以来、約26年ぶりという歴史的なもの。

“女帝”としてそのメインを締めくくった寺山は試合後の会見で「国内最強と言われている選手にぎりぎりでしたが勝つことができてほっとしているのと、毎回言っているんですが反省点が多かった。自分の理想としていた戦い方ではなかった。もうちょっとこれが出したかった、あれが出したかったというものが多かった。試合中にこれができないなら別のプランでいってみようという切り替えは早い段階でできた。そこだけは良かった。いいところと悪いところが自分の中で出てきている。次に向かって気持ちを作り替えようと思っている」などと試合を振り返った。

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