現修斗世界フェザー級王者のSASUKE(MASTER JAPAN TOKYO)が「RIZIN LANDMARK 11 in SAPPORO」(6月14日、北海道札幌・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ ※ABEMA PPV等で配信)でRIZIN初参戦を果たすも無念のKO負けを喫した。
SASUKEは2021年7月に修斗世界王座を獲得。2022年と2023年には「Road to UFC」のフェザー級トーナメントに参戦するもいずれも初戦で敗退。その間にも飯田健夫、田中半蔵、椿飛鳥相手にいずれもKOで防衛。昨年5月に修斗で行われた日中対抗戦ではジョングウェン・パンに一本勝ちと修斗では敵なしの状態になっていた。
SASUKEはRIZINでは岸本篤史、高木凌、中原由貴を相手に3連勝中のビクター・コレスニック(ロシア/Tiger Muay Thai/Kuznya)と対戦した。
1R、ともにオーソドックスの構え。圧をかけるコレスニック。コレスニックのバックスピンキックをキャッチしたSASUKEがバックを取りかける。しのいだコレスニック。スタンドの打撃の展開に戻る。コレスニックは前蹴り、右カーフ。コレスニックはワンツーからハイキックもSASUKEはかわす。コレスニックは右カーフ。SASUKEも右カーフからダブルレッグ。そしてスタンドでバックを取りかけるがコレスニックはしのぎ正対、プッシュして離れる。コレスニックは前蹴りからワンツー。SASUKEもパンチを返す。SASUKEは下がりながらも左ジャブ。コレスニックは多彩な蹴りでSASUKEを下がらせる。しかしSASUKEは蹴りにタックル。コレスニックはここも切る。コレスニックは前に出て右カーフ、左ハイ、ブラジリアンキックと多彩な蹴り。SASUKEはなかなか手を出せない。それでもコレスニックのすきをついてタックルを狙う。コレスニックは左ボディーから返しの右フック。左ボディーを効かされたSASUKEはうずくまりダウン。レフェリーが試合を止め、コレスニックのKO勝ちとなった。