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インフィニティリーグ開幕。新人王MVPのCHAN-龍が計量オーバーで試合中止、竹原vs上原はドロー【修斗】

2023.03.20 Vol.Web Original

「PROFESSIONAL SHOOTO 2023 Vol.2」(3月19日、東京・後楽園ホール)から新鋭の登竜門「インフィニティリーグ2023」が開幕した。今年はフェザー級で開催され、1位と2位の選手が来年、空位となっている環太平洋王座決定戦に駒を進める。

 この日は公式戦2試合が組まれたのだが、昨年の同級新人王で新人王MVPにも選出されたCHAN-龍(MMAZジム)が前日の本計量、当日の再計量ともに規定体重をクリアすることができず、この日行われる予定だった浜松ヤマト(T・GRIP TOKYO)との試合は中止となった。浜松は不戦勝となり勝ち点3を獲得した。

 もう1試合の竹原魁晟(パラエストラ松戸)vs上原平(リバーサルジム横浜グランドスラム)の一戦はドローとなり、両者勝ち点1を獲得するにとどまった。

17年ぶりの女子だけの大会「COLORS」を5月に開催。メインはSARAMI vs渡辺彩華のタイトル戦【修斗】

2023.03.20 Vol.Web Original

「PROFESSIONAL SHOOTO 2023 Vol.2」(3月19日、東京・後楽園ホール)で5月21日に修斗では約17年ぶりとなる女子だけの大会「COLORS」を東京・ニューピアホール(昼の部)で開催することが発表された。

 日本の女子格闘技界のレジェンド、藤井惠さんが最高戦略責任者(CSO)に就任に就任する。

 藤井CSOは「修斗はすでに20年以上続いていますが、今回、17年ぶりとなる女子だけの修斗の大会を開催したいと思います。名前は修斗ではなく『COLORS Produce by SHOOTO』。COLORSは色ということなんですが、選手一人ひとり得意なもの、見せたいもの、個性がある。その個性を最大限に生かして、このリングやケージの中で爆発していただいて、自分色に皆さんを巻き込みながら、そこから世界に羽ばたくような選手を育てていきたい、送り出してあげたいという気持ちを込めて、このCOLORSという名前にさせていただきました」などと発表した。

初参戦の山本琢也が世界2位の山本健斗デリカットにKO勝ちで修斗王座に照準【修斗】

2023.01.16 Vol.Web Original

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2023 開幕戦」(1月15日、東京・後楽園ホール)で元GRACHANライト級・フェザー級王者の山本琢也(パラエストラ千葉)が修斗初参戦でフェザー級世界2位の山本健斗デリカット(総合格闘技道場コブラ会)をKOで破り、修斗王座に照準を定めた。

 琢也はもともとアマ修斗で経験を積み、2013年全日本大会のウェルター級で優勝。しかし翌年の新人王戦でのデビュー戦を欠場し、GRACHANでデビューを果たした。昨年夏にGRACHAN王座を返上し今大会から戦場を修斗に移した。

 1R、健斗はサウスポー、琢也はオーソドックスの構え。蹴り合いから琢也がタックルを決め健斗にヒザをつかせる。そのままサイドバックからバックをキープ。立とうとする健斗をリフトして叩きつける琢也。そしてバックからヒザをこつこつと当てていく。琢也が何度もリフトして叩きつけグラウンドに持ち込もうとするが、健斗が脱出。スタンドの攻防に戻り、左ストレートをヒットの健斗。琢也は組み付き押し込む。離れて、健斗のヒザに琢也がタックルを合わせケージに押し込む。離れ際琢也の連打に健斗がダウン。すぐに立ち上がってパンチを出す健斗だったが、琢也はなおも連打でダウンを奪うとパウンドで追撃。しかしラウンド終了のホーン。

初参戦の渡辺彩華が前王者・黒部三奈にKO勝ちし「スーパーアトム級のベルトを目指す」【修斗】

2023.01.16 Vol.Web Original

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2023 開幕戦」(1月15日、東京・後楽園ホール)でパンクラスを主戦場とする渡辺彩華(AACC)が前世界女子スーパーアトム級王者の黒部三奈(マスタージャパン東京)と対戦し、2RKO勝ちを収め修斗初参戦で番狂わせを起こした。

 渡辺は2020年12月にDEEP JEWELSでプロデビュー。神野あかりに1RでTKO勝ちを収めた。しかしその後、リングから遠ざかり、昨年10月にパンクラスでプロ2戦目に臨む。当初は第1試合に出場予定もメインの藤野恵実と対戦予定の韓国人選手が来日不能となったため、急きょ藤野の相手に抜擢。判定負けを喫したものの、藤野が「すごく気持ちが強くて、初心を思い出した」とうなるほどの試合を見せた。

 黒部は2021年11月にSARAMIに敗れ王座陥落も、昨年1月に宝珠山桃花、7月にパク・ソ・ヨンを破り再起を果たしている。

CHAN-龍が6戦6勝でフェザー級、片山将宏が5戦5勝でフライ級新人王に輝く【修斗】

2023.01.16 Vol.Web Original

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2023 開幕戦」(1月15日、東京・後楽園ホール)で4階級の新人王決定トーナメントの決勝戦が行われた。

 フェザー級では椿飛鳥(トライデントジム)とCHAN-龍(MMAZジム)が対戦し、龍が1R、TKOで勝利を収めた。

 1R、椿はオーソドックス、CHAN-龍はサウスポーの構え。椿のローにCHAN-龍が左ストレートを合わせそのまま組み付き、ケージに押し込む。CHAN-龍はケージつたいに押し込みながら足をかけ椿にヒザをつかせる。なおもパンチからリフトしてテイクダウン。椿はすぐに立つが、CHAN-龍はクラッチを離さず、リフトしてマットに叩きつけると椿が着地の際に左腕を痛めてしまいレフェリーがすぐに試合をストップ。龍のTKO勝ちとなった。

元環太平洋王者・根津優太が引退「15年、すごく楽しかった。幸せでした」【修斗】

2022.11.28 Vol.Web Original

 修斗の第4代環太平洋フェザー級王者・根津優太(&MOSH)が11月27日、プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2022 Vol.7」(東京・後楽園ホール)で引退セレモニーを行った。

 根津は2007年にプロデビューを果たし、修斗を主戦場に戦い、2014年には環太平洋フェザー級(現在のバンタム級)王座を獲得。石橋佳太を相手に初防衛を果たした。2015年には王座を返上し、韓国のロードFCに参戦。2年間で5試合を戦った。

 2018年から修斗に復帰し、魚井フルスイング、平川智也、祖根寿麻に勝利を収めるも2019年に倉本一真にジャーマンで投げられまくった末のTKO負けを喫し王座奪還への道を阻まれてしまう。2020年には「Road to ONE」で今成正和に勝利を収めるも、約1年10カ月ぶりの試合となった今年7月、平川に一本負けを喫し、引退を決意した。

“ゾンビ”藤井伸樹が王者・石井逸人との激闘制しついに修斗のベルトを奪取。試合後「疲れるなあ…」と思わずぽろり【修斗】

2022.11.28 Vol.Web Original

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2022 Vol.7」(11月27日、東京・後楽園ホール)で行われた「環太平洋バンタム級チャンピオンシップ」で王者・石井逸人(TRIBE TOKYO MMA)に藤井伸樹(同級4位/ALLIANCE)が挑戦し、2-1の判定で藤井が勝利を収め、第12代王者となった。石井は初防衛に失敗した。

 石井は2020年に行われた「インフィニティリーグ2020バンタム級」で優勝し、当時の環太平洋王者だった安藤達也に挑戦するも一本負け。その後、安藤が世界王座獲得に専念するため王座を返上。今年1月に小野島恒太と藤井の間で王座決定戦が行われ、小野島が王座に就いた。石井は3月に石橋佳太を破り再起を果たすと、5月に小野島に挑戦。判定勝ちを収め悲願の王座を獲得した。

 対する藤井は5月に齋藤翼を破り再起を果たし、今回の挑戦にこぎつけた。

ストロー級王者の新井丈がフライ級との2冠に照準。フライ級1位の関口祐冬との対戦をアピール【修斗】

2022.11.28 Vol.Web Original

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2022 Vol.7」(11月27日、東京・後楽園ホール)で現世界ストロー級王者の新井丈(キングダムエルガイツ・和術慧舟會HEARTS)がノンタイトル戦で大竹陽(HAGANE GYM)と対戦し、1RでKO勝ちを収めた。そして試合後のマイクでフライ級との2階級制覇をアピールした。

 新井は9月の後楽園大会で猿丸ジュンジを1RでKOで破り、王座を獲得。他団体の戦績も含め9連敗からの7連勝で王座獲得という離れ業をやってのけた。

 今回対戦する大竹とは2019年10月に対戦しKO勝ち。これが7連勝のスタートという縁のある相手。大竹は現在2連勝中で現王者との対戦という大きなチャンスをつかみ取った。

澤田千優が小生由紀を圧倒しての判定勝ち。インフィニティリーグを制し初代女子アトム級王座を獲得【修斗】

2022.11.28 Vol.Web Original

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2022 Vol.7」(11月27日、東京・後楽園ホール)で「インフィニティリーグ2022 女子アトム級」の2試合が行われ、澤田千優(勝ち点8/AACC)が小生由紀(勝ち点4/グランドスラム沖縄APP)を判定で下し優勝を果たした。

 今年のインフィニティリーグはここまで澤田が勝ち点8で独走。この日、小生が1RでKOか一本で勝てば逆転優勝という状況だったが、澤田が小生を圧倒した。

 1R開始早々に小生がヒザ蹴りを出すと、澤田は圧を強めテイクダウンに成功すると上を取ってハーフガード。上からヒジを落としていく。小生はハーフでしのぐと下から三角を取りかけるがすぐに澤田は脱出。スタンドの攻防に戻ると澤田はすぐに組み付いて首投げでテイクダウン。サイドを取ってパンチを落とす。ケージを使って脱出を図る小生だが澤田は逃がさない。しかし小生も執念で脱出。スタンドに戻るが打撃の攻防から澤田が組み付きテイクダウン。小生はハーフガードの体勢で何とかしのぐが1Rが終了。この段階で澤田の優勝が決まった。

引退試合の清水清隆が新鋭・山内渉に44秒で無念のTKO負け。「腹いっぱいの現役生活でした」【修斗】

2022.11.28 Vol.Web Original

 元フライ級キング・オブ・パンクラシストの清水清隆(TRIBE TOKYO MMA)がプロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2022 Vol.7」(11月27日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで山内渉(FIGHT FARM)を相手に引退試合に臨んだものの、1R44秒で無念のTKO負けを喫した。

 清水はパンクラス史上最多の6回の防衛を果たすと2015年に王座を返上し、2017年から修斗に本格参戦。2019年に当時の世界王者・扇久保博正に挑戦するも判定負け。その後、平良達郎、宇田悠斗といったフライ級の新星たちに連敗を喫し、引退を決意した。

“9連敗した男”新井丈が猿丸ジュンジを破り世界王座を獲得。「やめたり投げ出したりしてたら、このベルトはここにはない」【修斗】

2022.09.20 Vol.Web Original

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2022 Vol.6」(9月19日、東京・ 後楽園ホール)のメインイベントで行われた「世界ストロー級チャンピオンシップ」で挑戦者の新井丈(キングダムエルガイツ・和術慧舟會HEARTS)が王者の猿丸ジュンジ(修斗GYM東京)に1RでTKO勝ちを収め悲願の世界王座を獲得した。

 猿丸は2011年に世界フライ級チャンピオン決定戦で生駒純司と対戦するも判定負け。その後もタイトル挑戦や王座決定戦で山上幹臣、室伏シンヤ、内藤のび太と対戦もことごとく跳ね返され、昨年11月に行われた「世界ストロー級暫定チャンピオン決定戦」で元世界ストロー級王者の黒澤亮平からスリーパーホールドで一本勝ちを収め、35歳にして悲願の王座を獲得した。正規王者の箕輪ひろばとの統一戦が待望されていたが、箕輪は現在、ONE Championshipを主戦場に戦っており、統一戦が困難な状況なため王座を返上。7月17日の後楽園大会で猿丸が第9代王者となることが発表された。

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