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NTTドコモが修斗の新シリーズ「Lemino修斗」を独占生配信。来年3月まで東京と沖縄で計4回大会を開催。9月2日は後楽園で元世界王者・岡田遼が引退試合

2025.07.16 Vol.Web Original

 NTTドコモが自社の映像配信サービス「Lemino」で総合格闘技「修斗」大会の新シリーズ「Lemino修斗」を独占配信することを7月16日、発表した。

 この日、都内で「『Lemino修斗』開催発表記者会見」が行われた。会見には株式会社NTTドコモ コンシューマサービスカンパニー 統括長の鈴木基久氏、THE BLACKBELT JAPANの鶴屋浩会長、松根良太副会長、所属の格闘家・岡田遼、日本修斗協会の佐藤ルミナ理事長が登壇した。

 会見では松根氏が「私は師である鶴屋浩さんのもと、MMAという競技で26年間選手を育ててまいりました。その上でどうすればより強い選手を育てることができるのか、世界で活躍する選手を育てることができるのかと常に試行錯誤してまいりました。私の指導者としての目標を端的に言うと2点。日本のMMAから世界で活躍する選手を育てること、子どもたちにとってMMAを夢がある競技にすることです。しかし理想を実現するには高い壁があると思っていた矢先、平良達郎のスポンサーであるNTTドコモ様が“日本のMMAを共に活性化させてまいりましょう”と手を差し伸べてくださいました。皆様ご存知の通り、日本を代表する一流企業のNTTドコモが日本MMA業界に手を差し伸べてくれたことは、修斗のみならず日本MMA業界にとって千載一遇の機会です。9月2日に第1回大会を迎えるLemino修斗はドコモの映像配信サービス『Lemino』にて配信されます。 今後、後輩である第11代修斗世界バンタム級チャンピオンの岡田遼と手を取り合いながら、岡田遼をプロモーターとして成長させるべく指導し、岡田遼を大会運営の顔として育ててまいります。そして、記念すべき第1回目のLemino修斗のメインイベントは岡田遼が赤コーナーの選手として務めます。プロモーターとして進む前に、今いる現役選手たちにプロシューター岡田遼として、生きざま、背中を見せ、次のステップに向かわせたいと思います」などと今回、NTTドコモのサポートのもとこのシリーズが立ち上がった経緯を説明し、第1回大会で元修斗世界バンタム級王者の岡田遼(THE BLACKBELT JAPAN)が引退試合を行うことを発表した。その対戦相手は元DEEPフェザー級王者の弥益ドミネーター聡志(team SOS)となることも合わせて発表された。

パラエストラ松戸、千葉、柏、沖縄が独立し「THE BLACKBELT JAPAN」発足。鶴屋浩代表「武道の基本を若い選手たちに伝承していくのが私たちの使命」

2024.03.13 Vol.Web Original

 鶴屋浩氏が代表を務めるパラエストラ松戸、千葉、柏と松根良太氏が代表を務めるTHEパラエストラ沖縄がパラエストラネットワークから独立し、新チーム「THE BLACKBELT JAPAN」を発足することが3月13日、発表された。

 この日、パラエストラ千葉に所属する岡田遼が代表を務める東京・錦糸町の「RYO OKADA TOKYO INSTITUTE」で鶴屋、松根の両氏と所属選手10人が参加しての会見を行った。

 会見の冒頭、鶴屋氏が「1992年に私と松根がパラエストラ松戸を設立しまして、中井祐樹先生の下で約24年間、総合格闘技とブラジリアン柔術に携わってきました。MMAにおいて、約15本のチャンピオンベルト、柔術に関しても30人以上の黒帯を輩出してきました。そして今年の4月1日から新たなチームを立ち上げます。新しいチームの名は『THE BLACKBELT JAPAN』。私は学生時代、国際武道大学に在籍していました。そこで『武道とは何か』という論文を書きました。武道の『武』は戦いという字の略語で、戦いを止める道と書いて武道という意味があります。今の社会情勢では無意味な戦争や無意味な争いが多くあります。MMAの試合でも、対戦相手をリスペクトしていない選手が多く見られます。試合が終わればノーサイド。礼に始まり礼に終わる。これが本来の格闘技、武道の基本です。このような日本の古来からある武道の基本を若い選手たちに伝承していくのが私たちの使命だと思っています。武道の中には柔術、柔道、空手とあります。その武道を極めた人間には黒帯が授与されます。黒帯の形態を最初に作ったのは嘉納治五郎先生と聞いております。黒帯、すなわちブラックベルト。THE BLACKBELT JAPAN。日本の黒帯のチームです。このチームで世界のMMAファイターや世界の柔術家と戦っていきたいと思います。私は昨年、アメリカのUFC PIや上海のPIにも行き衝撃を受けました。壮大な施設、優秀なトレーナー、アスリートのために考え抜かれた食事。アメリカや中国は1歩も2歩も日本より先に進んでいます。このままでは日本の総合格闘技は置いていかれてします。私は松根良太と世界で活躍する日本人ファイターを育てていきたいと思います。これからのTHE BLACKBELT JAPANの選手の活躍に期待してください」と挨拶。

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