ブリキのおもちゃ北原照久の「裏」コレクション?!

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   北原照久の『和印(わじるし)』写真集(撮影:桐島ローランド)の出版と「和印」展示会の開催を記念し27日、原宿のトーキョーカルチャーbyビームスで、トークショーが行われた。

 北原といえば、ブリキのおもちゃコレクターとして有名だが、実は、広告のポスターなど、おもちゃ以外のコレクションも多い。その中の1つが和印。大正末期から昭和初期に、温泉街の土産物店などで売られていた土製の人形やお面だが、裏を返すとそこには男女の営みが掘り込まれている、いわば「春画の立体版」だ。

 30年前に東郷神社の骨董市で買った猫の人形から始まり、現在は250点の作品がコレクションがあるという。北原は「日本人特有の奥ゆかしさ、粋、手技が全部つまっている」。

 展示会は、2月7日まで同会場で開催中。