粟生3度目、山中初防衛

 世界ボクシング評議会(WBC)ダブルタイトルマッチ各12回戦は6日、東京国際フォーラムで行われ、スーパーフェザー級王者の粟生隆寛(帝拳)が同級1位のターサク・ゴーキャットジム(タイ)を3-0の判定で下し、3度目の防衛を果たした。バンタム級王者の山中慎介(帝拳)は同級4位のビック・ダルチニャン(豪州)に3-0の判定で勝ち、初防衛に成功した。粟生は「ボクシング界が盛り上がるカードをやりたい」とWBA同級王者・内山との対戦を見据えた。