猪瀬都知事が「”友達作戦”と”絆作戦”が大事」とハッパ

 東京2020オリンピック・パラリンピック招致委員会の第3回評議会が30日、都庁の第一本庁舎5階大会議場で開催された。この日は1月に提出された立候補ファイルの内容の説明、3月に日本に来るIOCの評価委員会への対応、これまでの招致活動の実績の報告と今後の予定などについて話し合われた。また猪瀬直樹東京都知事の評議会会長、森喜朗氏の評議会議長、川淵三郎氏の評議会副会長就任が報告された。

 冒頭、猪瀬都知事が挨拶。「まだまだ国家総力戦という感じが薄い」とハッパをかけ、今後の招致活動として「日ごろのつながりからIOC委員に迫る“友達作戦”と“絆作戦”が大事」と語った。

 またこの日は1月10〜20日に都内で実施した支持率調査の結果が報告された。それによると、賛成が73%、反対が12%、どちらでもないが15%で、5回目にして賛成が初めて70%を超えた。前回は66%。懸案だった「どちらでもない」が20%から5ポイント減り、賛成に上乗せされた格好。