食卓を彩る野菜と果物のチップスのレシピ本を出版―菜園料理家・藤田承紀

 ダンサーとして活動していた時に、食に興味を持ちイタリアに渡った藤田承紀。そこで、二つ星レストラン『IL PELLICANO』でイタリア料理を、さらにローマの老舗『AL CEPPO』でトラディショナルなイタリア料理を学び、帰国後、料理家として活動を開始。現在は自然農法、有機農法による野菜作りをしながら、菜園料理家として活躍中だ。そんな藤田が家庭でできる野菜と果物のチップスのレシピ本を出版した。

「タイトル通りの本です(笑)。レシピは71ページで約50種類。じゃがいもだけでも10種類以上あります。チップスってシンプルがゆえに、どんどんバリエーションが広がるんです。珍しいところでは、ブロッコリーの芯とか大根。そのままでもおいしいけど、例えばレンコンチップスは、リゾットやパスタに散らしたり、クルトンがわりにサラダに入れても。食感が楽しめるし、人参やビーツは、見た目もすごくきれいでかわいいので、料理の彩りにもなります。あと、キウイチップスと豚のソテーや、豚の煮込みにパインチップスも相性が良い。チップスだとカリッとしていて甘みと酸味が凝縮しているので、肉料理にとても合うんです」

 いろいろなものに応用できそう。

「はい。応用もききますし、保存もきくので、たくさん作って置けば便利です。イチゴとクレソンのサラダにいちごチップスとバルサミコをかけたら、それだけでおいしい。ジューシーなイチゴとサクサクのイチゴの食感の違いが楽しめます。あとは、お客様の目の前に葉物だけのサラダを出して、そこに色を重ねていくようにチップスをかけていく。どんどんサラダが華やかになっていく様子が見られるので、その場がすごく盛り上がりますよ。家庭でもでき、野菜をたくさん取れ、余計な味付けをしないチップスは味と食感、そして見た目も楽しませてくれるので、ぜひご家庭で作っていただきたいですね」
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『揚げる 焼く 野菜のチップス 果物のチップス』
【定価】本体1400円(税別)【発行】文化出版局