ブライアン、レスナー、ロンダが王座防衛【1・27 WWEロイヤルランブル】

なんとか防衛を果たしたブライアン(左)(©2019 WWE, Inc. All Rights Reserved.)

不運のAJ。ローワンの乱入で王座奪還逃す
 WWE「ロイヤルランブル」(現地時間1月27日、アリゾナ州フェニックス/チェイス・フィールド)でWWE王者ダニエル・ブライアンが王座奪還を狙うAJスタイルズを破り防衛を果たした。

 試合終盤に突如エリック・ローワンが登場すると、そのタイミングでブライアンが放ったハイキックがレフェリーに誤爆。その隙にAJがスタイルズ・クラッシュでブライアンを沈めるも、ローワンがAJにチョークスラムを放ってしまう。両者ダウンした状態となるも、先に起き上がったブライアンがなんとかAJをフォールして3カウントを奪った。

 試合後には、再びローワンがAJを抑えると、ブライアンがダメ押しのニー・プラスを叩き込み、ベルトを掲げて勝ち誇った。

レスナーがベイラーにF5を見舞う(©2019 WWE, Inc. All Rights Reserved.)

レスナーはキムラロックでタップ勝ち
 ユニバーサル王者ブロック・レスナーは初代王者フィン・ベイラーを破り防衛を果たした。

 体格では劣るベイラーだったが、ジョン・ウーで先制。場外戦ではスープレックスを食らいながらもレスナーを解説席に叩き付ける。この攻撃で右脇腹を負傷したレスナーの動きが鈍ると、ベイラーはF5を狙うレスナーにDDT。脇腹にはストンピングを叩き込み、さらにトペ・コンヒーロ3連打からのクー・デ・グラを炸裂させて勢いづく。

 しかし、ここで隙を突いたレスナーがキムラロックで捕らえるとベイラーは耐え切れずタップアウト。王座防衛に成功したレスナーは、試合後もベイラーを襲撃し、スープレック3連発からF5を見舞い、ブーイングの中、ベルトを掲げて勝利をアピールした。

サーシャにパイパーズ・ピットを狙うロンダ(©2019 WWE, Inc. All Rights Reserved.)

ロンダはサーシャを退ける
 ロウ女子王者のロンダ・ラウジーはサーシャ・バンクスと王座をかけて対戦した。

 ロンダは場外戦でポストに右ヒジを強打すると、サーシャにその右腕を集中攻撃されて苦戦するが、パイパーズ・ピットでサーシャを沈めてそのままピンフォール。3カウントを奪ったロンダがサーシャを退けて王座防衛を果たした。