ラグビー元日本代表・吉田義人氏×大塚久美子社長の異色対談実現

吉田義人氏(撮影・蔦野裕)
ともにバブルには背を向けた大学時代

 ラグビーの元日本代表である吉田義人氏が3月16日、「-Exchange Yells-“情熱人”その力のミナモトに迫る」と題したトークイベントに出演。大塚家具代表取締役社長の大塚久美子氏と対談を行った。

 実は同世代という2人は幼少期からこれまでの歩みを年代ごとに振り返り、そのつどごとにエピソードを披露。吉田氏が腕白でガキ大将だった少年時代、放課後の遊びがきっかけでラグビーをやることになったこと。そしてすでに「みんなで納得して遊びたい」という理念を持ったリーダーであったことが明かされた。一方の大塚氏は家が家具屋であったことから、「家具の扱い方は厳しくしつけられた。モノを大事にするということは結構うるさく言われていた」という。

 80年代後半の大学時代は大塚氏は「面白くない大学時代。世の中はバブルで華やかだったが、天邪鬼なところがあって、キラキラしたところには背を向けて地味で真面目な学生生活を送っていた。デートもせず(笑)」と話せば、吉田氏は「ラグビーが3度の飯より大好きだった。大学2年で日本代表に選ばれた。そうなると次は世界代表しかない。それを目指して自己鍛錬していた。バブルも全く知らない(笑)」とともにバブルには背を向けた学生時代を送っていたよう。

 吉田氏が明治大学のラグビー部の主将時代にどうやって100人の選手をまとめていたかという話の中でグラウンドの中はもちろん、私生活にも目を配り「部屋の乱れは心の乱れ。そういうところもしっかりやろうと思った」と言えば、大塚氏も「部屋を片付けるなかで心が整理される。きちんと整ったところにいると心は整う。生活する環境と人間の内面はつながっているというのは感じる。片付ける時間がないと頭の中が混乱してくる」などと同調した。
吉田氏と大塚氏(撮影・蔦野裕)
それぞれのリーダー論を披露

 現在、大塚氏は経営者として、吉田氏は7人制ラグビーチーム「サムライセブン」の監督として組織を束ねる立場にいるがリーダーシップについて、大塚氏は「仕事は思いもよらないことが起こる。目の前に問題があるとどうしても視野が狭くなる。本末転倒にならないように常に最終的に何をするためにこの仕事をしているのか、という初心に立ち返らないと続けられないし、人の共感も得られない。常にそういうことを大事にしている」、吉田氏は「リーダーはビジョンを明確にすること。それを発信していくこと。この人と一緒にやっていきたいと思ってもらえるかどうか。権力や権限を振りかざせば何でもできるが、それでは心が離れていく。選手は監督の鏡。選手たちは監督を見てふるまっている。だから常に自分を律していかないといけない」とそれぞれ話した。

 そして吉田氏は「今年、アジアで初めての単独開催となるラグビーW杯がいよいよ開催される。来年は東京オリンピック・パラリンピック。2021年には30歳以上の世界大会であるワールドマスターズゲームが来る。今後、日本社会においてはスポーツが健康や生活に重要とされてくるので、スポーツの魅力、ラグビーの魅力を伝えていきたい」と締めくくった。

 最後は互いに色紙にしたためたエールを交換。吉田氏は「本物であること 本流を歩むこと 本筋を貫くこと」、大塚氏は「意志あるところに道は開ける」という言葉を贈った。
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