柏がACL本戦出

2015.02.20 Vol.637
 サッカーのAFCチャンピオンズリーグ(ACL)のプレーオフが17日、日立柏サッカー場で行われ、柏はタイのチョンブリを延長の末に3−2で下し、本大会出場を決めた。  柏は前半8分に大谷のシュートをGKが弾いたところ、詰めていた武富が押し込み先制したが、2分後に追いつかれる。後半13分にレアンドロのPKで勝ち越すものの、またすぐに同点にされるという苦しい展開。延長戦でも決定機を何度も外し、残り5分となったところで、CKをレアンドロが頭で合わせ、やっと勝利を収めた。シュート47本と圧倒したものの、精度を欠きてこずった。  柏は24日から始まる1次リーグではE組で全北(韓国)山東(中国)ビンズオン(ベトナム)と戦う。

男子次期監督選びは難航中

2015.02.20 Vol.637
 日本サッカー協会は12日、東京都内で理事会を開き、日本代表のハビエル・アギーレ前監督が解任された問題で大仁邦弥会長ら幹部3人の処分を協議。責任を問わず、処分なしとの結論に至った。  ただ、就任から約半年での解任で混乱を招くなどしたことを受け、大仁会長が給与の50%を4カ月間、監督招聘の中心となった原博実専務理事と霜田正浩強化担当技術委員長が給与の30%を4カ月間、自主返納する意向を示し、了承された。  注目の次期監督については大仁会長は13日、「間に合わせるために、これでいいやにしたくない。間に合わないなら他の手を考える」と、3月に予定される2試合の国際親善試合に、代行監督で臨む可能性を改めて示唆した。  これまで海外メディアでは、前イタリア代表監督のチェザーレ・プランデリ氏や元イングランド代表監督のグレン・ホドル氏が就任要請を断ったという報道が流れている。

アギーレジャパン2連勝!上昇ムードでアジア杯へ

2014.11.21 Vol.631
 サッカーの国際親善試合で日本代表は14日、愛知・豊田スタジアムでホンジュラス代表と対戦し6−0で大勝した。アギーレ監督の就任以来1勝1分け2敗で、ピッチ上でも煮え切らない試合が続いていた日本。今回はこれまでの新戦力の発掘を目的とした選手選考から勝利のための現実路線にシフト。ブラジルW杯で主力を務めたベテランの遠藤と今野を初召集した。先発出場した遠藤は前線から積極的なプレスを仕掛けて守備に走る一方、前半44分には豪快なミドルシュートでゴールを決めるなど、攻守に渡って活躍した。ブラジルW杯メンバーが10人スタメンに名を連ねた日本はこれまでとは見違える動きで得点を重ねた。しかし途中出場の乾と豊田が代表初ゴールを挙げるなど、新戦力も結果を残した。  18日には大阪のヤンマースタジアム長居でオーストラリア代表と対戦し2−1で今年最終戦を白星で締めくくった。アギーレ監督就任後の成績は3勝1分け2敗となった。  オーストラリアは1月に行われるアジア杯で優勝を争うことが予想されるライバル。アギーレ監督は「ベストな11人を起用する。勝ちに行く」と宣言。右ヒザに故障を抱える内田はベンチとなったが、ほぼ現在考えられるベストメンバーとなった。  序盤こそアンカーの長谷部の両サイドのスペースを突かれるなど、オーストラリアに主導権を握られた日本。しかし前半途中、アンカーをダブルボランチに変えたあたりから試合を優位に進め、後半から出場した今野が16分に3年ぶりとなる代表2ゴール目で先制。23分にはアギーレ体制では無得点だった岡崎が代表40点目となるゴールを、右足のヒールで流し込んだ。  しかし後半のアディショナルタイムにケーヒルをフリーにしてしまいヘディングでゴールを決められる。この最後の失点は余計だったものの、2−1と勝利を収め2連勝と勢いをつけアジア杯に臨むこととなった。

サッカー日本代表新監督にアギーレ氏

2014.08.01 Vol.623
 日本サッカー協会は24日、次期日本代表監督としてメキシコ人のハビエル・アギーレ氏と合意したことを明らかにした。東京・文京区のJFAハウスで開かれた理事会の後の記者報告会で原博実専務理事が明らかにした。  原専務理事はコーチとしてスチュアート・ゲリング氏(イングランド)、フィジカルコーチとしてフアン・イリバレン・モラス氏(スペイン)、GKコーチとしてリカルド・ロペス・フェリペ氏(スペイン)が就任することも合わせて発表した。  また年代別代表との連係を密にしていくため、U−21(21歳以下)日本代表の手倉森誠監督が代表コーチも兼任する。  アギーレ氏は現役時、メキシコ代表として1986年のメキシコ・ワールドカップに出場。引退後はメキシコ1部リーグ、スペイン1部リーグで多くのクラブの監督を務め、メキシコ代表監督としても2002年、2010年と2度W杯で指揮を執っている。  原専務理事は今回の合意について「今回はうまく行った部類ですかね…」と交渉の過程を振り返った。アギーレ氏とは4年前にも接触し、交渉を持ったこともあることから手元に連絡先があり、仲介者を立てずに直接連絡して話を進めてきた。最終交渉を終えて帰国したのは24日の朝だった。  5月まで率いたスペイン1部リーグ・エスパニョールでは下位に沈んでいたチームを立て直した。過去にはチーム状態の悪かったサラゴサを残留させた実績もあり、原専務理事は「引き出しが多く、そこにいるメンバーをうまく生かすことが上手な監督なんだと思う。今の日本には一番ふさわしいのではないか」と高く評価。選手、監督と両方の立場でW杯に臨んだ経験も買い、ザッケローニ前監督時代に追求した前線からの積極的な守備から、速い切り替えで敵ゴールに迫る形以外の“幅”を期待した。  またこの発表に先立って、W杯ブラジル大会の検証結果も報告された。原専務理事は主にコンディション調整に不備があったことを認めた。試合会場から遠いイトゥをベースキャンプ地に選定した点についても、長時間の移動を強いられたことで、体調に影響があったと分析。そして「自分たちのサッカーをやろうというところと、相手にある程度合わせるところのバランスが崩れた」と攻撃的スタイルに固執した点も敗因に挙げた。

毎度お騒がせのカメルーン

2014.06.20 Vol.620
 カメルーンはW杯前になるとなにやらゴタゴタが勃発する。今回も同国のサッカー連盟と代表選手がW杯出場のボーナスをめぐって論争となり、ブラジル行きの飛行機への搭乗を拒否するというドタバタからスタートした。  ピッチ上はというと13日(同14日)にメキシコと初戦を戦い、0−1で敗戦。18日(同19日)にはともに初戦で敗れたクロアチアと生き残りをかけて対戦したが、0−1とリードされた前半40分にソングがクロアチアのFWマンジュキッチの背中を殴ってレッドカードで退場。数的不利な状況に緊張の糸がぷっつりと切れてしまったのか、後半3点を失い0−4で敗れ、グループリーグでの敗退が決まった。これだけならまだしも、後半のアディショナルタイムにはDFのエコトがFWムカンジョに頭突きを食らわし仲間割れ。戦前から「個々の能力は高いだけに問題はチームワーク」といわれていたのだが、ある意味期待を裏切らない結果となった。

メッシ健在 復活ゴール

2014.06.20 Vol.620
 アルゼンチンは15日(同16日)、初出場のボスニア ヘルツェゴビナと対戦。メッシが決勝点をあげ、2−1で勝利を収めた。  メッシは後半20分、イグアインとのワンツーからドリブルでペナルティーエリア付近まで切り込み、左足で放ったシュートはポストに当たりゴールへ。メッシはW杯では2大会ぶりのゴール。大会前は体調不良が伝えられたが、見事に復活した。

前回覇者スペインが2連敗で姿消す

2014.06.20 Vol.620
 グループBで首位通過が予想されていたスペインがまさかの2連敗でグループリーグで姿を消した。  13日(日本時間14日)の初戦でオランダと対戦したスペインは前半27分にシャビ・アロンソがPKを決め先制。順調なスタートを切ったように見えた。しかしオランダは前半終了間際に左サイドからブリントがあげたクロスをファンペルシーがヘッドで決めて同点に追いつく。左後ろからのクロスをヘッドで合わせてGKの頭上をふわりと越えるという、このスーパープレーで試合の流れがガラッと変わってしまった。オランダは後半7分に、これまた左サイドのブリントのクロスからロッベンが左足で決めて逆転。デ・フライを挟んで、ファンペルシー、ロッベンが立て続けに2点目をあげ、5−1でスペインを破った。  得失点差で大きなハンディを背負ったスペインはグループリーグ突破には残り2試合での勝利が必要になった。しかし18日(同19日)のチリ戦では前半に2点を奪われる。後半になってボールを持つ時間が長くなり主導権を握る場面も見られたが、今のスペインには3点を取り返す力はなかった。  2008年EURO、2010年W杯、2012年EUROとメジャーな国際大会を蹴散らしてきた無敵艦隊がついに沈んだ。

本田が復活弾も逆転負け

2014.06.20 Vol.620
 日本は14日(同15日)、コートジボワールと対戦し、1−2で敗れた。日本は前半16分、左サイドの長友からのパスをペナルティエリア内で受けた本田が左足で豪快に決め先制。しかし雨と湿気にスタミナを奪われたか、動きが落ちた日本。一方コートジボワールは後半17分にドログバを投入するや動きが一変。後半19分にボニー、21分にジェルビーニョがネットを揺らし逆転した。  日本は後半9分に遠藤、逆転された後の22分に大久保を投入したが流れを変えることはできなかった。2失点は同じような形で左サイドを崩されてのもの。課題が残る敗戦だった。

武井壮 日本代表は「地球の名プレイヤーという気持ちで」

2014.06.12 Vol.619
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 武井壮が12日、マルイシティ渋谷の店頭プラザで開催中のブラジルW杯を楽しむためのイベント「2014 FIFA WORLD CUP BRAZIL Budweiser SQUARE」のキックオフイベントに出席、サッカー日本代表に「(日本代表であるということよりも)地球の名プレイヤーという気持ちで頑張ってほしい」とエールを送った。
 
 かつて陸上の十種競技で活躍した武井。W杯が開催されるブラジルにもマスターズの大会で訪れるなど、種目は異なるものの海外での試合経験もある。その経験について聞かれると、「海外というイメージがない」と、一蹴。どの国を代表していると気負うよりも、「地球の名プレイヤーという気持ち頑張ってほしい」と、話した。

 この日は、1998年のフランスW杯に出場した名波浩も登壇。大会優勝を「ブラジル。開催国であり、オフザピッチのストレスがない」と予想。日本代表については、グループリーグを突破したうえで、「決勝トーナメントで得点できるかも見どころ。これまで得点していないので」と、話した。

 イベントは、W杯の見どころや観戦時のマナー、渋谷エリアでW杯を楽しみながらバドワイザーを楽しめる飲食店の情報提供、リフティングトライアルなどの体験イベント、ステージイベント、さらには渋谷タウンクリーンなどを行い、健全なサッカー観戦を呼びかけるもの。15日まで毎日開催。11~21時まで。最終日は20時まで。

ブラジルW杯 本紙編集部が選ぶ注目試合

2014.06.07 Vol.619
GROUP A「ブラジルvsクロアチア」(日本時間6月13日5時開始)  なんといっても開幕戦。サッカーの真髄を見たい、強いブラジルに大会を引っ張ってほしい、という思いはあるが、ハラハラドキドキしたい、とかワールドカップtotoで穴狙いの人はクロアチアの頑張りに期待も。 GROUP B「スペインvsオランダ」(日本時間6月14日4時開始)  前回大会の決勝戦の再現。勝利が義務付けられた戦いと、最悪負けなければいい、という戦いではシチュエーションが違いすぎて、意外に凡戦になる可能性も。負け方によってはチーム内がぎくしゃくする可能性もはらんでおり、チリにつけいるスキを与えてしまうかも。 GROUP D「ウルグアイvsイングランド」(日本時間6月20日4時開始)  ウルグアイはこの試合に勝てば、最終戦のイタリア戦を前にグループリーグ突破をほぼ決定づけられる状況。イングランドは最悪負けなければ、という状況が予想される。お互いに相手に勝ち点3を与えたくない試合だけに、スコアレスが続けばドローの可能性も。早めにどちらかが得点を上げれば、互いの攻撃力がフルに発揮され、華やかで緊迫感のある試合が展開されるかも!? GROUP G「ドイツvsポルトガル」(日本時間6月17日1時開始)  ともに勝てるに越したことはない一戦だ。ただ問題なのはポルトガルのC・ロナウドが間に合うのかということ。もし欠場ということになればドイツの有利は動かない。ワールドカップtotoを買う人は14日のギリギリまでその動向に注意を払うことになる!? GROUP G「アメリカvsドイツ」(日本時間6月27日1時開始)  アメリカを率いるのは1990年代、ドイツ代表のエースストライカーとして活躍し、前ドイツ代表監督でもあるクリンスマン監督。ドイツのレーブ監督はアシスタントコーチとしてクリンスマン監督を支えた仲。ここまでにドイツはグループリーグ突破を決めている可能性が高い。しかし万が一どちらにもその可能性があったら、相当面白い試合になりそう。

決勝Tに勝ち上がるのはどの国だ!?

2014.06.07 Vol.619
ブラジル◎ 欧州勢は割引 〈GROUP A〉まずは開催国であるブラジルの予選グループ突破は動かない。2位通過だと決勝トーナメントの1回戦でスペインと当たる可能性があるだけに1位通過を狙いたいところだが、そこは普通に戦っていても1位通過は間違いないだろう。  2位通過は普通に考えたらメキシコ。しかし2013年は監督が4人も変わるドタバタがあり、チームの成熟度は「?」マークがつく。となるとクロアチアということになるのだが、南米で行われるW杯では欧州勢は割引。地の利があるカメルーンは前回大会同様、チームはバラバラ。消去法でメキシコが2位通過か。 スペインとオランダが濃厚 〈GROUP B〉前回大会優勝のスペインとオランダが同居した。名前だけなら両チームの予選突破が濃厚と思いきや、オランダには一抹の不安が残る。欧州予選こそ9勝1分けで突破したものの、テストマッチではここ4戦勝ち星から見放されている。一番の不安はDF。昨秋の日本戦でも2点のリードを守りきれずドローに終わっている。そんな中、中盤の要となるストロートマンのケガによる離脱は痛すぎる。ただし攻撃陣は健在だけに点の取り合いになれば勝機も…。というわけで、俄然注目を集めるのがチリ。試合順をみると、トップ通過もありそう。 注目はバロテッリの素行!? 〈GROUP D〉ウルグアイ、イングランド、イタリアが揃ったいわゆる死の組。しかしイタリアがややリードか。前回大会でグループリーグ敗退後、ブランデッリ監督のもと守備重視型からポゼッションを重視しパスワークで攻撃を組み立てる戦いぶりに変化。チームを再建した。事実、ユーロ2012では準優勝、コンフェデ杯では準決勝まで進んでいる。問題はFWバロテッリ。その実力はともかく、頭に血の上りやすい選手なだけに、その行動しだいではガラリとチームのムードが変わってしまうかも。   仏は内紛なしでいけるのか 〈GROUP E〉いくら“南米の大会では欧州勢が活躍できない”というジンクスがあっても、このグループは別。フランスとスイスのグループリーグ突破はまず動かないだろう。となると興味はフランスに内紛が起こるかどうか。今大会はウクライナとのプレーオフを勝ち上がっての出場。それも敵地で0−2と敗れてからの大逆転勝利。日本だったら、これで向こう3年間は一致団結できそうなエピソードだが、そこはフランス。ピッチ外でも目が離せない。 オシム元監督の母国に注目 〈GROUP F〉ここはブラジルと並ぶ優勝候補でもあるアルゼンチンのトップ通過は間違いないところ。メッシ、イグアイン、アグエロ、ディマリアの「ファンタスティック・フォー」を擁する攻撃陣は大会を大きく盛り上げるだろう。むしろ攻撃陣に比べ明らかに見劣りする守備陣が心配。万が一攻撃陣が不発の折には番狂わせも!? 2番手はボスニア・ヘルツェゴビナとナイジェリアが争う形。ボスニア・ヘルツェゴビナといえば、元日本代表監督のイビチャ・オシム氏の母国。それだけでもついつい応援に力が入ってしまいそうだが、欧州で活躍中のジェコとイビセビッチの2トップ、ピヤニッチなどタレントも豊富。   C・ロナウドの動向注意 〈GROUP G〉ドイツ、ポルトガル、ガーナ、アメリカ…よく見ると、こちらもけっこうな死の組。それでもドイツとポルトガルの優位は動かない。特にドイツは優勝候補でもある。ポルトガルはクリスチアーノ・ロナウドの出来次第。そのC・ロナウドは5月24日のチャンピオンズリーグ決勝で復帰したものの、代表に合流した後、左太ももの筋肉の痛みで練習を欠席。29日にはポルトガルサッカー連盟がC・ロナウドのケガについて「左足太もも後部の筋肉痛」と発表。31日のギリシャとのテストマッチを欠場した。ベント監督のコメントからはC・ロナウドの復帰には「?」が。となるとガーナ、アメリカにもチャンスが出てくる。   頑張ろうぜ、韓国!! 〈GROUP H〉下馬評ではグループリーグ突破はベルギーとロシアが有力視されており、韓国は非常に微妙な立場。絶対的なエースだったパク・チソン的な選手が存在しないのは大きなマイナス。しかし今までも絶体絶命のピンチを実力とは別の力を発揮しくぐり抜けてきたのも事実。監督を務めるのは国民的英雄のホン・ミョンボ。現役時代から熱き闘志でチームを引っ張ってきた。退席処分を受けても退席しない、その闘志がどこまで選手たちに伝わるか。
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