W杯出場を決めた日本が最終戦でベトナムとドロー。シュート23本も1点にとどまる

前戦から9人が入れ替わった日本イレブン(©JFA)

勝てばグループ1位が確定も…

 サッカーの「2022年カタールワールドカップ(W杯)」アジア最終予選の最終戦「日本代表vsベトナム代表」の一戦が3月29日、埼玉・埼玉スタジアム2002で行われた。

 日本は24日にアウェーで行われたオーストラリア戦で2-0で勝利を収め、勝ち点21でグループ2位以内が確定し、7大会連続のW杯出場を決めた。現在、グループ首位に立っており、勝てばグループ1位を確定させる試合だったのだが、1-1のドローに終わった。

 この日は前戦からの連続スタメンはDFの吉田麻也と山根視来の2人のみ。GKは昨年6月の二次予選以来の出場となる川島永嗣。DFではベテラン長友佑都と左サイドバックを争う中山雄太が最終予選初スタメン。攻撃陣では旗手怜央、三苫薫、上田綺世が最終予選初スタメン。旗手に至っては代表戦出場も初めて。代表生き残りをかけたサバイバル戦はもう始まっていることをうかがわせる。

 日本とベトナムは昨年11月にベトナム・ハノイで対戦し、日本が1-0で勝利を収めている。今回が最終予選初進出となるベトナムは1勝8敗1分の勝ち点4でグループ最下位ではあるが、試合を重ねるごとにチーム力を上げている印象のチーム。11月の戦いでも固い守りに手こずらされており、一筋縄ではいかない予感はあった。

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