ゆがんだ浅野に喝! 稲森は蹴り、神木は「捜査して!」

「誰が一番ゆがんでいる?」の質問には、神木を刺した山本を除き、全員が浅野を指さした

 12日スタートのドラマ『刑事ゆがみ』(フジテレビ系、毎週木曜午後10時~)の完成披露試写会が10日、都内で行われ、主演の浅野忠信と、浅野演じる刑事とバディを組む神木隆之介、山本美月ら主要キャストが登壇した。

 井浦秀夫による同名のコミックが原作。浅野演じる天才肌の適当な刑事と神木演じる正義感と出世欲が後輩刑事がタッグを組み、さまざまな事件を解決していく。

 試写会に登場した浅野は、劇中から飛び出してきたかのような“適当さ”でのらりくらりとトーク。司会者が本作が民放の連続ドラマ初出演であることに触れると、「…いやまだその辺は理解していなかった」。役名も理解をしていなかったといい「“適当”と書いて“ゆきまさ”というとは……。理解せずにインタビューを受けていました」という適当っぷり。トーク中にも、赤身の寿司や中華まんのレプリカをポケットから取り出すといった、ゆがんだ行動でキャストや観客をほんろうした。

「神木くんがいなければどうにもならないですね。できるだけ出番を少なくしてくださいっていっています」と話す浅野。神木は「ちゃんと捜査してくださいよ…」と、ツッコんだ。

 試写会には、主題歌『ヒューマン』を歌うロックバンドのWANIMAも出席した

 神木は刑事役に初挑戦。「就活生みたいな役でスーツ着ることが多かったですけど、ちゃんとスーツが着れました! 刑事は大変ですね、なんとか罪とか言いなれないセリフが多くて大変だなって思います」

 紅一点の稲森は、浅野演じる刑事と同期でありながら上司という、男らしい女刑事役。大きな声を出したり、足が出たりすることも多いそう。試写会では生で浅野に蹴りを入れるシーンを再現。浅野は「本番より痛かった!」と顔を赤くしていた。

 12日スタート。初回は15分拡大で放送。