シンディ・ローパーが被災地の小学校を訪問

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 ジャパンツアーのために来日中の米アーティスト、シンディ・ローパーが5日、石巻市の市立大街道小学校を訪れた。シンディの強い意向で実現したもので、子供たちと触れ合い、桜の苗を贈呈した。

 シンディは、桜の苗を贈呈したことについて、「木を植える、育てるということは復興、再生という意味があります。瓦礫を集めて片付けてそこに土を入れて木を植えて育ててそこに高い防波堤を作れば、再び災難が起こらないように次の予防にする、災難に備えることにも繋がります」と説明。さらに、「私が有名であるということを使って世界からこの地が注目され、忘れられないでさらに支援が集まれば、まさに私がここに来た意味があります。子供たちには私たちが本当にみな子供たちのことを思っているということを分かってほしい」と、コメントを寄せた。
 
 同校の佐藤文昭校長は「震災以来、世界中からメッセージはいただいたのですが、ご本人がいらっしゃるということはないので、日本に来てくれて、言葉をかけていただけることが本当にありがたいです」