米倉涼子 7月にブロードウェイデビュー

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 米倉涼子が7月にブロードウェイデビューすることが決定し、15日、都内で緊急記者会見を行った。2008年から取り組んできた名作ミュージカル『CHICAGO』のロキシー・ハート役で、1週間の出演予定。米倉は「とにかくうれしい。出たい人がたくさんいる(作品な)ので、その人たちの夢を背負って期待を裏切らないように頑張りたい」と意気込んだ。

 報告する米倉の目にキラリと光るものが浮かんだ。2008年に日本版『CHICAGO』でロキシーを好演。ブロードウェイへのあこがれが膨らむなかで、2010年の日本版公演で、ブロードウェイでもう一人のヒロインを演じたアムラ=フェイ・ライトと共演。彼女が日本語を学んでヒロインのヴェルマを演じたことが、想いに拍車をかけた。米倉は自らプロデューサーに「自分もブロードウェイに出演する可能性があるのかとダメもとで聞いてみた」という。英語での稽古を開始。2010年からは、2カ月に1度程度のペースで、与えられた課題を映像を撮って送るという作業を重ねてきた。そして、12日、出演決定の朗報が届けられた。

 公演に向け、4~6週間ブロードウェイで稽古も行う予定。米倉は「誇りと自信を持ってやりたい」とやる気を見せた。