愛と魂が詰め込まれた新ベストアルバムをリリース!

The 10th anniversary of TOKYO HEADLINE 「ここからまた新しい歴史が始まる」さらに輝きを求める、EXILE EXILEをもっともっと輝かせていきたい

SPECIAL INTERVIEW
EXILEが新ベスト盤『EXILE BEST HITS−LOVE SIDE / SOUL SIDE−』を12月5日にリリースする。メガヒット曲とともにEXILEの「愛」と「魂」が詰め込まれている本作について、ボーカルのATSUSHI、TAKAHIRO、SHOKICHI、NESMITHに聞いた。

 最新ベストアルバムは、EXILEが14人になってから初めてのベスト盤だ。
ATSUSHI「14人になって、まだ4年も経ってないんですけど、収録曲を見ていると、すごくいろんなことがあったし、本当に充実していたなあと思いますね」
TAKAHIRO「いろんな思い出が蘇ってきますね。写真のアルバムみたいに、一曲一曲から、(EXILEはここから)新たな可能性、新たな一歩を踏み出せていけるんじゃないかと思える。このベスト盤はそういうアルバムになっていますね」

 SHOKICHIとNESMITHを筆頭に、新たに加わった7人にとっては初のベスト盤。それだけに、特別な思いがある。
NESMITH「2009年に加入させていただいてから、いろんな巡り合わせがあって、いろんな曲に出会ってきたんだなと思います。エンターテインメントを追求して作り上げてきた楽曲たちが、ベストアルバムというかたちで改めてひとつにまとまった。これがEXILEの大きな力になっていくんじゃないかと思いますね」
SHOKICHI「ここまでの集大成ですよね。この作品を見ると、EXILEが進化して、今後大きく動き出していくんだろうなというワクワク感があります」

 本作は、愛が詰まった「LOVE SIDE」と魂がほとばしる「SOUL SIDE」からなる2枚組で、全29曲を収録した。
ATSUSHI「どの曲も、テーマ性が強くて、意味を持って活動してこれたんじゃないかなと実感が湧いてきます。そのなかで強いて思い入れがある曲を選ぶなら、やはり、SOUL SIDEの『Rising Sun』です。アルバムタイトルは『Rising Sun』でもいいんじゃないかっていう話があったぐらい、あの曲は自分たちにとって大きな曲になっているんです。東日本大震災を受けて、復興ソングとして発表した楽曲ですが、この曲をきっかけに、自分たちの使命ややるべきことを見つめ直して、本気で自分たちの人生をかけて(エンターテインメントを)やろうと決心した曲です。この曲が今の自分たちを支えてくれているのかもしれません」
TAKAHIRO「被災地で歌わせていただいた『道』も、いろんな思いが詰まった曲になりましたね」
SHOKICHI「僕は『I Wish For You』。成長したい、本気で音楽に向かい合っていきたいという想いを新たにしました」
NESMITH「僕は『Someday』。14人になって初めて出した曲で初心を思い出させてくれます」

 新曲は2曲。特に『Sun is rising again』は、EXILEにとって大切な曲となった『Rising Sun』の序章ともいえるナンバー。そしてもう1曲が、LOVE SIDEに収録されている『Bloom』。この曲は、リーダーのHIROの結婚を祝うために書かれた曲だ。
ATSUSHI「何か結婚のお祝いをしたいと思って、2人を知っている共通の知人に作詞していただいて僕が曲を作りました。お2人に事務所に来ていただいて、ささやかなパーティーを開いたんです。そこで最初は僕1人で歌っていたんですが、出席したメンバーや事務所所属のアーティストで全員で歌い出すというサプライズをしましたら、喜んでくださった。HIROさんは普段はそう簡単に涙を見せないのですが、その時ばかりは太ももをつねりながら涙をこらえていたみたいです(笑)」
TAKAHIRO「2人よりも歌ってる側が泣いてましたけどね(笑)」
SHOKICHI「リリースすることになって、プロモーションビデオを作ったんですが、そこでは、LDHのチームワークが深まった気がしました。何も言わずにみんなの心が一つになったのを感じました」
NESMITH「1人でも多くの方の幸せに花を添えられる楽曲になれるよう、愛して聞いていただけたらいいですね」

 新曲を含めて、これまでとこれからが詰まったベスト盤。今後のEXILEの活動に期待が高まる。
ATSUSHI「また新たな歴史が始まると思っています。さらに進化したEXILEを見せようとやり続けてきたから、今もここにいられるんだと思います。その方法をみんなで考えながら、EXILEをもっと輝かせていきたいですね」