元衆議院議員の水島氏と小島慶子がセクハラヤジ問題に言及

 元衆議院議員で精神科医の水島広子氏とタレントでエッセイストの小島慶子が30日、吉祥寺の啓文堂書店でトークショーを開催した。

 これは水島の新刊『女子の人間関係』の発売を記念してのもので、「女子がしんどい。自分がしんどい。から自由になる」をテーマに女性同士における人間関係を中心に展開。しかしともに政治とメディアという典型的な“男社会”を生き抜いてきたとあって、随所に自ら体験した男社会でのエピソードを交え、約1時間たっぷり語りつくした。

 トークショー後の囲み取材で東京都議会でのセクハラヤジ問題について質問が飛ぶと、小島は「あんな発言はどんな場所でも女性に対してしてはならないし、ましてそれが都議会の場でなされるのは許せない」とバッサリ。水島氏は「ヤジを飛ばすような人はパフォーマンス上手なところがあって、選挙では当選しやすい」と分析したうえで、「選ばれてあの場にいるわけですから、選んだ側もちゃんとそれをわきまえるべき」と有権者にも訴えた。