元Jリーガー・水内氏と福永氏が豊洲でサッカー教室

 サッカーワールドカップ(W杯)ブラジル大会の決勝を翌日に控えた13日、豊洲のフットサルクラブ東京 豊洲テントドームで「夢へのトビラキャンペーン 豊洲テントドーム1日サッカー教室」(主催:ファーウェイ・ジャパン)が開催された。

 講師を務めたのは、元浦和レッズのJリーガーで現在はサッカー解説者の水内猛氏と福永泰氏。プロから直接指導を受けることはめったにない貴重な経験。この日は小学1〜4年生の18人が集合し2時間たっぷり至福の時間を過ごした。

 教室は小学1〜2年生のグループと3〜4年生の2つのグループに分かれて開始。

 1〜2年生を担当した水内氏はまず「頑張る時は一生懸命頑張ること!」「サッカーだから体がぶつかることもあるけど、わざとじゃないんだから、ぶつかったら謝ること!」と、まずはスポーツをやるうえでのメンタル面を指導。キッズの指導はこういうところが大事なのだ。

 そして最初のうちはボールを使わずに、楽しみながら体の動かし方や“決め事”を体に染み込ませるゲームで初対面の子供たちの緊張感をほぐすことに時間をかける。徐々にボールを使ったトレーニングに移行し、最後は水内氏を含むコーチチームとのミニゲーム。試合となるとついつい本気がチラチラ顔を見せる水内氏だった。

 福永氏の指導する3〜4年生は最初からボールを使ってのトレーニング。狭いところでお互いにぶつからないようにボールを扱う技術を指導。途中、ドリブルで行う「だるまさんが転んだ」など、ゲーム性の高いトレーニングを取り入れることで、子供たちは最後まで楽しみながら集中力を欠かすことはなかった。

 閉会式で水内氏は「楽しんでサッカーをして、勉強もしっかりしてください。そして今日ここに来られたのはお父さんとお母さんのお陰なので、感謝の気持ちを忘れないでください」と挨拶した。

 さて、この日参加した子供たちから未来のネイマールやメッシは誕生するか!?