9月4日はくじらの日!「恵比寿鯨祭」開催

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 フードフェスタ「恵比寿鯨祭(えびすげいさい)」が、くじらの日の9月4日から開催される。日本古来の食文化への理解を深めるとともに、恵比寿地域の活性も目指す。

 恵比寿にある14の飲食店が鯨を使ったオリジナルメニューを開発。1週間にわたって提供する。参加店舗は、居酒屋、フランス料理、スパインバル、ビストロなどさまざまで、それぞれ工夫を凝らしたメニューで鯨のおいしさを味あわせてくれそうだ。食材となる鯨は、調査捕鯨された鯨。

 期間は10日まで。参加店舗のオリジナルメニューのなかからグランプリを決める「GEI-1グランプリ2014」も行われる。

 古くは、鯨一頭で七つの漁村の暮らしが潤うと言われ、鯨類は漁業の神である恵比寿様と捉えられていた。そのことから恵比寿様は鯨の化身と考えられ、各地で鯨を「えびす」と呼んでいたという。そのことが、このフードフェスタの起源になっている。