2014年12月20日 東京駅開業100周年!

行き交う人々を見守り続けて一世紀。“使い”ながら“伝え”ていく歴史がここにある
12月20日、開業から100周年を迎える東京駅。激動の時代を乗り越え、保存・復原プロジェクトを経て創建当時の姿を取り戻した今、これからの100年に向け、新たな時を刻み始めた。“単なる駅”を超えた東京駅の魅力に迫る!
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通勤・移動の足のすぐそばに…東京駅歴史的スポット

復原された南北のドーム
ドームの内装は1945年の空襲で焼け落ちてしまい、現在の内装はほとんど記録や資料をもとに復元したもの。しかし南ドームのアーチレリーフの、グレーの部分は創建当時のものを再利用している。ちなみに、床のデザインは、1947年から復原前のジェラルミン製パンテオンがモチーフとなっている。またドーム屋根などには創建当時と同じ宮城県石巻市のものが使われている。

当時のデザインを新たに活用
かつてはデッドスペースとなっていた中央部分の屋根裏空間。現在では東京ステーションホテルの朝食会場や、メゾネットタイプの部屋などに活用されている。

100年前のレンガ壁.1外観
丸の内駅舎外観の1〜2階部分の化粧レンガは、ほぼ100年前の創建当時のもの。3階部分のレンガは、原料や焼き方まで徹底的に研究し新たに作られたもの。敢えて色ムラを出すなどして違和感が出ないよう工夫されている。が、よく見ると新旧の違いが分かる。ちなみに、外壁の柱の装飾は、復原前に2階部分に取り付けられていたものを外し、3階部分に取り付けた。

100年前の職人の魂が宿る
外壁の化粧レンガの目地をよく見ると、かまぼこ状に盛り上がっている。これは覆輪目地という日本独特の仕様。手間がかかるが、見栄えが美しい。今回の復原でももちろん忠実に再現されている。

100年前のレンガ壁2.内観
東京ステーションギャラリーや線路側コンコースなど、東京駅各所で、創建当時のむき出しの構造レンガを間近で見ることができる。

東京駅に残された歴史の記憶
東京駅では、原敬首相暗殺事件と浜口雄幸首相の暗殺未遂事件が起こった。現在、丸の内南口に「原首相遭難現場」、東京駅中央通路の柱に「浜口首相遭難現場」のプレートと、床に印が付けらている。