大谷ノブ彦 カタリマス!(裏) 第63回 まだ本調子ではないけれど…イッツオーライ! 29日に独演会 

 先週1週間といっても、月曜日は祝日だったので12〜14日の3日間、『キキマス!』をお休みさせていただきました。理由は体調不良。喉だけがなかなか回復しなくてね。お医者さんの勧めもあって、大事をとらせていただいたんです。そのあいだは、大地さんに番組をやってもらって……。聞こえてますよ、もう大地さんでいいんじゃないかって声が! でもそれってこれまで毎日俺の声を聞いてたからこそ、大地さんが新鮮で、よく聞こえたってことだからね!

 さて、18日から番組に戻ってきましたが、もういろんなことがあるね。それを見てると、今年はいろんなことが変わっていく年なんだろうなと感じます。そのあたりの話は、25日発行号のTOKYO HEADLINE紙面掲載分でお伝えしたいと思っています。あ、ウェブサイトでも読めるみたいですけど。

 いろんなことが起こるとともに、考えることも増えてるわけですが、いよいよ近づいてきましたよ。29日に、『ダイノジ大谷ノブ彦独演会!「イッツオーライ」〜2015年、縁のあった10人の日本人〜』を新宿文化センター小ホールでやります。いろんなところで言ってますが“縁”っていうのがテーマになっている独演会です。たくさんの人と出会って、刺激があって、いろんな発見もあるわけです。そういう経験のなかから10人の話をおすそ分けしたいと思っています。
 
 これにも関わる話だけど18日の『キキマス!』にTIMのゴルゴさんが来てくれて、ゴルゴさんがしている少年院での漢字の授業について話してくれました。そこにいる子たちにどんな授業をするのか、どんなふうにして話を聞いてもらうようにしているのかとか。これが面白かった。ゴルゴさん、「これをやるために、芸人をやってた、後付けだけどね」って言ってました。それ、すごい分かるっていうかさ。 これをやるために芸人をやってきた、やってるんだっていう、そういう感覚。全部後付けだけど、それって指名を受け取ってるってことなんじゃないかなって思うんです。

 この独演会は毎年やってライフワークにしたいと思っています。いろんな人から聞いた話、受けた刺激、そういうのを伝えることって自分の使命だと思うからさ。これもまた、後付けなんだけどね。

kikimasu.jpg大地洋輔との本格派漫才コンビ・ダイノジで活躍。個人でリポーターや司会、DJ活動なども行う。1972年生まれ。
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