3・20「Krush.64」で今後の-55kg戦線を左右する2試合「堀尾vs寺戸」「西京vsマムーディ」

堀尾竜司(左)と寺戸伸近
 立ち技格闘技「Krush.64」(3月20日、東京・後楽園ホール)で行われる「Krush -55kgタイトルマッチ」で対戦する王者・堀尾竜司と挑戦者・寺戸伸近が25日、揃って会見した。
 2度目の防衛戦となる堀尾は「前回はKOすると言っておきながら、ギリギリの判定勝ちだったので、今回はKrushの王者らしい戦いを見せたい。前へ出て打ち合うのが僕のスタイル。寺戸さんもそうだと思うので、純粋に打ち合えるのが楽しみ」。
 35歳の寺戸は「年も年なのでラストチャンスかな?という気持ちもある。背水の陣で臨みます。(堀尾には)強豪が出ていたトーナメントを勝ち抜いてチャンピオンになったので、強い選手というイメージがある。全部の試合を見たわけじゃないんですが、運動量も多く、ステップも軽いイメージで攻撃も多彩。しっかりと対策を練っていきたい」とそれぞれ話した。
 ともにその試合には「逆転」のイメージがあるのだが、堀尾は「逆転のイメージがついている人とやるのは初めてですが、自分も逆転のイメージを持たれているので、同じ者同士、プライドのぶつかり合いになると思う。自分のイメージが取られないよう、絶対に勝ちたい気持ちがあります」としたうえで、10歳以上年齢が離れた挑戦者に対し、「寺戸選手は僕らの世代からすればずっと目標だった選手。同じレベルに立った時に超えなきゃいけない壁。もう若い世代はここまで来ているんだよということを見せつけたい」と語った。
西京春馬
 この日はスーパーファイト6試合が発表され、-55kg戦でアルジェリアのエリアス・マムーディと対戦する西京春馬が登壇した。
 西京は昨年の「K-1甲子園-55kg」で優勝して以来の試合。マムーディは18歳の高校生で、15戦15勝(10KO)。昨年のK-1-55kgトーナメントで寺戸と激闘を繰り広げたルイ・ボテーリョと5月に戦い判定勝ちしているという強豪だ。
 西京は「K-1甲子園で優勝した次の日の会見で“強い外国人選手とやりたい”と言ったんですけど、こんな早いタイミングで組んでもらえてビックリしています。K-1甲子園で優勝した後の1発目の試合で負けては意味がないので、しっかり勝って『Krush.64』を盛り上げたい」と語った。
 西京は今年3月に高校を卒業。今後の青写真として「タイトルマッチはまだ早いと思っているんですが、今年でグッと近づいて、来年にはタイトルマッチをしたい。なので落とせない試合ばかりになりますが、しっかり全部勝っていきたい」と語った。
 一方、宮田充Krushプロデューサーは「堀尾選手と寺戸選手のタイトルマッチと同じ日に西京選手の試合を組んだんですが、素晴らしい内容だったらお客さんのほうから“次の挑戦者は春馬でいいんじゃないか”という声も出るだろうし、マムーディはそれくらいの相手だと思う。2016年はK-1でも-55kgの試合は当然組まれるだろうし、この3月の試合でどれだけ爆発できるかで今後の展開は変わってくる」と話した。
 -55kgには同じチームドラゴンの武尊が絶対王者として君臨するが、西京は「同じ階級なのでスパーリングの時は“ぶっ倒してやろう”くらいの勢いで向かってはいるんですけど、まだまだかなわないです。いつか通用するぐらいの力をつけたいです」と話した。