昭和の競馬界盛り上げた大橋巨泉さん逝く

中山競馬場でのワンショット。競馬エイトを手にレースを見守る大橋巨泉さんは、当時39歳で競馬の予想も冴えていた(1974年2月)

『11PM』や『クイズダービー』などの人気テレビ番組の司会者として親しまれた大橋巨泉(おおはし・きょせん、本名克巳=かつみ)さんが12日午後9時29分、急性呼吸不全のため、千葉県内の病院で死去したことが20日、分かった。82歳だった。

 2005年以降、胃がんや中咽頭がんを患い、手術を受けていた。葬儀・告別式は親族のみで行われ、複数の関係者によると8月下旬に「大橋巨泉を偲ぶ会」が開かれる予定だ。