2017年4・22 K-1 ゲーオに山崎が挑戦。大和哲也がK-1参戦

会見に出席した大和、ゲーオ、山崎、久保(左から)

 また、かつてのK-1 WORLD MAXで2010年に-63kg日本王者となった大和哲也が新生K-1に初参戦することとなった。

 大和側からK-1参戦の申し入れがあり、交渉の末、契約。そのうえで宮田充K-1プロデューサーがニュージャパンキックボクシング連盟の斉藤京二理事長と会談し、了承を得ての今回の参戦となったという。

 大和はWBCムエタイ世界スーパー・ライト級をはじめムエタイの王座を多く獲得した実力者。今回はスーパー・ライト級(-65kg)での参戦となる。

 大和は「K-1 MAXで王者になったが、K-1が活動停止してしまい、戦う機会がなくなってしまった。以降はヒジありのルールで世界を相手に戦ってきたが、その中で、止まってしまったK-1の時間を動かしたいと思って出場を決意した。名古屋でのKrushなど会場に足を運んでいて、ファンのみなさんのほとんどに“K-1にいつ出るんですか?”と聞かれて心が揺れつつあった。特に意識したのは自分がヒジあり(ルール)のベルトを失ってから。目指すところが自分の中で明確になくなっていた。きっかけは名古屋Krushで大会の盛り上がりを見たりしたこと。僕はK-1で名前を上げた人間。過去の自分がいたから今があると思っているので、引退した時にこのK-1に触れていなければ、きっと後悔するだろうなと思った」と参戦への思いを語った。

 この会見の前にゲーオvs山崎のタイトルマッチが発表されたのだが、大和は「僕はムエタイでずっとタイ人と戦ってきている。タイの一流選手とも戦って勝ってきているという自負もあるので、ゲーオ選手を破るのは自分しかいないと思っている。実現するのならば早くやりたいと思っている」と話した。
 
 この日は来年1月14日に中国・河南省で開催される「第5回武林風世界カンフー盛典」へのゲーオと久保優太の参戦も合わせて発表された。

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