東京マラソン、普通救命講習会に1000人が参加

 一般財団法人東京マラソン財団は15日、東京マラソン2017大会の開催に向けた「1000人参加による普通救命講習会~身につけよう応急手当~」を開催した。世界一安全・安心なマラソン大会を目指して行われているもので、大会に参加予定のランナーやボランティアら参加者は心肺蘇生の仕方、AEDの使い方について学び、最後には救命技能認定証が送られた。

 講習会には、スキー・ノルディック複合元オリンピック代表の荻原次晴がスペシャルゲストとして登場。「東京マラソンでも、心肺停止で倒れてしまった方もいらっしゃいましたが、救護所やAEDによる素早い救命処置で、今では無事に社会復帰をされています。まれに皆さんの周りでもそのようなことがあるかもしれません。その命を絶対に守りたい!というアツい想いで、今日の講習に取り組んでほしいです」と、エールを送った。

 大会にボランティアとして参加予定の金城亜矢さんは「非常に勉強になりました。私もランナーとして参加した経験があり、サポートの重要性は実感しています。ランナーの方に何かあった際には、自分から行動していきたい」と、話していた。

東京マラソン 2017は、2月26日開催。