千原ジュニア、息子が芸人志望なら「せいじの息子とコンビ組ませます」

 千原ジュニアがMCを務めるオリジナルバラエティー番組「千原ジュニアの居酒屋たこしげ」が、映像配信サービス「大阪チャンネル」で提供を開始。それを記念し15日、都内の会場で会見が行われた。
 会見には千原ジュニア、ダイアン、とろサーモン、タケトら芸人のほか、居酒屋たこしげのマスターも登場。実はこのたこしげ、大阪・道頓堀に実在する店で、30年以上前から吉本芸人に愛され続けている伝説の居酒屋だ。ジュニアは「若くてお金ない時に、1000円だけ持って行って、マスターこれでやってって言ったら、たらふく食わしてくれて、たらふく酒を飲ませてくれた。ほんまに世話になった店。大阪から出てきた芸人の骨組みは、ほぼたこしげで出来ている」と若手時代のエピソードを披露。実際の収録もその店で飲みながらゲストの芸人とトークをするもので「ほんまの日常だからスイッチ入れにくい。実家のこたつでおもろいこと言えって言われている感じ」と苦笑い。

 第一回目のゲストダイアンは「プライベートのたこしげにたまたまカメラがあるぐらいの感じでした。収録は大盛り上がりで(笑)。ジュニアさん何回も腹抱えて笑っていた。可愛い笑顔でしたよ。トップバッターの役目果たしたなと思っています」と収録に手ごたえを感じていた様子。

 とろサーモンの久保田は「僕らまだその番組出させてもらってないんですけど…」と言いかけるとジュニアはすかさず「じゃ、今日なんで来たん?」と鋭い突っ込み。久保田は「M-1特有のカードです。1年間だけ有効の吉本特有の(笑)」とM-1特需が続いていると自虐で笑わせた。
 タケトは番組の見どころとして「ジュニアさんは酔っぱらった時、胸を掻きだす癖がある。それが出ると記憶がないので、言っちゃいけないこととことも言ってるかもしれないので、その辺も注目して見ていただければ」とぶっちゃけた。
 ジュニアが「いち居酒屋のマスターとお笑い談義で、あれだけ芸人がキレられる事はなかなかない。マスターの方が言っていることは的確」というマスターは「前回の収録は、自分でももうひとつ納得いかなかった。あと何回か収録があるから、もうちょっと頑張ろうと思う」と意気込んだ。
 さらに、ジュニアの歴代の彼女をすべて知っているというマスターが、ジュニアの奥さんについて「お人形さんみたい…」とコメントしかけるとジュニアは何を焦ったのか思わず「うるさい!」と制止。しかし逆に「ええやろ、それは。それぐらいええやろ」と反論し、「奥さんは全然喋らない。大人しい人。ほんまにお人形さんみたいで可愛い」とトークを続けジュニアを黙らせていた。

 囲み会見では、生まれたばかりの子どもについて「俺には全く似てないです。でも赤ちゃんにしては手足が細長いところは似てますかね」とコメント。芸人になりたいと言ったら? という質問には「ちょっと芸人は…。でもどうしても芸人になりたいって言ったら、せいじの息子とコンビを組ますしかない。せいじの息子は見込みあります。芸人のスキルとしてはせいじよりは高いと思います」とせいじジュニアのお笑いセンスに太鼓判。せいじジュニアとジュニアジュニアのコンビ誕生について語った。
 最後に「芸人の日常をのぞき見できるかなりリアルな番組になっている。ぜひお酒でも飲みながら見てもらえたら楽しんでいただけると思います」と番組をPR。普段の芸人たちの素の顔が見られるかも?!

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