世界が注目する江戸・東京料理を堪能
江戸料理や東京食材を使用したメニューが楽しめる「日本を味わおう第12弾江戸―TOKYOー」が7月16日まで開催中。
「日本を味わおう」は、日本全国のさまざま地域の食材やメニューをブッフェ形式で提供するホテル インターコンチネンタル 東京ベイの大人気企画。12回目を迎える今回は、江戸東京の日本文化にフィーチャーし、江戸東京で発祥した料理や、江戸野菜を使ったメニューを提供する。
今回はグルメジャーナリストの東龍氏とシェフズ ライブ キッチンがコラボレーション。今年3月に着任したフレンチ出身の木内料理長が料理を手掛け、オリジナルあふれるアレンジを展開する。
例えば、ファーストディッシュとして提供される「コラーゲンたっぷり、鮪と葱のクリームスープ ねぎま鍋仕立て」は、その名の通り江戸時代に庶民が愛した“ねぎま鍋”を大胆アレンジ。パイ包みのスープは、和風とも洋風とも言えない味わい。両方のいいとこ取りをした優しい味わいのスープに、鮪の脂と野菜のエキスが溶けだし、コクと深みがさらにアップ。なんとも豊かな風味に仕上がった。
サラダのメニューも豊富で、幻の豚と言われるTOKYO X を使った「TOKYO Xのシーザーサラダ」や、ひじきの白和えをサラダ仕立てにした「豆腐とひじきのサラダ」、また東京名産の佃煮と東京野菜、大江戸スカッシュを使った「いかの佃煮と大江戸スカッシュのサラダ」など数種類を用意。江戸っぽさを残しながら、スタイリッシュにアレンジした、料理長の技が光るメニューだ。
そのほか、江戸の食の四天王、鰻をフランスの伝統料理にした「鰻のキッシュ」や、庶民に愛された鰹をマスタード風味のソースで現代風にした「鰹のたたき マスタードの香グリビッシュソース」など和食とフレンチの融合が楽しい前菜も。
また、江戸時代の食通、北村祐庵が創案したと言われる幽庵焼きから「サーモンの幽庵焼き 甘酒を使ったマリニエールソース」や「めんたいチーズもんじゃのグラタン」など約20種類の江戸・東京料理が並ぶ。
さらに、江戸前寿司や天ぷらなど江戸のファーストフードと言われる伝統的なメニューも多数提供、東京で作られたクラフトビールや日本酒とともに、フェアを盛り上げる。
江戸の風とフレンチと融合した新たな東京の味が楽しめる同フェアは、7月16日までホテル インターコンチネンタル 東京ベイ、3Fシェフズ ライブ キッチンで開催中。