クール＆ホットな男たち、女たち【オススメDVD】

『孤狼の血』

“警察小説×仁義なき戦い”と評される柚月裕子のベストセラー小説を『凶悪』『日本で一番悪い奴ら』の白石和彌監督が映画化。主演の役所広司をはじめ松坂桃李、江口洋介、真木よう子、中村獅童ら日本映画界を代表する俳優陣が集結した話題作。暴力団対策法成立直前の広島の架空都市・呉原を舞台に、刑事、やくざ、そして女が、それぞれの正義と矜持を胸に、生き残りを賭けて戦う生きざまを描く。

　昭和63年。暴力団対策法成立直前の広島・呉原ではいまだ暴力団組織が割拠。新たに進出してきた広島の巨大組織・五十子会系の加古村組と地場の暴力団・尾谷組との抗争の火種がくすぶりはじめるなか、加古村組関連企業の社員が失跡。これを殺人事件と見たマル暴のベテラン刑事・大上と新人刑事・日岡は捜査を始めるが…。

『のみとり侍』

　名匠・鶴橋康夫監督が約40年もの間、映画化を熱望し続けた物語！　歴史小説の第一人者・小松重男の同名短編集を、ドラマ『天国と地獄」以来10年ぶりの鶴橋作品となった阿部寛をはじめ、寺島しのぶ、豊川悦司、斎藤工、風間杜夫、大竹しのぶ、前田敦子、松重豊、桂文枝といった個性豊かな豪華キャストが顔をそろえる。

　十代将軍・徳川家治の治世。越後長岡藩の勘定方書き役・小林寛之進は清廉潔白で質実剛健なエリート。しかし歌会の場で藩主に恥をかかせてしまい“猫の蚤とり”をすることに。左遷先の長屋の隣人らに助けられ“のみとり業”を始めるのだが…。

『レディ・バード』

　ゴールデン・グローブ賞、アカデミー賞をはじめ世界各国の映画賞で大絶賛。10代の輝きとほろ苦さが詰まった傑作青春映画！

　主人公クリスティン（レディ・バード）役を演じるのは『つぐない』『ブルックリン』でもアカデミー賞にノミネートされ、若くして演技派女優として高く評価されるシアーシャ・ローナン。本作ではピンクの髪とガーリーなファッションで、痛々しくも愛すべきティーンエイジャーを熱演。

　田舎町から脱出しNYの大学への進学を夢見るクリスティン。高校最後の1年、なかなかうまくいかないことばかりだったが…。

『ファントム・スレッド』

『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』の名優ダニエル・デイ＝ルイスの引退作となった、アカデミー賞6部門ノミネートの話題作。世界三大映画祭の監督賞を制覇したポール・トーマス・アンダーソン監督が、仕立て屋とミューズの関係にインスパイアされ、第二次世界大戦後の英国オートクチュール界を背景に、究極のラブストーリーを作り上げた。アカデミー賞で衣装デザイン賞を受賞した、劇中に登場するドレスの数々にも目を奪われる。

　1950年代のロンドン。英国ファッションの中心で活躍する天才的な仕立て屋のレイノルズはウェイトレスのアルマと出会い、彼女を新たなミューズに迎え入れる。

『オンリー・ザ・ブレイブ』

　迫りくる炎と暴風の巨大山火事に、たった20人の精鋭部隊“ホットショット”が挑む！ 炎より熱い男たちの魂の物語。

　2013年にアメリカ・アリゾナ州で発生した巨大な山火事に火災対策の精鋭部隊“ホットショット”が立ち向かった。通常、ホットショットとなることができるのは農務省の特殊チームだけだが、実はその中にアメリカ史上初めてホットショットを名乗ることを許された地方自治体チームがいた。そんな彼らの実話をもとに描かれる感動作。ジョシュ・ブローリン、マイルズ・テラー、ジェフ・ブリッジス、ジェニファー・コネリーら若手からベテランまで豪華な演技派が集結。