修斗がONE Championshipとの提携を発表

サステインの坂本一弘代表

修斗世界王者が自動的にONEの契約選手に

 プロフェッショナル修斗とアマチュア修斗が1月25日、アジア最大の格闘団体「ONE Championship」と複数年に渡るパートナーシップ契約を結んだことを発表した。

 今回のパートナーシップ契約に伴い、さまざまなプロジェクトが始動することになるが、現在のところでは
「2019年1月以降に新たにプロフェッショナル修斗世界王者を戴冠した選手は、自動的にONE Championshipの契約選手になることができる」

「全日本アマチュア修斗選手権の優勝者は1年間、シンガポールに拠点を置くメガジム『EVOLVE』へ、奨学生として招聘される」

「ONE Championshipによる修斗の興行のサポート、マーケティング、プロモーション、経営などのノウハウの提供」

「修斗が今後行われるONE Championship日本大会開催をサポートする他、選手スカウティングや推薦などを積極的に行なっていく」

 といったことが発表された。

 今年でプロ化30周年を迎えるプロフェッショナル修斗が他団体とのこのような提携を結ぶのは初めて。

 これに伴い、1月27日に東京・後楽園ホールで開催される2019年の開幕戦の大会名が『SHOOTO 30th ANNIVERSARY TOUR開幕戦 Supported by ONEChampionship』へ変更となる。

 またONE Championshipのチャトリ・シットヨートン CEOは修斗を通じて「総合格闘技の源流である日本の格闘技団体・修斗とパートナーシップを発表することに非常に興奮しています。ONE Championshipの世界ストロー級王者である猿田洋祐や、内藤のび太、さらに日本人ロースターの中でもアイコン的な存在である青木真也を輩出した団体である『修斗』と『ONE Championship』がこうした結びつきを持つのは、ある意味必然とも言える出来事です。今後も日本格闘技界の発展や進化のために、手を取り合って進んでいく決意です」とのコメントを出した。