木下が岡山を破りシーズン1位決める【2・23 Tリーグ KM東京vs岡山リベッツ】

この日、圧倒的な存在感を見せつけた水谷(©T.LEAGUE)
ビクトリーマッチで水谷が逆転勝ち

 卓球「Tリーグ」の1位と2位の対決となった「木下マイスター東京vs岡山リベッツ」(2月23日、東京・アリーナ立川立飛)で木下がマッチカウント3-2で勝利を収め、勝ち点43とし、シーズン1位を決めた。

 岡山はこの日で全日程を終了。勝ち点42で2位となり、「プレイオフ ファイナル」(3月17日、東京・両国国技館)はこの2チームの対戦となる。

 第1マッチのダブルスは木下の張本智和、大島祐哉組と岡山の森薗政崇、三部航平組が対戦。

 三部は後半戦に向け新たに加入し、この日が初のTリーグでの試合となった。岡山は通常、ダブルスは森薗と上田仁のコンビで臨み、勝ち数、勝率とも2人で個人ランキングの上位を占める鉄板のコンビなのだが、森薗と三部も劣らぬコンビネーションを見せ、11-7、11-9の2-0で勝利を収めた。

 第2マッチのシングルスは木下の水谷隼と岡山の林昀儒が対戦。林も三部同様、後半戦から加入した選手。出だしは2連敗とつまずいたが、2月16日の木下戦の張本とのシングルでストレート勝ちを収め初勝利を挙げるとここまで3連勝で岡山の躍進に大きく貢献した。

 この日は2月11日の琉球戦以来の出場となる水谷相手に11-7、11-5と2ゲームを連取し、会場をざわつかせる。

 しかし水谷は第3ゲームになるとガラリ一変。終盤に同点に追いつかれたものの押し切り、このゲームを取ると第4ゲームも終始リードを奪い11-7で取りタイに持ち込むと最終ゲームも取り切って3-2で逆転勝ちを収めた。

 木下は水谷が不在の2試合を0-4で連敗していたのだが、その悪い流れを断ち切った。
連敗中の吉村に雪辱を果たした張本(©T.LEAGUE)
木下の邱監督は「ファイナルは7割勝てる。初戦のダブルスを取れれば9割勝てる」

 第3マッチの侯英超がイム ジョンフンに敗れ、再びリードを許した木下だったが、第4マッチで張本が吉村和弘にストレート勝ち。張本はビクトリーマッチで連敗中の吉村を第1ゲームから圧倒。3ゲームとも序盤に大差をつけての圧勝だった。

 ビクトリーマッチには木下は水谷、岡山はイムが出場した。

 序盤、イムが4ポイントを連取。一時は7-2までいったが、タイムアウトが入り流れが変わる。水谷が6ポイントを連取し一気に逆転。イムも踏ん張り一進一退の攻防が続き、ジュースに突入。最後は水谷がイムをねじ伏せ15-13で勝利を収めた。

 この日の試合はファイナルに向けての前哨戦の意味合いもあったのだが、岡山の三部と林昀儒はファイナルに出場できないことから木下の邱建新監督は「岡山はファイナルではガラッと選手が代わる。ファイナルは7割勝てる。初戦のダブルスを取れれば9割勝てる」と試合後に話した。
「木下マイスター東京vs岡山リベッツ」(2月23日、東京・アリーナ立川立飛)
〇木下マイスター東京(3-2)岡山リベッツ●
◆第1マッチ
●張本 智和、大島 祐哉(0-2=7-11、9-11)森薗政崇、三部航平〇
◆第2マッチ
〇水谷 隼(3-2=7-11、5-11、12-10、11-7、11-9)林 昀儒●
◆第3マッチ
●侯 英超(3-1=6-11、11-13、7-11)イム ジョンフン〇
◆第4マッチ
〇張本智和(3-0=11-6、11-3、11-6)吉村和弘●
◆ビクトリーマッチ
〇水谷 隼(1-0=15-13)イム ジョンフン●