美憂がカンナに判定勝ち。アーセンと初の親子そろい踏み【6・2 RIZIN】

アームロックを狙うカンナ
浅倉はテイクダウンを取り切ることができず

 3R、浅倉がいきなりタックルに行くが、美憂は組み止め上を取ってフロントチョーク。浅倉は首を抜くが美憂が上を取る。美憂はパウンドを放つが、浅倉は足を使ってなんとか距離を取る。

 しのいだ浅倉がスタンドから、またタックルに行くが、美憂ががぶってつぶし浅倉の頭部にヒザを打ち込む。

 美憂のがぶりは強烈。それでもタックルに行く浅倉だが、やはりレスリングでは美憂が上か。

 しかし浅倉は下から三角絞め。この日最大のチャンスだったがしのぐ美憂。浅倉は下からパンチも、美憂は脱出しスタンドでバックをキープ。

 ここで浅倉は右腕を取りに行くが、美憂は許さない。

 またグラウンドの展開となり、浅倉が三角絞めを狙うが、美憂もしのぎ、パウンド。その後も美憂が上の体勢をキープしたままゴングとなった。

 積極果敢にタックルを試みた浅倉だったが、攻め込んでいたのは美憂。判定を待つ間、浅倉はキャップを深くかぶりうつむいたまま。判定はジャッジ3者とも美憂を支持。美憂が大きな勝利を奪った。

 美憂は試合後のリングで「一番緊張した試合。やっと親子で勝てました」と喜びの表情を見せた。