玖村修平と将史が改めて「兄弟決勝」実現に意欲【6・30 K-1】

「弟は頑固。上下関係なく友達みたいないい関係」と修平
武居を破ったうえで将史との決勝をアピール

 準決勝で対戦する可能性がある同級のK-1王者である武居由樹については「ずっと武居選手とやりたくてこの1年間やってきた。そっちに向けても練習しているのでぜひやりたい」と話し「決勝には弟が上がってくれると思っている。会見でも言ったように世界最強の兄弟げんかをやりたい」と武居を破ったうえでの兄弟同士の決勝の実現を改めて誓った。

 2人はトーナメント参戦決定後もこれまでと同じように一緒に練習を続けているのだが、将史対策については「トレーナーと心を痛めながら対策を立ててます(笑)。練習は横でやっている。お互い手の内は分かっているので、自分の練習に集中しながら隣で対策を立ててます」とのこと。そして「世界最強を決めるトーナメントの決勝で当たるということは他の兄弟ではできないことだし、そこまでいくには2人とも強い選手に勝たなければいけない。まずそこしか見ていないので、まだ弟とはピリピリはしていない」とまずは1回戦のサデック・ハシミ戦と武居に集中。

 トーナメントについては「(自分は)テクニックというよりも打ち合って気持ちで前に出るタイプ。気持ちとスタミナ、後は以下にダメージを残さずに上がれるかが大事だと思っている」と話した。

 兄弟対決についても「言われすぎて慣れた。やるのは前提。一緒に出るだけなら何も残らない。一緒に出たからには僕らが盛り上げて戦わないといけないと思っている。そして僕が勝ちます。弟がKRUSHのベルトを肩にかけて、僕がK-1のベルトを肩にかけて写真を撮りたいので、そこは譲れない」「技術もパワーも弟のほうがあると思う。泥臭さとか精神力は僕のほうが上。トーナメントはそれが一番大事だと思うので僕が優勝させてもらう」などと話した。