内臓疾患から復帰の佐々木憂流迦が「大丈夫。完治した」【7・28 RIZIN.17】

「RIZIN.17」で石渡伸太郎と対戦する佐々木憂流迦
かつて対戦をアピールした石渡伸太郎と対戦

「RIZIN.17」(7月28日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)に出場する佐々木憂流迦が7月19日、都内で公開練習を行った。

 佐々木は昨年大晦日にマネル・ケイプ戦でRIZIN初参戦を果たし、判定勝ちで勝利を飾った。今年4月には朝倉海と対戦予定だったが内臓疾患で欠場。7カ月ぶりの試合となる今回、かつて対戦を熱望した石渡伸太郎と対戦する。

 佐々木はこの日は3分×2Rのミット打ちを披露。オーソドックスとサウスポーをスイッチしながら多彩なパンチのコンビネーションを見せた。

 練習後の会見では「フライ級からバンタム級に上げて、いつもより減量が苦じゃないので、まだ組み力とかも残っていて、すごくいい感じ。バンタムでやっていたころを思い出してなんか懐かしい(笑)。やっぱり動きやすい。フライ級だとふだんからきつめの節制をして、試合前とか結構へろへろで組みとかも全然力が入らない状態の時もあったので、やはりバンタムだとちょっと違います」と好調をアピールした。

 4月大会の欠場の原因となった内臓疾患については「数値も大丈夫で完治している」とのこと。そして「全然動けていて、僕自身は全然分からなかった。なんにも気にしていなかったんですけど、嫁が“病院に行って”って(笑)。“大丈夫だよ”とか言って病院に行ったら結構やばくてびっくりしました。動いちゃダメだし、おなかに負荷を加えてはダメだったんでトレーニングができない時期が1カ月くらいあって、それが苦痛だったし、ちょっと心配だった」と闘病期間を振り返ったものの「今は全然大丈夫。ばっちり仕上げてきているんで」と笑顔を見せた。
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