王者・岡田遼が難敵・安藤達也を相手にドローながら初防衛【9・22 修斗】

3Rは岡田がグラウンドで主導権を握った(撮影・上岸卓史)
3Rは岡田はグラウンドで安藤をコントロール

 再開後、安藤はノーモーションの左ストレートをヒット。岡田も三日月蹴りで返す。

 終了間際に安藤がパンチの連打。ケージ際まで下がってバランスを崩した岡田が安藤の足にタックルを仕掛けたところで2Rが終了した。

 どちらが取ってもおかしくないラウンドが続いた中で痛い減点1を食らってしまった岡田。しかし3R、岡田はグラウンドで安藤をコントロール。

 アッパーで飛び込む安藤をバックステップでかわした岡田は組み止めてケージに押し込むとテイクダウンに成功。すぐにヒザをつく安藤だったが、岡田はバックを取って左手を首に巻く。安藤が防御すると岡田は胴をクラッチ。安藤が立ってケージを伝って体勢を立て直し正対するが、岡田は組み付いたまま足をかけて再度テイクダウン。立ち上がる安藤だったが岡田はバックをキープ。バックからのパンチから安藤を引き倒しグラウンドでスリーパーを狙う。極められないとみるやバックからのパンチを連打。4の字ロックががっちり決まり安藤は逃げられない。そのまま岡田がパンチを打ち続けるなか3R終了のホーンが鳴った。