“居合パンチャー”町田光が居合ジャーマンでSB王者・西岡を撃破【12・3 SB】

互角の打ち合いを展開した重森(左)と笠原(撮影・蔦野裕)

初参戦の新日本キック王者・重森が延長TKO勝ち


 第7試合ではSB日本スーパーフェザー級王者の笠原弘希と新日本キックのバンタム級王者・重森陽太が対戦した。

 SBのリングに新日本キックの選手が上がるのは今回が初めてなのだが、いきなり王者同士の対戦が実現した。

 序盤は重森が距離を取って試合を進めるが、徐々に笠原がプレッシャーをかけ距離を詰めてはパンチを当てていく。

 3Rには笠原のヒジで重森が左目の下をカットするがこれでは試合は止まらない。互角の打ち合いを展開したまま試合が終了。判定はジャッジ1人が笠原を支持したが、2人がドローで試合は延長に。

 笠原は重森のミドルをキャッチしてパンチを打ち込んでは、左のローから左ジャブと攻め込んでいく。

 重森は足を使って距離を取ると、下がりながらもミドルキック、パンチに前蹴りで反撃。笠原が詰めて左ミドルにアッパーを放っていくがここでレフェリーが試合を止め、笠原にドクターチェックを要請。重森がヒジ打ちをアピールする中、ドクターがストップをかけ、TKOで重森が勝利を収めた。