浜崎朱加「最高の相手と最高の舞台で戦えることがうれしい」【12・31 RIZIN】

浜崎のタイトルに挑むハム・ソヒ

ハムは前回の美憂戦で精神的にも技術的にも大きく成長


 対するハムは浜崎について「長きにわたってずっと見続けた選手でとても親しみを感じています」、試合については「タイトルがかかっていますし大晦日ということもある。さらに3回目の対戦。今までにかつてなかったほど熾烈な戦いになるのではないかと思います。2人とも経験が豊富ですし、素晴らしい舞台を経験してきている。私たちが戦えば迫力ある良い試合になると、私自身楽しみにしています」と話した。

 勝ったほうが「世界一」ともいわれる試合となっているがハムは「世界でナンバーワンの選手と戦うのだから、もし勝てばそう感じるかもしれないけど、それ自体が目的で彼女と戦うわけではありません。全ての試合というのは私にとって同じ。たとえタイトルがかかっていても、いなくても、自分で考えて自分で対応してするべきことをする。それが私の姿勢。毎回楽しもうと思い、毎回エンジョイしています」とタイトルマッチだからといって特別な気負いはないことを強調した。

 前回の山本美憂戦では試合を通じて美憂のこれまでの人生を感じ、心が揺れた。その美憂戦を経てハムはメンタル面で「何と言ってもリング上で新たな経験を積めた、レスラーとしての貴重な経験が積めたこと、それが第一で、二つ目の大きな経験は、長い時間をかけてそれでもあれだけリング上で頑張っている人がいて、その人と対戦できたことが大きな経験となりました」、テクニックの面では「タックルを防ぐといった面で技術的に自分にとっていい技術が身についたと思っている。タックルを防ぐにあたってのバランスの取り方も勉強になったし、対戦相手にああいう動きをする人がいなかったので、山本選手のような戦い方をするファイターと戦えたことで、新たなディフェンスの境地を学べた気がします」と多くのものを得た。