不可思が名古屋の大先輩・大和越え果たすKO勝ち【12・28 K-1名古屋】

試合後、駆け寄り頭を下げる不可思(右)とその成長に目を細める大和(撮影・小林郁人)

3Rに怒涛のパンチのラッシュで大和を沈める


 試合は1Rから大和がプレッシャーをかけて前に出て攻撃を仕掛けていく。不可思もパンチで反撃も互いに決定打は放てず。

 2Rも歩を詰める大和。不可思も下がらず、このラウンドは激しい打ち合いを展開。しかしパンチをもらっても大和は下がらない。

 3Rに入るとやはり大和がプレッシャーをかけ、ロープに詰めパンチを放つが不可思は体を入れ替えパンチのラッシュ。動きの止まった大和に右ストレートを連続で打ち込み、横を向いた大和に再び渾身のストレートを放つと大和はダウン。

 なんとかカウントぎりぎりで立ち上がった大和だったが、レフェリーが試合を止めた。