この日も冴えわたる“居合ジャーマン”町田光がSB 3連勝【2・15 SB】

打撃の攻防でも独特の動きを見せた両者(撮影・上岸卓史)

宮越とキックボクサー同士の異色カード


 シュートボクシング(SB)の2020年開幕戦「SHOOT BOXING 2020 act.1」(2月15日、東京・後楽園ホール)で“居合パンチャー”町田光がSB3戦目に臨み、宮越慶二郎と対戦した。

 シュートボクサーが外敵となるキックボクサーを迎え撃つカードが多い中、この2人はタイトル獲得歴もあるキックボクサー同士というSBのリングでは異色のカード。

 もっとも町田は今回でSBには3戦目の参戦で過去2回は村田聖明、西岡蓮太というトップクラスのファイターを相手にジャーマンスープレックスで連勝中。すっかりSBの戦い方をマスターし、タイトルを狙える存在となっている。

 町田が居合パンチを得意とする“居合パンチャー”なら宮越はニンジャ・フットワークといわれる独特のステップを駆使した戦い方が特徴と個性あふれる者同士の戦いとなった。

 試合は1Rから予告通り投げを狙って組み付きに行く町田とこらえる宮越という展開。町田が居合パンチのポーズを取ると宮越は“手裏剣パンチ”のポーズで応じるなど曲者同士の戦いを展開。
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