大将戦で古宮晴が判定勝ちも「全然自分の実力が出せなくて悔しい」【4・4 KHAOS.10】

寺田のミドルが内田に炸裂(撮影・蔦野裕)

中堅戦は格闘代理戦争の寺田がダウンを奪って判定勝ち


 第4試合の中堅戦ではK-1選抜の内田道隆(K-1 GYM横浜infinity)と格闘代理戦争の寺田匠(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が対戦。

 寺田は1R序盤、右の三日月蹴りで内田を下がらせるとパンチの連打に三日月蹴りで追い込んでいく。しのいで立て直した内田がややガードの低い寺田にカウンターでパンチを合わせると寺田がスリップダウン。

 これでやや慎重になった寺田に内田が反撃するが、ラウンド終了間際に寺田の右ハイキックが内田の首筋をきれいにとらえてダウンを奪う。

 2Rに、寺田はボディーにミドルとヒザ蹴りで内田を下がらせるとコーナーに詰めて左右のボディーを連打。内田も体勢を入れ替え反撃するが、寺田の優位は動かない。

 3R開始早々に内田が飛びヒザからパンチ、カウンターの左ストレートと押し込むが寺田は右ミドル、右インローで内田を止める。ロープに詰めてボディーの連打を見舞うが内田もしのいでダウンは許さない。残り30秒、打ち合った両者だったが決定打を放つことはできず判定に。1Rのダウン以降もアグレッシブに攻め込んだ寺田が3-0の判定で勝利を収めた。
「KHAOS.10」(4月4日、東京・新宿FACE)

◆第1試合◎K-1選抜vs格闘代理戦争・先鋒戦/KHAOSバンタム級/3分3R・延長1R
○山脇飛翼(K-1ジム心斎橋チームレパード)(1R2分5秒、KO)鵜澤悠也(K-1ジム五反田チームキングス)●

◆第2試合◎K-1選抜vs格闘代理戦争・次鋒戦/KHAOSスーパー・ライト級/3分3R・延長1R
○迅也(北斗会館浅科道場)(判定2-0=30-29、29-29、30-29)川越亮彦(K-1ジム総本部チームペガサス)●

◆第3試合◎K-1選抜vs格闘代理戦争・五将戦/KHAOSライト級/3分3R・延長1R
●鈴木孝司(K-1ジム蒲田チームキングス)(3R2分4秒、KO)永井卓海(team ALL-WIN)○

◆第4試合◎K-1選抜vs格闘代理戦争・中堅戦/KHAOSフェザー級/3分3R・延長1R
●内田道隆(K-1 GYM横浜infinity)(判定0-3=27-30、26-30、27-30)寺田 匠(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)○

◆第5試合◎K-1選抜vs格闘代理戦争・三将戦/KHAOSライト級/3分3R・延長1R
○梨緒弥(若獅子会館 MATSUBARA)(延長判定3-0=10-9、10-9、10-9 ※本戦判定0-1=29-30、30-30、29-29)大関敬真(BOXING-WORKS水龍會)●

◆第6試合◎K-1選抜vs格闘代理戦争・副将戦/KHAOSフェザー級/3分3R・延長1R
●山浦力也(北斗会館浅科道場)(3R18秒、KO)稲垣 澪(K-1ジム大宮チームレオン)○

◆第7試合◎K-1選抜vs格闘代理戦争・大将戦/KHAOSスーパー・フェザー級/3分3R・延長1R
●目黒翔大(優弥道場)(判定3-0=30-28、30-28、30-28)古宮 晴(昇龍會)○
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