青木真也vs世羅智茂はドロー。青木は試合後、魂のメッセージ【Road to ONE】

宮田(左)と田中もグラップリングで対戦(©Road to ONE Executive Committee)

宮田和幸と田中路教も10分ドロー


 この日の第2試合ではHEROS、DREAMといった国内のメジャーイベントで長く活躍し、2018年の大晦日に引退した宮田和幸(BRAVE GYM)が元UFCファイターの田中路教(フリー)とグラップリングマッチで対戦した。

 試合はメインの青木vs世羅戦同様、10分1R、タイムアップの場合は判定はなくドローとなるルールで行われた。

 ゴングが鳴ると2人は差し合いからケージ際でのポジション争いを展開。

 宮田は小手投げでテイクダウンを狙いながらスタンドでバックを取る。足をかけてグラウンドに引き込んでバックをキープして4の字ロックで固めると首を狙う。

 田中は動いて隙間を作って正対することに成功。宮田はガードに入れるが、田中は逃れてパスガードを狙うが宮田は許さない。なおもパスガードを狙う田中だったが、宮田は下からオモプラッタを狙うなど田中を翻弄。

 宮田は残り1分で背中越しに腕を取りかけるが、田中はしのぐと、バックを取って宮田の右腕を足で殺してから左腕を取りに行くが、宮田は許さず、タイムアップ。

 ともに一本を取ることができず、ドローとなったが、互いの持ち味を出し切った好試合となった。
「Road to ONE:2nd」(4月17日)
◆第6試合(メインイベント)Road to ONE グラップリング ライト級契約10分1R(判定無し)
△青木真也 (元ONE世界ライト級王者/EVOLVE MMA)(10分ドロー)世羅智茂(2017年 IBJJF アジア選手権黒帯フェザー級準優勝/CARPE DIEM)△

◆第5試合(セミファイナル)Road to ONE ムエタイ72.5kg契約3分3R
○緑川 創(Monster Guns)(判定3-0)西川大和(西川道場)●

◆第4試合 Road to ONE MMA バンタム級5分3R
●祖根寿麻(修斗元環太平洋バンタム級王者/ZOOMER)(1R3分58秒、フロントチョーク)後藤丈治(TRIBE TOKYO M.M.A)○

◆第3試合 Road to ONE MMA フェザー級5分3R
○工藤諒司(TRIBE TOKYO M.M.A)(1R2分59秒、TKO)椿飛鳥(トライデントジム)●

◆第2試合 Road to ONE グラップリング フェザー級10分1R(判定無し)
△宮田和幸(BRAVE GYM)(10分ドロー)田中路教(フリー)△

◆第1試合 Road to ONE ムエタイ ストロー級3分3R
○HIROYUKI(新日本キックボクシング協会バンタム級王者/Monster Guns)(2R1分33秒、KO)ポン・ピットジム(元オムノーイスタジアムフライ級8位/PIT GYM)●
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