世羅智茂vs岩本健汰の超豪華グラップリングマッチが緊急決定【5・31 修斗】

世羅と岩本の豪華グラップリングマッチが実現

青木真也による「AOKI PROJECT」第1弾


 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO2020 Vol.3 ABEMAテレビマッチ」(5月31日)の追加対戦カードが5月25日、発表された。

 現在、ONEChampionshipを主戦場とする青木真也が格闘技界に更なる光を当てるべく始まったABEMAの新企画「AOKI PROJECT」による注目カードが今大会で行われる。

 同企画では当初、第1弾として3・29後楽園大会で清水清隆と平良達郎の一戦がマッチメイクされていたのだが新型コロナウィルスの影響で大会自体が中止となってしまった。そんな中、急きょ今大会で「AOKI PROJECT」が緊急発動。世羅智茂(CARPEDIEM)vs岩本健汰(IGLOO)によるグラップリングマッチが行われることとなった。

 世羅は桜庭和志がプロデュースする「QUINTET」でも活躍し、「RoadtoONE:2nd」(4月12日)では青木と対戦。時間切れのドローには終わったが随所に2017年IBJJFアジア選手権黒帯フェザー級準優勝の実力を見せたことも記憶に新しい。

 対する岩本は柔術、ノーギの世界で快進撃を続ける23歳の超新星。青木をして国内唯一のグラップラーと言わしめる逸材で今年3月に開催された、国内フェザー級最強グラップラーを決めるトーナメント「GTF.3」に出場。名だたる組み技のスペシャリストを相手に全試合一本勝ちで優勝という偉業を成し遂げた。2018年、2019年と全日本ノーギ選手権無差別級を連覇し、さらにはアジア&オセアニア代表としてADCCに出場。世界の強豪たちに立ち向かい、上位入賞とはならなかったものの、国内グラップリング界に希望をもたらす活躍をみせた。

 世羅が青木戦後に次に戦いたい相手として岩本健汰の名前を挙げたことから、青木が今回のプロ修斗大会に強引にねじ込みこの一戦が実現した。

 これで今大会は全カードが決定。大会の模様は『ABEMA』で全試合独占生中継される。
プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO2020 Vol.3 ABEMAテレビマッチ」(5月31日)
〈新たに決定した対戦カード〉
◆AOKI PROJECT 提供マッチ グラップリングルール72kg契約10分1R
世羅智茂(2017年IBJJF アジア選手権黒帯フェザー級準優勝 /CARPEDIEM)vs 岩本健汰(ADCC2019アジア&オセアニア代表 ・GTF.3フェザー級王座決定トーナメント優勝 /IGLOO)

〈既に発表済みの対戦カード〉
◆世界バンタム級暫定王者決定戦5分5R
岡田 遼(同級1位・環太平洋王者/パラエストラ千葉)vs倉本一真(同級2位/修斗GYM東京)

◆THINKS INTERNATIONAL Presents 修斗女子初代スーパーアトム級王座決定トーナメント準決勝 5分3R
黒部 三奈(マスタージャパン)vs大島沙緒里(AACC)

◆THINKS INTERNATIONAL Presents 修斗女子初代スーパーアトム級王座決定トーナメント準決勝 5分3R
杉本 恵(AACC※インフィニティリーグ2019王者)vs中村未来(マルスジム)

◆ライト級5分3R
SASUKE(世界フェザー級6位/マスタージャパン)vs西浦ウィッキー聡生(KRAZY BEE)

◆バンタム級5分3R
清水清隆(世界フライ級2位/TRIBE TOKYO M.M.A.)vs小堀貴広(世界フライ級7位/ゴンズジム)

◆フェザー級5分3R
石井 逸人(世界バンタム級10位/TRIBE TOKYO M.M.A.)vs齋藤 翼(FIGHT FARM/総合格闘技津田沼道場)

◆ライト級5分2R
木下タケアキ(和術慧舟會HARTS)vs西川大和(西川道場)