コロナ進化 2020【アフロスポーツ プロの瞬撮】

 スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。
(2014年11月16日 新体操 全日本選手権 青森大学)
スポーツの進化。

道具やトレーニング方法、食生活によってタイムを競う競技は日進月歩で向上している。
一方、採点競技ではネット社会・SNSの影響もあり、ひと昔では考えつかなかったような動きがあたかも当然かのように繰り出されている。
タイムと採点のハイブリッド競技であるスキーのモーグルはそのいい例だろう。
1998年長野オリンピックでの里谷選手のコザックを覚えている人は多いはずだ。今や横回転に縦回転を混ぜた3D回転を板をつかみながらやる。ルール改正の影響もあるが、もはや超人的な動きだ。

採点競技では、まだ競技人口は少ないがパルクールや男子新体操がすさまじい動きをする。
男子新体操のチーム演技は技、表現力、協調性を必要とし、高い運動能力はもちろんのこと、見る側を楽しませることにも長けている。

SNSによってプロでもアマでも動きの世界最先端をいつでも見れる時代になった。
そこに技の限度、発想力の限度もなく、その道の探究者によって日夜新たなスゴ技が発信されている。

コロナ騒動でアスリートの多くは練習場を失い、狭い空間で体を動かし、いつも以上にイメージトレーニングで
時間を使っているのではないか。
高難易度や奇抜さ、スタイルの良さなど新たな動きを発想し、問題点や練習方法を考え出しているかもしれない。
それが完成した時、スポーツによるエンターテイメントはまたひとつ高次元に到達するのだろう。

アスリートの発想力がこれからの競技の魅力になるかもしれない。


■カメラマンプロフィル
撮影:松尾憲二郎
1985年 東京生まれ
都立工芸高校デザイン科卒業
バックカントリースキーの撮影にあけくれ雪山を登ってきた。
2014年より「アフロスポーツ」に所属。現在は様々なスポーツを撮影している。
日本スポーツプレス協会 (AJPS) 会員
国際スポーツプレス協会 (AIPS) 会員


【取材歴】
2015 冬季ユニバーシアード(スペイン/グラナダ)、EAFF 東アジアカップ(中国/武漢)、柔道・世界選手権
(カザフスタン/アスタナ)
2016 スキー遠征(モンゴル/アルタイ山脈)、リオデジャネイロパラリンピック

2017 冬季ユニバーシアード(カザフスタン/アルマティ)、冬季アジア大会(札幌)、夏季ユニバーシアード
(台湾/台北)、フィギュアGPシリーズ(ロシア/モスクワ)
2018 冬季オリンピック(韓国/平昌)、夏季アジア大会(インドネシア/ジャカルタ)、体操・世界選手権(カター
ル/ドーハ)
2019 陸上・世界選手権(カタール/ドーハ)

【個展】
2011 冷やしボブ(ボブ東京)
2014 YMK_展(EATME GALLERY 南青山)、YMK_展(UP LAND 札幌)
2016 SKIING MONGOLIA(代官山ヒルサイドテラス)、season(NIKON 新宿フォト・プロムナード)

【グループ展】
2018 AJPS報道展 『鼓動』
アフロスポーツ

1997年、現代表フォトグラファーである青木紘二のもと「クリエイティブなフォトグラファーチーム」をコンセプトに結成。1998年長野オリンピックでは大会組織委員会のオフィシャルフォトチーム、以降もJOC公式記録の撮影を担当。
各ジャンルに特化した個性的なスポーツフォトグラファーが在籍し、国内外、数々の競技を撮影。放送局や出版社・WEBなど多くの報道媒体にクオリティの高い写真を提供し、スポーツ報道、写真文化の発展に貢献している。

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