「三島由紀夫vs東大全共闘〜50年目の真実〜」にみる“言葉”のチカラ【黒田勇樹のハイパーメディア鑑賞記】

 こんにちは、黒田勇樹です。

 明日(7月23日)から三栄町LIVE×黒田勇樹プロデュースvol.9「首領(ドン)ちゃん騒ぎ」が始まります。

 毎度毎度恐縮ですが、今回も「とんでもないもの」ができたという手応えしかありません。

 相変わらずの新型コロナ対策で客席も縮小していますが、その分、長めの日程となっています。「ぜひ」とも言い難いご時世ですが、「ぜひ」。

 今週は鑑賞記です。
 
 人生相談も引き続き募集中です。
黒田勇樹
 観てきました! 皆さんご存知のTV局、TBSが保管していた実際の映像を元に作られた、ドキュメンタリー映画「三島由紀夫vs東大全共闘~50年目の真実~」

 すげー簡単に言うと、左翼的な思想の東大生たちが、右翼的思想の持ち主の代表として、作家・三島由紀夫を東大へ呼び出し、討論を行ったっつー話なのですが、まぁ、面白い。

 毎度書きますが、僕は右も左もあまり興味がなく「そんなにポジション決めないで、都度都度最善策を話し合えばいいのに」とか思っちゃう現代っ子のシティボーイなんですが、唯一、傾倒しているものがあるとすれば「文化」

 すなわち、世界のあらゆる出来事、森羅万象を「言葉にしていく」作業。


 三島由紀夫さんについては「先輩たちがみんな好きな作家さん。いつか読まなきゃな」ぐらいに思っていて、作品に初めて触れたのは2年ほど前に、この作品でもナレーションを担当されている東出昌大さんが主演していた「豊饒の海」を演劇化した作品だったんですが、これもまたとても面白かった。

 僕も、一応、物を書くことを仕事にさせて頂いているので「こういう作品を作る人が、どういう人物であるのか」というのは、とても興味深い情報です。

“敵地”と言ってもいい、当時の情勢を考えれば“暗殺”すらあり得る東大へ赴き、1000人の学生の前でマイクを取る三島。

 もうね、この姿からずっとセクシー。そしてなによりも重要なのが“ユーモラス”であるということ。

 ユーモアって、相手を理解していないと言えないんですよね。

“全く反対の思想”を持っている人たちを“笑わせる”というのは、とても偉大で平和的な行為。

 それをさらっとやってのけてる。

 最後に東大側のリーダー的人物を、自分の団体へ誘っているのも“ちょい悪”でとても魅力的。


 映画的に「結論」とか「真実」を、後付けで決めにかかってるところは「いや、観た人それぞれが考えればいいじゃん」と、不満もありましたが、この映像を映画館の大迫力で観れたことはとても満足でした。


 世界中の争いが“議論”によって解決していくことを、僕は強く望みます。
そのヒントにもなると思うので、是非、皆さまご覧下さい!
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黒田勇樹(くろだ・ゆうき)
1982年、東京都生まれ。幼少時より俳優として舞台やドラマ、映画、CMなどで活躍。
主な出演ドラマ作品に『人間・失格 たとえば僕が死んだら』『セカンド・チャンス』(ともにTBS)、『ひとつ屋根の下2』(フジテレビ)など。山田洋次監督映画『学校III』にて日本アカデミー賞新人男優賞やキネマ旬報新人男優賞などを受賞。2010年5月をもって俳優業を引退し、「ハイパーメディアフリーター」と名乗り、ネットを中心に活動を始めるが2014年に「俳優復帰」を宣言し、小劇場を中心に精力的に活動を再開。
2016年に監督映画「恐怖!セミ男」がゆうばり国際ファンタスティック映画祭にて上映。
現在は、映画やドラマ監督、舞台の脚本演出など幅広く活動中。

公式サイト:黒田運送(株)
Twitterアカウント:@yuukikuroda23

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